登山でスマホのバッテリーが切れると地図もカメラも連絡もアウト。「詰んだ…」ってなる前にモバイルバッテリーは必ず持っておきましょう。
ということで今回は実際に山でガチ使いしているモバイルバッテリー3つ+サブ的に使う3つを紹介。Amazonで気軽に買えるってのもあってほぼAnkerになってました!
登山用モバイルバッテリーの選び方|容量・重量・安全性に注目

登山におけるモバイルバッテリーの役割は、スマホやGPS、ヘッドライトなどの電子機器を安全に使い続けるための「命綱」。信頼できるバッテリー選びが生死を分ける場面もあります。
まず注目すべきは容量(mAh)。日帰りなら5,000mAh前後、テント泊や縦走なら10,000〜20,000mAh程度が安心です。ただし容量が増えると重量も増すため、本体重量とのバランスが重要になります。
また、寒さに強い設計や過充電防止などの安全機能付きモデルを選ぶことで、標高の高い場所でも安定して使えます。万が一に備えてPSEマーク付きの製品を選ぶとさらに安心です。
日帰り登山・テント泊でも必ず持っていくモバイルバッテリー

大容量のものから軽量なものまで、日帰りかテント泊かによって持っていくモバイルバッテリーを決めています。
今のところどれも信頼性が高く、山の中で問題なく使えてるものばかり!
milestone MS-LB3 Smart Mobile Battery

スマホの充電メインに使っているのがマイルストーンのSmart Mobile Battery。実はこれマイルストーンから販売されているMS-i1ヘッドライト専用のバッテリーです。が、USB-Type Cを繋げばスマホの充電もできちゃうんです。
そして驚くべきはその軽さ。容量が3400mAhあるにもかかわらず約50g。チェストポケットやウエストポケットに収めても全然気にならないサイズ感。かなりコンパクトで軽量、UL志向の方も満足できると思います。
項目 | 内容 |
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製品名 | MS-LB3 Smart Mobile Battery |
容量 | 3400mAh |
カラー | EG(イーズグリーン) |
本体質量 | 約50g |
付属品 | 専用USBケーブル(USB Type-C) |
定価(税抜) | ¥4,500 |
発売日 | 2022年7月 |
対応モデル | milestone MS-i1専用バッテリー |
その他の特徴 | スマホや時計も充電可能。モバイルバッテリーとしても使用可能な多機能モデル。 |
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Anker PowerCore 10000

登山や旅行はもちろん、普段使いにも最適なAnker PowerCore 10000。クレジットカードサイズでザックの隙間ならどこにでもすっぽり入ります。
実際に使ってみると「やっぱりこれがベストバランスだな」と思えるポイントが多く、とりあえずで持っておいて損はないモバイルバッテリー。僕は主にGoProバッテリーの充電に使っています。
項目 | 内容 |
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製品名 | Anker PowerCore 10000 |
バッテリー容量 | 10000mAh |
サイズ | 約92 × 60 × 22mm |
重さ | 約180g(卵約3個分) |
入力 | 5V = 2A |
出力 | 5V = 2.4A(最大12W) |
対応機種 | iPhone 15〜8シリーズ、Galaxy S10〜S9、Pixel 5〜3、Nexus、iPad各種(第8世代〜Pro)、他スマートフォンやタブレット |
特徴 | ・世界最小&最軽量クラス(2019年5月時点) ・iPhone 15を約2回充電可能 ・PowerIQ+VoltageBoostでフルスピード充電 |
パッケージ内容 | Anker PowerCore 10000、Micro USBケーブル、取扱説明書、18ヶ月保証+6ヶ月(会員登録後)、カスタマーサポート |
製品型番 | A1263N12(ブラック)、A1263036(ブルー)、A1263026(ホワイト)、A1263096(レッド) |
注意事項 | ・Quick Charge非対応 ・ライトニングケーブル、ACアダプターは別売 ・電熱ベスト/空調服には非対応 ・パススルー充電非対応など |
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Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)

山で突然の雨に見舞われスマホが濡れて充電できない…そんな時に役立つのがマグネット式のモバイルバッテリー。スマホの背面に引っ付けるだけで充電可能。(MagSafe対応のスマホか、Qi規格に対応したワイヤレス充電機能を内蔵していればケースで対応できます)
スマホが濡れてもマグネットでしっかりと接続されるので安定して充電できます。ケーブルを差し込む手間も不要。
スマホの充電はマイルストーンのSmart Mobile Batteryがメインですが、いざという時の予備としてこちらもザックに忍ばせています。
項目 | 内容 |
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製品名 | Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000) |
シリーズ | Anker MagGoシリーズ(MagSafe対応iPhone専用) |
対応機種(ワイヤレス充電) | iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max |
バッテリー容量 | 5000mAh |
サイズ | 約 9.3 × 6.4 × 1.5 cm |
重さ | 約124g |
入力(USB-C) | 5V = 2A(最大10W) |
出力(USB-C) | 5V = 2.4A(最大12W) |
出力(ワイヤレス) | 最大7.5W(MagSafe準拠。ただし15Wではない) |
充電延長目安 | iPhone 14 Pro Maxで動画再生約19時間分(Anker調べ) |
カラー展開 | ブラック(A1616011) ホワイト(A1616021) ピンク(A1616051) グリーン(A1616061) パープル(A16160V1) |
ケーブル | USB-C & USB-C(長さ 約0.6m) |
対応ケース | MagSafe対応ケースのみ ※非対応ケース・金属/磁気のあるケース・厚さ2mm超のケースは不可 |
その他機能 | パススルー充電対応(デバイス満充電後に本体充電) |
非対応用途 | 電熱ベスト・空調服などへの給電不可 |
注意事項 | – ケース装着時はMagSafe対応が必須 – 革製ケースにマグネット跡が付く場合あり – ポケットなど肌に直接触れる使用は非推奨 – 2台同時充電は不可(有線が優先されワイヤレス停止) – 充電中は本体が熱を持つ場合あり(仕様上正常) – ペースメーカーや磁気カードに近づけないよう注意 |
保証内容 | 18ヶ月保証 + 6ヶ月延長(Anker会員登録後) |
パッケージ内容 | 本体、USB-C & USB-Cケーブル(0.6m)、取扱説明書、保証案内 |
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主にテント泊の時にだけ追加で持っていくモバイルバッテリー

1泊2日程度のテント泊、スマホのみなら最小限のモバイルバッテリーでなんとかなるかもしれません。でもGoProなどのカメラ類も充電するとなると追加のモバイルバッテリーが必要不可欠。
テント泊でもモバイルバッテリーが命綱。特にカメラやスマホをフル活用すると充電切れが一番怖い問題。
そこで僕がやっているのが容量大きめのモバイルバッテリーを持っていき、寝ている間にその日使ったモバイルバッテリーにも充電しておくという方法。これで翌日もバッテリーを気にせずに登山や撮影に集中できます。
Anker PowerCore Essential 20000

20000mAhの大容量が最大の魅力。スマホやGoProなどのデバイス、上記のモバイルバッテリーなどもフル充電でき、長時間の登山や旅行でも心強い味方になります。
また、2つのUSBポートが搭載されているのでスマホとGoProを同時に充電することもできるんです。複数のデバイスを持ち歩く登山者にとってはこれ以上ない便利さ。
さらに大容量バッテリーといえば、大きくて重くて持ち運びに不便…というイメージがあるかもしれませんが、Anker PowerCore Essential 20000は約340gと、意外に軽量。バックパックに入れてもそこまで気になりません。
大容量と高品質を兼ね備えていながらリーズナブルな価格。コストパフォーマンス抜群なのもAnkerならでは。
項目 | 内容 |
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製品名 | Anker PowerCore Essential 20000 |
型番 | ブラック:A1268013 ホワイト:A1268025 |
バッテリー容量 | 20000mAh |
サイズ | 約158 × 74 × 19mm |
重さ | 約343g |
入力ポート | Micro USB:5V = 2.4A USB-C(入力専用):5V = 3A |
出力ポート | USB-A × 2(合計最大15W) 各ポート最大:5V = 3A(合計でも5V = 3A) |
同時充電 | 最大2台まで可能 |
充電スピード | PowerIQ & VoltageBoost搭載(Qualcomm Quick Charge非対応) |
低電流モード | 対応(イヤホンやスマートウォッチ向け) 電源ボタンを2回押すと緑色インジケーターが点灯 |
対応機種(スマートフォン) | iPhone 15シリーズ / 14 / 13 / 12 / 11 / SE / X / 8 など Galaxy S22 / S21 / S20 / S10 / S9 など Google Pixel 5 / 4 / 3 / Nexus 6P など |
対応機種(タブレット) | iPad 第8世代 / iPad mini 第5世代 / iPad Air 第4・5世代 / iPad Pro 第4世代 他 |
付属ケーブル | ブラック:Micro USBケーブル ホワイト:USB-C to USB-Cケーブル ※USB-C & Lightningケーブルは別売り |
安全機能 | 多重保護システム(温度管理・過充電防止など) |
保証期間 | 18ヶ月 + 6ヶ月(Anker会員登録で延長) |
注意事項 | – 電熱ベスト・空調服の電源用途は不可 – USB-Cポートは入力専用(出力不可) – 2つの入力ポートは同時使用不可 – ACアダプター・Lightningケーブルは付属しません – 使用時はLEDインジケーターで状態確認必須 – 本体温度が0℃〜40℃範囲内で使用してください |
パッケージ内容 | 本体、ケーブル(モデルにより異なる)、取扱説明書、保証案内 |
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Anker PowerCore Fusion 5000

モバイルバッテリーとACアダプターが1つにまとまった超便利アイテム。家やホテル、夜行バスのコンセントに挿して充電しながら、外出先ではそのままモバイルバッテリーとして使えるというまさに2in1の万能アイテムです。
両方の機能が一体になっているので荷物をコンパクトにまとめられます。コンセントのある場所とない場所を行き来するシーンにぴったりで、これ一台で充電が完結するのは非常に便利。
項目 | 内容 |
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製品名 | Anker PowerCore Fusion 5000 |
タイプ | ハイブリッド型(USB急速充電器+モバイルバッテリー) |
サイズ | 約72 × 70 × 31mm |
重さ | 約189g |
バッテリー容量 | 約5000mAh |
入力 | 【AC使用時】100-240V = 0.5A 【Micro USB使用時】5V = 2.1A |
出力 | 【AC使用時】5V = 2.1A(各ポート最大2.1A) 【モバイルバッテリー使用時】5V = 3A(各ポート最大3A) |
対応技術 | Anker独自のPowerIQ、VoltageBoost(Quick Charge非対応) |
対応機種 | iPhoneシリーズ、Galaxy、Pixel、Nexus、iPadなどほぼ全てのUSB機器 |
特徴 | ・充電器+モバイルバッテリーの2in1仕様 ・フルスピード充電対応 ・プラグ折りたたみ式で携帯性に優れる ・iPhone 11 Proを約1回フル充電可能 ・荷物を減らせるため旅行や出張に最適 |
パッケージ内容 | Micro USBケーブル、取扱説明書、18ヶ月保証(+6ヶ月延長あり) |
製品型番 | A1621011(ブラック) A1621021(ホワイト) A1621191(レッド) |
注意事項 | ・動作温度は0~40℃ ・電熱ベストや空調服には使用不可 ・充電器は5V=2A以上推奨 ・LightningやUSB-Cケーブルは別売り ・ポケットなどで肌に直接触れる状態での使用は避ける |
商品リンク | ▶︎ 詳細ページはこちら(Anker公式) ▶︎ Amazonで見る ▶︎ 楽天で見る |
Anker PowerCore 5000 (スティック型モバイルバッテリー)

スティック型のコンパクトなデザインが最大の特徴。マイルストーンのSmart Mobile Batteryを購入する前は、登山や日常使いで愛用していました。現在はほとんど使っていませんが最後に紹介しておきます。
5000mAhの容量を持ちながら120gという軽量さが驚き。スティック型の形状のおかげで収納場所を選ばず、ポケットやバックパックのどこに入れてもすっぽり収まります。
マイルストーンのSmart Mobile Batteryがあまりにも小さすぎるため、こちらの出番は少なくなりましたが、5000mAhとしてはかなり軽量で実用的なアイテムだと思います。シンプルデザインを求める方におすすめのバッテリー。
項目 | 内容 |
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製品名 | Anker PowerCore 5000 |
タイプ | スティック型モバイルバッテリー(円柱型) |
サイズ | 約108 × 33 × 33mm |
重さ | 約134g |
容量 | 5000mAh / 18.5Wh |
入力 | 5V = 2A |
出力 | 5V = 2A |
対応技術 | PowerIQ、VoltageBoost(Quick Charge非対応) |
特徴 | ・大型スマホも1回以上充電可能 ・約10cm×3cmのコンパクトサイズ ・ペンケースやポーチにも収納可 ・最大2Aのフルスピード充電 ・多重保護システム(サージ・ショート防止) ・手になじみやすい円柱型デザイン |
対応機種 | iPhoneシリーズ(13〜8、SE第2世代など)他、ほぼすべてのスマートフォン |
パッケージ内容 | ・Anker PowerCore 5000 本体 ・Micro USBケーブル ・取扱説明書 ・18ヶ月保証(+6ヶ月の延長保証あり) ・カスタマーサポート |
製品型番 | A1109013(ブラック) A1109021(ホワイト) A1109031(ブルー) A1109091(レッド) |
注意事項 | ・仕様は予告なく変更される場合あり ・電熱ベストや空調服には使用不可 ・ポケット等で肌や衣類に直接触れる状態での使用は避けること |
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モバイルバッテリーは登山だけでなく防災用としても◎

モバイルバッテリーは登山だけでなく、防災用としても非常に心強いアイテムです。
停電時や避難生活中でもスマホやラジオ、LEDライトの電源を確保できるため、情報収集や連絡手段の維持に大きく役立ちます。
コンパクトかつ軽量なものを選べば、日常のカバンに入れておくのもおすすめです。
自分の登山スタイルに合わせてモバイルバッテリーを選ぼう!

以上、登山で使っているモバイルバッテリーをざっくりですが紹介させていただきました。
どれも優れた性能を持つものばかり。登山やアウトドアでの「バッテリー切れ」という最大の敵から守ってくれる頼もしい存在です。
で、一番大事なのは自分のスタイルに合ったモバイルバッテリーを選ぶことだと思います。日帰りなら軽量コンパクトなモデルでもOK。ロングトレイルなら大容量のタフなやつ。撮影機材をガッツリ使うなら急速充電対応もあり。
とにかく山でバッテリーが切れたら終わり。そんなストレスとはもうおさらばして快適な登山ライフを満喫しましょう!