登山の軽量化は、いまやベテランだけでなく初心者にとっても関心の高いテーマです。UL(ウルトラライト)志向の登山者なら、ザックやテント、シュラフまで、すべての装備の重さを「g単位」で把握したいもの。
そんなとき、家庭用のクッキングスケールだけでは限界があります。1kg以上の装備になると測定できなかったり、形状的に載せづらかったりと不便。

そこで頼れるのが、MYCARBON 吊り下げ式デジタルスケールです。
最大50kgまで測定可能で、精度も±30g。コンパクトなのにパワフルで、登山者の「知りたかった本当の装備重量」を正確に教えてくれる頼もしいギアです。ベースウェイト(水、食料、燃料などの消耗品を除いた重量)を測るときに便利なので今回レビューします。
▶︎ MYCARBON 吊り下げ式デジタルスケールの詳細はこちら
登山装備の軽量化は「ベースウェイトの把握」から

登山において「軽量化」は、もはや趣味や流行ではなく、行動力・快適性・安全性を左右する重要な要素です。特にUL(ウルトラライト)志向の登山者にとっては、ベースウェイト(食料・水・燃料を除いた装備の重さ)をどれだけ削れるかが装備選びの基準になります。
そんな「ベースウェイトの見える化」に欠かせないのが、高精度かつ高耐荷重なスケール。家庭用のクッキングスケールだけでは測れない大型装備の重量を、手軽に・正確に把握できるのが「MYCARBON 吊り下げ式デジタルスケール」です。
▶︎ MYCARBON 吊り下げ式デジタルスケールの詳細はこちら
MYCARBON 吊り下げ式デジタルスケール(はかり)のスペック表
-1024x683.jpg)
実際に手に取る前に、気になるのが「どんな機能があるのか」「どれくらいの精度で測れるのか」といったスペック面。
ここでは、MYCARBON 吊り下げ式デジタルスケールの主な仕様を表でまとめました。軽量性と機能性のバランスに優れた一台です。
最大50kgまで測れる高耐荷重仕様でありながら、わずか98gの軽量設計。登山や旅行、日常の荷物管理にも気軽に使える、実用性の高いアイテムです。
▶︎ MYCARBON 吊り下げ式デジタルスケールの詳細はこちら
MYCARBONはどこの国のメーカー?安心して使えるの?

MYCARBON(マイカーボン)は、中国を拠点とするメーカーです。主にサーキュレーターやデジタルスケール、温湿度計など、生活をちょっと便利にする実用系アイテムを手がけているブランドとして、Amazonや楽天を中心に日本国内でも多くの製品が販売されています。
「中国メーカー」というと不安に感じる方もいるかもしれませんが、MYCARBONは日本語の説明書付き製品が多く、問い合わせ対応や初期不良への保証(12か月)も明記されているため、サポート面で安心感があります。
実際にAmazonレビューでも「精度が高い」「コスパが良い」といった声が多く、実用的なツールとしても定評があります。
特徴①:50kgまでOK!ザックごと吊るせる頼れる最大計量

MYCARBONの最大の魅力は、50kgまで測定できる高耐荷重性能。登山のフル装備(テント泊・雪山用など)で重くなったザックや、2人分の共同装備も余裕で測れます。
しかも、10g単位で測定できるので、テントやマット、シュラフ、クッカー、食料など、個別のギア重量もしっかり把握できます。
「登山前にギアを全部詰めたザックを持ち上げて、ポンと計量」
その一手間で、山行の安全性と快適さがグッと上がります。
特徴②:コンパクトで軽い!わずか98gの手のひらサイズ

登山に持っていく道具だからこそ、サイズと重量も重要ポイント。MYCARBONのスケールは、本体サイズ15×3.2×2.0cm、重量約98g(電池込み)と非常に軽量コンパクト。
使わないときはギアポーチに忍ばせておけますし、テント場で再計量したい時にも邪魔になりません。
私も実際、縦走前夜に装備の見直しで役立てています。
特徴③:見やすく、握りやすい設計。LEDバックライト付きで暗所も安心

スケールの液晶は、30×16mmのLEDバックライト付きディスプレイ。早朝や薄暗い部屋でも、表示がくっきり読み取れます。
また、人間工学に基づいた形状で、手にしっかりフィットするグリップ感。荷物を安定して吊り上げやすく、重さのロック機能(HOLD)もあるため、正確な数値を読み取るのが簡単です。
特徴④:風袋引き(Tare)&オートパワーオフなど、多機能で賢い
吊り下げはかりとしての使い勝手も抜群。特に便利なのが「風袋引き機能(Tare)」。袋やサックにギアを入れて測りたいとき、まず袋の重さを測ってボタンを一度押せば、その重さを差し引いて中身だけの重量を表示してくれます。
また、約60秒間操作しないと自動で電源が切れる「オートパワーオフ機能」も地味にありがたい。節電しながら使え、山行前の慌ただしいパッキング作業でも気にせず使えます。
▶︎ MYCARBON 吊り下げ式デジタルスケールの詳細はこちら
MYCARBONの吊り下げ式デジタルスケールでテントを測ってみた

登山のベースウェイト管理に欠かせないのが「正確な装備の重量チェック」。今回は、MYCARBONの吊り下げ式デジタルスケールを使って、MSRの軽量テント「フリーライト1」の実測を行ってみました。
テント本体だけでなく、ペグやグランドシートもすべて含めた一式の重量。実際に吊り下げて測ってみたところ、計測値は0.94kg(940g)。メーカー公称値と比較しても大きなズレはなく、十分信頼できる精度だと感じました。
このように、MYCARBONのスケールは軽くて扱いやすいだけでなく、正確性も高いのが魅力。特にテントのように嵩張るギアは、吊り下げ式での計測が最も手軽で現実的です。今後も定期的な装備チェックに活用していきたいと思います。
▶︎ MYCARBON 吊り下げ式デジタルスケールの詳細はこちら
家庭でも活躍!登山以外のシーンにも万能

登山だけでなく、旅行のスーツケース重量チェック、宅配荷物の計量、釣り具や工具の重さ確認など、家庭用としても便利に使えます。
機能面がしっかりしていて、しかも耐久性の高いステンレス製なので、長く愛用できます。
▶︎ MYCARBON 吊り下げ式デジタルスケールの詳細はこちら
注意点と補足:誤差や測定のコツ
- 公称誤差は±30g。UL志向で数十gの差を気にする方は、目安として使うと◎。
- 測定はなるべく「荷物が15kg以上なら両手で持ち上げて安定させる」こと。手ブレによる誤差を防ぎます。
- 測定後の「HOLD」表示の数値が記録されるので、ぶれた数値を見て焦らなくてOK。
MYCARBON 吊り下げ式デジタルスケールの口コミ評判
MYCARBONの吊り下げ式デジタルスケールは、登山道具の重さを知りたい人にも、旅行の荷物をしっかり管理したい人にもおすすめのアイテム。以下では、実際に使ってみた方のリアルな口コミをご紹介します。
コンパクトで使いやすく、それでいてしっかり頼れる—そんなスケールを探している方の参考になれば嬉しいです。
登山前のパッキングでザック全体を吊るして重さを測るようになり、ベースウェイトが一目瞭然に。±30gの誤差も気になるレベルじゃなく、自分の装備軽量化の基準ができました。
海外旅行時に重さが不安でいつも超過料金が心配だったけど、これを使うようになってから全く問題なし!50kg対応なので、家族分の荷物もまとめてチェックできて本当に便利。
見た目よりかなり軽くて、98gしかないから山に忍ばせても全然気になりません。液晶のバックライト付きで早朝や薄暗いテント内でも安心して使えました。
風袋引き機能を使えば袋に入れて測れるので、シュラフやウェアの重さもスッキリ分かります。オートホールドの機能も便利で、吊るしたまま数値をキープしてくれるのが助かります。
1200円台で買えて、12か月保証付きは嬉しいポイント。レビューで評価が分かれてるけど、自分はメーカー対応もスムーズだったし、登山ギアの重量測定には十分すぎる精度と耐久性だと感じました。
登山や旅行の「あと○グラム減らしたい…」に応えてくれる、MYCARBONの吊り下げスケール。荷物の管理がちょっと楽しくなる、そんなアイテムだと思います。
▶︎ MYCARBON 吊り下げ式デジタルスケールの詳細はこちら
まとめ:ULハイカー必携!数字で軽量化を実感しよう

MYCARBON 吊り下げ式デジタルスケールは、登山ギアの総重量を正確に管理したいすべての人におすすめです。UL登山を目指す方、LCC利用者、旅行好きな人まで、幅広く使える一台。
コンパクトで軽く、機能的で正確。持っていて損はないスケールです。
「感覚」ではなく「数値」で荷物を知ること。それが、安全で快適な登山道具軽量化への第一歩です。
▶︎ MYCARBON 吊り下げ式デジタルスケールの詳細はこちら