登山やソロキャンプの夜、ふとした瞬間に欲しくなるのが「小さくて明るいランタン」。でも、「軽くて明るい」って簡単に言うけど、選ぼうとすると種類が多すぎて迷いますよね?
この記事では、僕自身が実際に使ったり、口コミ評判などを見て「これは登山でも使えそう!」と思ったLEDランタンだけを厳選して8つ紹介します。
どれも軽量・コンパクトで優秀モデルばかり。登山用のミニLEDランタンをお探しの方は参考にしてください!
▼登山で使えるULランタンおすすめ8選 比較表
製品名 | 重量 | サイズ | 明るさ | 点灯時間 | 電源方式 | 特徴・ポイント | A |
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Ledlenser ML4 Warm Light | 約71g | 約29×97mm | 最大300lm | 最大40時間(低モード) | 専用充電池(Li-ion)/ 単3アルカリ電池×1本 | 超コンパクトで驚くほど明るい。カラビナ付きで吊り下げも楽。 | Amazonで見る / 楽天で見る |
Photon Freedom Plus | 約8g | 約53×24×7mm | ルーメン数非公表 | 約18時間 | コイン電池(CR2016×2) | 指先サイズのミニライト。拡散カバーを付ければ360度まるでランタンの様に照射。 | Amazonで見る / 楽天で見る |
Goal Zero LIGHTHOUSE micro CHARGE | 約87g | 約165×70×40mm | 最大150lm | 最大170時間(低モード) | 充電式(USB)+モバイル充電可 | モバイルバッテリーとしても使える万能型。今一番人気のLEDランタン。 | Amazonで見る / 楽天で見る |
Black Diamond Moji R+ | 約78g | 約60×40mm | 最大150lm | 最大150時間(低モード) | 充電式(USB) | 磁石付きでテント天井にも簡単固定。白色照明に加え、キャンプファイヤー、レインボーを楽しめる。 | Amazonで見る / 楽天で見る |
Nitecore LA10 | 約42g | 約78.575×22.6mm(リップクリームサイズ) | 最大135lm | 最大23時間(低モード) | 単三電池1本(充電池も可) | コンパクトでスライド式点灯。防水対応でUL装備に◎ | Amazonで見る / 楽天で見る |
CARRY THE SUN(スモール) | 約57g | 使用時88×88×88mm/収納時170×88×12mm | 最大30lm | 最大10時間(Lowモードなら15h) | ソーラー充電 | 折りたたみ式で軽量。ザックに外付けしておけば太陽の光で勝手に充電します。 | Amazonで見る / 楽天で見る |
HEXAR UL1.5 | 約48g | 約φ45×H50mm | 約150lm | 最大120時間(3lm) | 充電式(USB-C) | UL系ギアに馴染むデザイン性。調光・暖色・防水で汎用性も◎ | Amazonで見る / 楽天で見る |
mont-bell クラッシャブル ランタンシェード | 約7g | 約Φ6×12cm | 使用ライトに依存 | 使用ライトに依存 | -(シェードのみ) | 手持ちのヘッドランプをランタン化。軽さと汎用性が魅力。 | Amazonで見る / 楽天で見る |
- 登山にミニLEDランタンを持っていく理由とは?
- 僕が愛用しているのは「Goal Zero LIGHTHOUSE micro」
- 【Ledlenser ML4 Warm Light】超小型でびっくりするほど明るい!
- 【Photon Freedom Plus】親指サイズに秘めた実力派!超軽量マイクロライトランタン
- 【Goal Zero LIGHTHOUSE micro CHARGE】充電もできる万能タイプ!
- 【Black Diamond Moji R+】磁石付きで設置が楽!
- 【Nitecore LA10】リップクリームサイズの変態ランタン!?
- 【CARRY THE SUN】軽くて折りたためるソーラーランタン
- 【HEXAR UL1.5】見た目がおしゃれなUL系LEDランタン
- 【mont-bell クラッシャブル ランタンシェード】ヘッドランプをランタン化するアイテム
- テント泊にランタンはいらない?実は「ないと困る」シーンが多い!
- UL登山にランタンは必要?ヘッドライトとの使い分け
- 【まとめ】登山用ランタンは軽量モデルから選ぶのもおすすめ!
登山にミニLEDランタンを持っていく理由とは?

登山では「ヘッドライトがあれば十分」と思いがちですが、ミニLEDランタンがあると格段に快適度がアップします。
例えばテント泊や山小屋での夜時間。ヘッドライトだと一点しか照らせず不便ですが、ランタンなら周囲をふんわり照らせて、手元の作業や食事がぐっとしやすくなります。
また、非常時のサブライトとしても心強い存在。最近のモデルは軽量・防水・長時間点灯と進化していて、持っていかない理由が見つからないくらい便利なんです。
僕が愛用しているのは「Goal Zero LIGHTHOUSE micro」

数あるミニランタンの中でも、僕が登山でずっと使い続けているのがこの「Goal Zero LIGHTHOUSE micro」。
軽量コンパクトでわずか87gなのに、しっかり150ルーメンの明るさがあって、暗い避難小屋やテント内でも頼れる存在です。USB充電式で170時間のロングバッテリー、さらにIPX6の防水性能と、登山に欲しい機能がぎゅっと詰まっています。
ザックのポケットに入れてもかさばらないサイズ感もお気に入りポイントです。
【Ledlenser ML4 Warm Light】超小型でびっくりするほど明るい!

LEDライトの名門レッドレンザーが手がけた超ミニランタン。重量約71gと驚きの軽さなのに、明るさは最大300ルーメン!テント内も十分に照らせます。
- USB充電&乾電池対応(両方使えるのが安心)
- 暖色系の光で雰囲気◎
- IP66の高耐久性で悪天候でもOK
71gの軽量ボディに、最大300ルーメンの明るさを備えたランタン。赤色光モードや調光機能を搭載し、シーンに応じた使い分けが可能です。USB充電式で、最長45時間の連続使用が可能。コンパクトながら高性能な一品です。登山用ギアとしてだけじゃなく、防災用としても一つあると安心です。
【Photon Freedom Plus】親指サイズに秘めた実力派!超軽量マイクロライトランタン

今回紹介するライトの中では最軽量の「Photon Freedom Plus(フォトン・フリーダム・プラス)」。付属の拡散カバーを装着すれば、ランタンのように360度に光を広げることが可能。
- USB充電&乾電池対応(両方使えるのが安心)
- 4つの照射モードで使い分け自由
- 頑丈&防水 IPX-7のタフな設計
わずか8gの超小型ボディに、驚くほどの明るさと機能性を詰め込んでいます。4つの照射モード(点灯・調光・点滅・SOS/モールス)を搭載し、防水IPX-7&頑丈な強化ポリウレタン素材でアウトドアや災害時にも安心。電池交換もOK(CR-2016×2)、長く使える設計です。
【Goal Zero LIGHTHOUSE micro CHARGE】充電もできる万能タイプ!

もはや定番すぎるレベルで使ってる人が多いのがこの「ゴールゼロ」。僕もソロテン泊で何度も持っていきます。
- モバイルバッテリー機能つき(スマホ1回分ほど)
- USB直挿し充電でケーブル不要
- 最も売れてるULランタン
87gの軽量ランタンで、最大150ルーメンの明るさを誇ります。USB充電式で、スマートフォンの充電も可能なパワーバンク機能付き。IPX6の防水性能で、急な雨にも対応できます。最長170時間の連続使用が可能で、登山やキャンプに最適。明るすぎず、でも周囲が見やすい。ちょうどいい光量でお気に入りです。
【Black Diamond Moji R+】磁石付きで設置が楽!

ブラックダイヤモンドの「Moji R+」は、ややマイナーながらかなり使えそうな一台。マグネットでペタッとくっつけられるので、車中泊やテント内でも重宝します。
- 約78gと軽量
- バッテリー残量インジケーターあり
- USB充電対応&IPX4防水
コンパクトで軽量なランタンで、最大150ルーメンの明るさを提供。USB充電式で、最長100時間の連続使用が可能。防水性能も備えており、アウトドアでの使用に適しています。点灯モードも複数あって、夜間の雰囲気づくりにも◎。
【Nitecore LA10】リップクリームサイズの変態ランタン!?

え、これランタン?ってなるほどコンパクトなのがNitecore LA10。乾電池1本で動くシンプルさが逆に魅力。
- 重量42gと超軽量!
- マグネット付きで吊るせる
- 操作も簡単、電池交換もラク
リップクリームのようなユニークな見た目の超小型ランタンで、重さはわずか42g(電池別)。単三電池1本で最大135ルーメンの明るさを実現し、最長23時間の連続使用が可能です。スライド式ディフューザーを採用しており、必要なときだけ発光部が出現。USB充電じゃないけど、山では逆に乾電池のほうが気楽だったりします。
【CARRY THE SUN】軽くて折りたためるソーラーランタン

ちょっとエコ&ミニマル志向のCARRY THE SUN。ソーラー充電式のLEDランタンで、登山や災害時のバックアップ灯としても注目されています。
- わずか57gと超軽量
- 折りたたむと薄さ約1.2cmに
- ソーラー充電で電池いらず
6灯のLEDを搭載し、明るさは強(30ルーメン)/弱(15ルーメン)/点滅の3モード。強モードで10時間、弱なら15時間点灯可能。折りたためばポケットサイズになり、登山ザックに常備しても全く邪魔になりません。
【HEXAR UL1.5】見た目がおしゃれなUL系LEDランタン
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UL志向な本格派、HEXAR UL1.5。USB充電式のLEDランタンで、テン泊登山やソロキャン、防災用ライトとしても注目されています。
- 重量48g
- たたむと胸ポケットに収まるサイズ感
- USB Type-C充電で防水防塵のIP66仕様
明るさは無段階調光で3~150ルーメン。最大出力でも十分な照度、最低出力なら最長120時間点灯可能。ポーチシェードには柔軟で丈夫なEVA素材を使用し、「どこでも吊るせるストラップ」付きでテント内でも自在に設置OK。ライトの色は電球色・昼白色の2種類から好きな方を選ぶことができます。
【mont-bell クラッシャブル ランタンシェード】ヘッドランプをランタン化するアイテム

最後は手持ちのヘッドランプを“ランタン化”できるmont-bellのクラッシャブル ランタンシェード。このシェードをヘッドランプに装着すれば、柔らかい光があたりを照らしてくれます。
- わずか7gと超軽量
- ポリエステル製
- 電池も光源も不要なシェード方式
取り付けはコードロック付きのひもでかぶせるだけ。目に優しい柔らかい光を広範囲に拡散し、テント内での快適性がぐんとアップ。吊り下げ用のミニカラビナ付きで設置もラクラク。ランタンを持ち歩くほどでは…というUL派にぴったりな選択肢です。
テント泊にランタンはいらない?実は「ないと困る」シーンが多い!

「ヘッドライトがあるから、ランタンはいらない」と思いがちですが、実際にテント泊を経験すると、その考えが変わります。
たとえば、夕食を作るとき、地図を見ながら翌日の行程を確認するとき、あるいはテント内で荷物を整理するとき…。ヘッドライトの“点”の照らし方では影が多く、疲れていると余計に不便に感じるもの。
ランタンの柔らかい“面”の光があるだけで、空間全体がパッと明るくなり、リラックスした時間が過ごせます。コンパクトで軽量なモデルも増えているので、ザックの中に1つ忍ばせておくだけで安心感が段違いです。
UL登山にランタンは必要?ヘッドライトとの使い分け

UL(ウルトラライト)登山では、装備をとことん軽量化することが基本。でも「ランタンって本当に必要?」と疑問に思う方も多いはずです。
実際、ヘッドライトだけで夜を過ごすことも可能ですが、テント内での読書や調理、就寝準備など“手元をふんわり照らす”用途にはランタンがあると圧倒的に快適。
軽量で明るいランタンなら、ULスタイルでも持っていく価値は十分にあります。
登山×UL装備で選ぶ!ランタンの理想スペックとは?

UL志向の登山者にとって、ランタンに求める条件は明確です。
- 重量は100g未満が基本
- 電源はUSB充電式 or 軽量なボタン電池式
- 明るさは50〜150ルーメン程度
- 防水性(IPX4以上)は欲しい
この基準をもとに選べば、ULスタイルを崩さず、夜も快適に過ごせるランタンが見つかるはずです。
実際どう?UL登山で使ってわかったミニランタンのメリットとデメリット
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ここでは実際にUL装備でランタンを持って行ったときの体験をシェアします。
◎よかった点
- テント内の夜時間が快適になった
- ヘッドライトより周囲をやさしく照らしてくれる
- 充電式でスマホバッテリーと兼用できた(Goal Zero)
- 持ち運びが楽で場所も取らない
△イマイチだった点
- 軽さ重視モデルは光量がやや弱いことも
- モード操作が複雑な製品は暗闇でややストレス
- あまりにも小さすぎて見失う可能性も
ULで持つなら「軽さと使いやすさのバランス」が重要だと感じました。
【まとめ】登山用ランタンは軽量モデルから選ぶのもおすすめ!

今回紹介したランタンはすべて100g以下の軽量モデルばかり。登山装備では「1gでも軽くしたい」場面があるので、こうしたUL系のミニランタンはめちゃくちゃ重宝します。
僕のイチオシは「キャリー・ザ・サン」。ソーラー充電なので縦走や防災面で役立ちます。暖色光と白色光から選べるのもポイントが高いです。とはいえ、ゴールゼロの「充電できる」安心感も捨てがたい…!
自分のスタイルに合ったランタンをぜひ見つけて、夜の山も快適に楽しみましょう!
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