テント泊の夜、寝るにはまだ早いけど、食事はすでに済んでいて、だけどちょっと小腹が空いた……。そんな登山あるある、ありますよね?
僕の場合、そんなときによく活躍してくれるのが無印良品の「ミニラーメン」とwildo(ウィルド)フォールダーカップの組み合わせです。
普段は、テント場での晩酌用に持っていっているwildoの折りたたみカップ。このカップ、コンパクトで軽量(たった25g)なのに丈夫で、カップ麺やスープにもバッチリ使える万能アイテムなんです。
無印良品とは?

無印良品(MUJI)は、日本発のシンプルで機能的な生活雑貨ブランドです。
1980年に西友のプライベートブランドとして誕生して以来、「わけあって、安い。」というキャッチコピーで話題となり、現在では世界中にファンを持つ人気ブランドに成長しています。
特徴は、無駄を省いたデザインと品質の高さ。衣類、家具、文房具、食品、化粧品など多岐にわたるジャンルで製品を展開しており、どれも「必要なものを、必要なかたちで」という哲学に基づいて設計されています。
アウトドアや登山用としても、無印良品のアイテムは活躍します。今回ご紹介しているミニラーメンもその一つ。手軽さ・サイズ感・素材の安全性など、「登山でも使いやすい理由」がぎゅっと詰まっています。
無印良品の「ミニラーメン」は、登山にちょうどいい

無印のミニラーメンは、1袋約30g・お湯200mlで作れる超コンパクトなインスタントラーメン。軽くてかさばらず、食料入れにスルッと入るので、万が一の非常食代わりに持っていくのにもピッタリ。

登山ではなるべく軽く、でも美味しく、温かいものが食べたい。そんなわがままにこたえてくれるのがこのミニラーメンの魅力です。
種類も実はけっこう豊富で、気分で選べるのもうれしいポイント。

ミニラーメンのラインナップ(2025年5月現在):
- チキン味:万人受けする定番のやさしい味。夜にぴったり。
- キムチ味:ピリ辛好きにはたまらない。冷えた体にじんわりしみる。
- トムヤムクン味:レモングラス香るエスニック系。冒険気分を味わいたいときに。
無印ミニラーメンの作り方は簡単。でもちょっとしたコツもあり!

まず、ラーメンを袋から出してみると分かるんですが……そのままだとwildoのカップからはみ出してしまいます。なので、ラーメンを軽く割ってからカップに入れるのがポイント。サクッと割れるのでストレスなし。

あとはお湯を注いで、約3分待つだけ。すると、スープ代わりにもなるミニサイズのラーメンが完成します!
お湯はEVERNEW Ti FH Mug 300で沸かしてます

このラーメンに必要なお湯の量は約200ml。僕がよく山で食べるカレーメシ(230ml)はエバニューのチタンマグ(Ti FH Mug 300)でお湯を沸かしてるんですが、ミニラーメンはもっと少ないお湯の量でOK。
なのでミニラーメンと同じ装備でいけるんです。わざわざクッカーを増やす必要もないし、荷物もそのまま。これは嬉しい発見でした。普通のインスタントラーメンやカップラーメンだと500ml前後のお湯が必要になっちゃうんでね…。
無印ミニラーメンのメリット

- 軽量で荷物にならない(ミニラーメン約30g、カップ25g)
- テント場でもサッと作れる簡単さ
- 汁物代わりにちょうどいい満足感
- 登山中の非常食や補給食としても優秀
- ちょっとしたご褒美感がある
食後のひといきに、熱々のスープ代わり。山の寒さで冷えた体を、手のひらサイズのラーメンがやさしく温めてくれる感覚、クセになります。

あとお湯がなくてもそのままボリボリベビースターラーメンみたいな感じでお菓子として食べれるのもポイント高いです。ちょっと味は濃いかもですが… !
無印良品のミニラーメンは小さくてもあなどれない!山ごはんに「遊び」を加えてくれる一品

登山では、「食べる」ことが意外と楽しみの大部分を占めています。本格的な食事じゃなくても、ちょっと温かいものを口にできるだけで、テンションが上がるし心がほぐれます。
無印のミニラーメンとwildoのフォールダーカップ。どちらも軽くてかさばらないので、ザックのどこかに「しのばせておく」と、思わぬタイミングで活躍してくれるかもしれません。
防災やキャンプにも使えるこの組み合わせ、ぜひ一度試してみてくださいね!今回部屋で作ったんですが、洗い物が面倒だったので、次から山に持っていく時はミニラーメンをアイラップに入れようと思います。