今回は、僕が登山のたびに必ずザックに忍ばせているエマージェンシーアイテムのひとつ、「SOL(ソル)アウトドア ヒートシート エマージェンシーブランケット(オレンジ)」についてご紹介します。

正直なところ、まだ実際に使う場面には出会っていません。でも、「万が一」が起こるのが自然の世界。道迷い、急な悪天候、ケガや低体温症……どんなトラブルにも備えておくことの安心感が違います。
このSOLのヒートシートは、数あるブランケットの中でも、軽くて丈夫で暖かく、音も静かで繰り返し使えるという点でかなり信頼できるアイテム。
今回はその実力や特徴、他のエマージェンシーブランケットとの違いも含めてレビューしていきます!
SOL(ソル)とは?―過酷な状況下で信頼されるエマージェンシーギアブランド

SOL(ソル)とは、「Survive Outdoors Longer」の頭文字を取ったアメリカ発のブランドで、過酷な環境下でも“より長く生き延びる”ことを目的に開発された、サバイバル&エマージェンシーギアを専門とするメーカーです。
アドベンチャーメディカルキット社が展開しており、主に登山・トレッキング・アウトドア・防災シーンで活躍する製品を多数ラインナップしています。
特に有名なのが、NASAの技術を応用した高性能な「ヒートシート®」シリーズ。これは、純度99.999%のアルミを蒸着加工した特殊なポリエチレンシートで、体熱の約90%を反射することで体温低下を防ぎ、低体温症などのリスクを軽減してくれます。
その性能の高さと信頼性から、世界中のアウトドア愛好者やプロの冒険家、防災専門家たちに支持されています。
ただの非常用グッズにとどまらず、「命を守る道具」として設計されているのがSOL製品の魅力です。ヒートシート以外にも、緊急用のビビィサック、サバイバルキット、着火ツールなども展開しており、「万が一」に備えるうえで欠かせないブランドとなっています。
SOLのエマージェンシーブランケットってどんなアイテム?

まずは基本スペックからご紹介します。
項目 | 内容 |
---|---|
商品名 | SOL アウトドア ヒートシート エマージェンシーブランケット |
色 | オレンジ(裏面:シルバー) |
材質 | ポリエステル(ヒートシート®:ポリエチレン+高純度アルミ蒸着) |
サイズ | 約142cm × 213cm(大人1人用) |
重量 | 約70g |
特徴 | 体熱の90%を反射、破れにくく静音性あり、繰り返し使用可能 |
スタイル | カジュアル/アウトドア/防災用 |
ブランド | SOL(Survive Outdoors Longer) |
製造技術 | AFM社製のヒートシート素材使用、宇宙財団認証技術採用 |
主な用途 | 登山・キャンプ・車載・防災備蓄・低体温症対策・非常時保温 |
その他の利点 | 音が静か、引き裂きに強い、ポケットティッシュほどの収納サイズ |
登山やアウトドアだけでなく、地震や台風などの自然災害時にも活躍する定番のサバイバルアイテムです
SOLの製品は、ただの防寒用シートにとどまらず、「実用性」「耐久性」「快適性」にも配慮されているのが魅力です。
SOLのエマージェンシーブランケットを実際に持ち歩いて感じた良いところ【レビュー】

軽くてコンパクト、なのに頼もしい
登山装備はできるだけ軽く、かさばらないことが大事。このヒートシートは折りたたむとポケットティッシュほどのサイズになり、重さも約70gと超軽量。ウエストバッグの隙間やバックパックのサイドポケットに入れておいても全く邪魔になりません。
「本当にこれであたたかいの?」と疑ってしまうほど薄くて軽いですが、しっかりとした断熱効果があります。
ガサガサ音が少なくて静か
意外と見落とされがちなのが「音」の問題。一般的なエマージェンシーシートは広げたときにビニールのようなガサガサ音が大きく、特に夜間の避難時などではストレスになります。
その点、SOLのヒートシートは素材がしなやかで音が非常に静か。静かに包まれる感覚があり、精神的にも落ち着けます。これって、思っている以上に大事なんです。
頑丈で破けにくい
安価なブランケットは一度広げただけで破れてしまうことも。でもこのヒートシートは、ちょっとやそっとじゃ破けません。引っ張っても裂けにくく、風にも比較的強い。繰り返し使えるというのは本当にありがたいです。
「ヒートシート(R)」素材って何がすごいの?

この製品の心臓部ともいえるのが、A.F.M(Advanced Flexible Materials社)によって開発された「ヒートシート(R)」です。
- ポリエチレンの生地に、純度99.999%の高純度アルミを蒸着加工
- 体熱の90%以上を反射し、外気からの冷気を遮断
- NASAが開発した反射断熱技術を民間に応用
- アメリカ宇宙財団の認証を受けた、信頼のスペーステクノロジー
この素材の恩恵により、他のブランケットとは一線を画する保温性・耐久性・静音性が実現されています。登山という極限環境では、こうしたスペックの高さが命を救うかもしれません。
SOLのエマージェンシーブランケットはどんなシーンで活躍する?おすすめの使い方

実際の登山中、どんなタイミングで使うことになるのかをイメージしておくと、いざというときに慌てません。
- 山頂での急な天候変化に対応:強風で体温が奪われそうなとき、さっと取り出してくるまるだけで保温効果が期待できます。
- ケガや体調不良で動けなくなったとき:仲間の救助を待つ間の体温低下防止に。
- 山小屋にたどり着けなかった時のビバーク対策:最低限のシェルターとして活用可能。
- キャンプや焚き火中の予備毛布代わりに:焚き火と併用しないように注意は必要ですが、防寒アイテムとしても活躍します。
- 災害時の避難バッグにも:自宅・車・職場に1枚ずつあると安心です。
他社製のエマージェンシーブランケットと比べてどう?

市販の安価なブランケットと比較してみました:
項目 | SOLヒートシート | 一般的なブランケット |
---|---|---|
素材 | ヒートシート(R) | ポリエステル+蒸着アルミ |
静音性 | ◎(ほぼ無音) | △(ガサガサうるさい) |
耐久性 | ◎(破れにくい) | △(使い捨て前提) |
繰り返し使用 | ○(可能) | ○(可能) |
サイズと軽さ | ◎(大きくて軽い) | ○(思ったより小さい場合が多い) |
価格 | やや高め(1000円前後) | 非常に安価(100円程度もあり) |
価格だけ見れば安価なものもありますが、登山や防災といった「命を守る」用途を考えると、安心できる製品を選ぶべきだと僕は感じています。
防災グッズとしても常備しておきたい

このヒートシートは登山だけでなく、家庭用の防災備蓄としても非常におすすめです。コンパクトなので、
- 家族の人数分を防災リュックに入れておける
- 停電時や避難所生活での寒さ対策になる
- 車の中に常備すれば、冬場の立ち往生でも安心
「まだ起こっていない災害」より、「起きたときに何を持っていたか」が重要になるのが防災。1枚あるかないかで、大きく違います。
SOL ヒートシート エマージェンシーブランケットの口コミ評判まとめ

実際に使っている人の声って気になりますよね。僕自身はまだ「使う機会がない」ですが、信頼性の高い素材と使いやすさから、登山や防災用に多くの人が持っているアイテムです。
ここからは、ネットやレビューサイトで見かけたSOLヒートシート エマージェンシーブランケットの口コミをまとめてみました。購入の参考になれば嬉しいです。
ポケットティッシュぐらいのサイズに折りたためるので、ザックの隙間に忍ばせられて助かります。軽いのに丈夫で、これなら緊急時に安心です。
寒いキャンプで寒さを感じた時に使いました。体熱の反射が本当に効いて、いつもより冷えにくかったのが実感できました。
他のエマージェンシーブランケットだと、使う時にビニールみたいな音がしてうるさいのですが、SOLのは静かで周りを気にせず使えます。
何度も繰り返し使っていますが、ほつれや破れが全然ありません。アウトドアで安心して使えるアイテムです。
オレンジ×シルバーの色は目立つので、もしもの時に自分の場所を知らせやすいのが良かったです。防災用品としても最適ですね。
SOLのエマージェンシーブランケットは機能性だけでなく使い勝手も高評価。特に軽さや保温効果、静音性に満足する声が多いのが特徴です。
もし登山やアウトドア、非常時の備えとして検討しているなら、ぜひこのブランケットを持っておくことをおすすめします。軽くてコンパクトなので、普段からカバンに忍ばせておくと安心ですよ!
結論:買ってよかった。登山者の「お守り」として最高の一枚

正直、まだこのブランケットを広げたことはありません。でも、だからこそ「持っていてよかった」と思える。使わずに済むのが一番。でも、万が一のときには確実に役に立つアイテムです。
軽くてコンパクト、丈夫で信頼できる素材。数あるエマージェンシーブランケットの中でも、SOLのヒートシートは群を抜いた品質だと感じています。登山をする方はもちろん、災害への備えとしても一家に一枚、強くおすすめできるアイテムです。