登山の朝は寒い。でも登っているうちに暑くなる。で、稜線に出たらまた寒い。けどジャケットを着るほどではない…。こんな悩み、誰しも経験したことがあるはず。
そこで登場するのが、山と道の「Light Alpha Sleeves」。ただのアームカバーと侮るなかれ。めちゃくちゃ軽いのに適度に温かい。でも暑くならない。しかも汗をかいても冷えにくい。
これ、理想の行動着では?
実際に登山で使ってみたのでその実力をレビューします!
登山でアームカバーは必要?
容赦なく降り注ぐ紫外線、チクチク襲いかかる草木、そして油断した瞬間にまとわりつく虫たち…。
アームカバーを使えば日焼け防止はもちろん、暑いときは汗を吸収し、寒いときは保温にも役立ちます。また、長袖を着るよりも体温調整がしやすく、手軽に脱ぎ着できるのもメリット。
薄手で速乾性のある素材を選べば、快適に登山を楽しめます!
山と道「Light Alpha Sleeves」とは?【アルファダイレクトのアームカバー】

「アームカバーなんてどれも同じでしょ?」って思った? いやいや、これが全然違うんです。
Light Alpha Sleevesはあの「ポーラテック® アルファダイレクト(Polartec® Alpha Direct)」を使った超軽量・超通気・超快適なアームカバー。
▼ スペックをサクッと確認
項目 | 詳細 |
---|---|
重量 | 37g (Size S) 40g (Size M) |
素材 | Polartec Alpha Direct (100% Polyester) 85g/m² |
カラー | Black, Glacier White, Light Gray |
サイズ | S / M |
価格 | 約6,000円(時期により変動あり) |
重さ、たったの40g(Mサイズ公式値)。ちょっとした行動食1袋より軽い。それなのにしっかり暖かい。でも蒸れない。
Light Alpha Sleevesを使ってみて驚いたこと


実際に登山で使ってみました。結論から言うと「ちょっとした温度調整が楽になったし、何よりデザインが好き」が率直な感想。
▼ 何がすごい?
1. とにかく「ちょうどいい」温かさ
朝、寒い。でも歩き始めると暑くなる。だからといってTシャツ1枚じゃ寒い。
そこで、Light Alpha Sleevesをつけてみました。するとすぐに快適に。寒さは感じないのに、暑くもならない。普通のアームウォーマーだと暑くなりすぎたり、逆に寒すぎたりしますが、これはまさに「絶妙」。
→ 「寒さが消えて、暑さもこない」という感覚。これがすごい。
2. 汗をかいても冷えない。むしろ乾くのが早い
登山で困るのが汗冷え。上りで汗をかいて、休憩したら一気に冷える現象…。でも、Light Alpha Sleevesは汗をかいても冷たくならない。むしろすぐ乾く。

ポーラテック・アルファダイレクトの秘密
- 繊維の間に空気を含むから、汗をかいても冷えにくい
- 通気性がめちゃくちゃ高いので、すぐ乾く
→ 結果:汗をかいてもベタつかない&冷えない。すごい快適。
3. 温度調整が爆速でできる
これが重要。登山中って「ちょっと寒い、ちょっと暑い」の連続じゃないですか? そのたびにジャケットを着たり脱いだりするのがめんどくさい。
でもアームカバーなら片手でサッと外せる。しかも、めっちゃコンパクトになるから、ポケットに突っ込んでおけばOK。サムホールもあるので指先の自由も確保できる!
→ 「着脱のしやすさ=温度調整のしやすさ」これが本当に便利。
逆にちょっと微妙な点は?

ここまで絶賛してきましたけど、当然デメリットもあります。正直に言います。
1. 防風性はゼロ
アルファダイレクトは超通気性素材。つまり風はガンガン通ります。

→ 対策:ウィンドシェルやレインウェアの下に仕込む。
2. 摩耗に弱い(毛玉できやすい)
毛足の長いフリースみたいな素材なので、ザックのショルダーハーネスや岩場で擦れると毛玉ができやすい。
→ 対策:藪漕ぎや岩場では注意。洗濯時はネットに入れる。
Light Alpha Sleevesはどんな人におすすめ?

このアームカバー、「こういう人には絶対刺さる」っていうのをまとめました。
UL(ウルトラライト)思考の登山者
→ 「軽くてコンパクトな防寒着が欲しい!」って人には最高。
こまめに温度調整したい人
→ ジャケットを脱ぎ着するのが面倒な人にピッタリ。
汗冷えが嫌な人
→ 通気性&速乾性が最強なので、汗冷えしにくい。
春・秋・冬の登山をする人
→ これがあれば温度調整&紫外線対策ができる。真夏は高山なら持っていくべき。
まとめ!Light Alpha Sleevesは結局、買い?

✔ 軽いのに、適度に温かい。でも暑くならない。
✔ 汗をかいても冷えない&すぐ乾く。
✔ 着脱が爆速。温度調整がラクすぎる。
✖ 防風性はゼロなので、ウィンドシェルとの併用推奨。
✖ 摩耗には注意が必要(でも軽さと引き換えと考えればアリ)。
結論:登山での温度調整が劇的に快適になる。
特にUL思考の人、汗冷えを避けたい人にはドンピシャ。持っておいて損しないアイテム。
次の登山、これ持っていってみてはどうでしょう? めちゃくちゃ快適になるはずです!