テント泊登山やキャンプで欠かせない装備のひとつ、「エアマット」。
でも、実際に現地で使うときに「膨らませるのが意外としんどい…」と感じたことはありませんか?
特に標高の高い山や長時間の行動後など、疲れている体にはポンプ作業すら面倒に思えてしまうことも。そんなときに大活躍するのが 「電動エアポンプ」です。
この記事では、エアマットの空気入れに電動エアポンプを使うメリットと、選び方のポイント、登山でも使えるおすすめの軽量電動ポンプをご紹介します!
そもそも、エアマットの空気入れって意外と大変!

多くの登山用・キャンプ用エアマットは、収納時はとてもコンパクト。でも使用時にはしっかり空気を入れないと、クッション性が出ずに快眠どころではありません。
空気の入れ方としては、以下のような方法があります。
- 口で直接吹き込む(⇒疲れる、時間がかかる、衛生的に気になる)
- 手動ポンプやポンプサックを使う(⇒ポンピングにコツが要る)
- 電動エアポンプを使う(⇒楽・速い・便利!)
中でも電動エアポンプは、スイッチひとつで勝手に膨らんでくれるので圧倒的にラク。特に疲れているテント泊登山や、設営がバタバタしがちなキャンプでは、体力温存につながるありがたい存在なんです。
電動エアポンプのここが便利!

僕はFLEXTAILのゼロポンプを使っています。
とにかく「ラク」のひと言。最初は「こんな小さな電動エアポンプで本当に膨らむの?」と半信半疑でした。でもFLEXTAILのゼロポンプを使ってみたら、もう手放せません。
スイッチを押すだけで約1分後にはマットがパンパン。疲れ切った登山のあとや暗くなってからの設営でも、ただ待ってるだけでOK。
片手に収まるサイズで、重さもわずか約55g(バッテリー込み)。UL志向の自分でも、これは迷わず持っていきます。
・体力を消耗しない
登山後の疲れた体でマットに空気を入れるのは地味にきつい…。
電動エアポンプならスイッチを押すだけ。あとは他の準備をしながら、勝手にふくらんでくれます。
・衛生的
口で空気を入れると、唾液や水分が内部に入り、カビや臭いの原因になることも。
電動エアポンプなら衛生面も安心です。
・エア抜きにも使えるモデルも
軽量モデルの中には、「空気を抜く」機能も搭載されているものもあります。
翌朝の撤収がとってもスムーズに!
登山で使うなら「軽量・コンパクト」が絶対条件!
ただし、電動エアポンプにも注意点があります。登山では 「重量=疲労」になるため、持ち物の軽さが命。選ぶときは以下のポイントをチェックしましょう。
ポイント | 解説 |
---|---|
重量 | 100g前後が理想(軽量モデルなら50g以下も) |
サイズ | 手のひらサイズが◎。パッキングを邪魔しないもの |
電源 | USB充電式 or CR123Aなどの交換式電池。用途に合わせて |
対応ノズル | 各メーカーのマットに合うアダプターがあるか |
実際に使って感じた「手放せない便利さ」
僕はテント泊登山で「FLEXTAIL ゼロポンプ」を使用していますが、一度使うともう戻れません…。疲れているときに“何もしなくてもマットがふくらんでいく”というのは、想像以上の快適さ。
翌朝の撤収時も、逆回転で空気を抜いてくれるので、スタッフサックにもすんなり入ります。
小さな電動エアポンプが、大きな快適につながる
テント泊登山やキャンプでの快適な眠りは、翌日の行動力に直結します。その第一歩とも言えるエアマットの準備を、もっとラクにしてくれるのが電動エアポンプ。
ちょっとした投資で体力も時間も節約できるので、「軽量で実用的なもの」を選んで、ぜひ導入してみてください。
登山用軽量電動エアポンプおすすめ5選

軽量志向の登山スタイルが主流になってきた今、エアマットの膨らましに「電動エアポンプ」を使う人が急増中。手動や口での膨張に比べて体力を温存でき、衛生的。しかも最近のモデルは小型・高性能・軽量と三拍子そろっていて、ULハイカーの装備にもスッと溶け込みます。
以下では、実際に人気が高く、持ち運びやすさに定評のあるおすすめ電動エアポンプ5選を紹介します。
1位:FLEXTAIL ゼロポンプ(ZERO PUMP)

世界最小・最軽量級!エアマット特化のULポンプ
「荷物はできるだけ軽く、小さく」を追求する登山者の救世主。ゼロポンプはチョコ菓子より小さくて軽いサイズ感ながら、空気を“入れる・抜く”どちらにも対応する実力派。手のひらにすっぽり収まるのに、エアマットを約1分でパンパンにできるほどの送風力を誇ります。
電池交換式(CR123A/RCR123A)なので充電忘れリスクもなし。ノズルも6種類付属し、各社マットに対応。
ULハイカー、ミニマリスト、ソロ登山者にとっては持たない理由がない一台です。
2位:FLEXTAIL TINY PUMP
ライトユーザーからベテランまで支持される定番モデル
ゼロポンプの前モデルにあたるTINY PUMPも、依然として根強い人気。サイズは少し大きめですが、それでも十分に軽量・コンパクト。LEDライトも搭載されていてヘッドランプの予備としても使える多機能さが魅力です。
3位:KLYMIT USBチャージャブルポンプ
KLYMITマットと相性抜群な安心設計
KLYMIT(クライミット)公式のUSB充電式エアポンプ。やや大きめですが、自社マットとのフィッティングは抜群で、膨らみ具合の安定感も優秀。シンプル操作で初心者にも扱いやすく、USB充電の手軽さも人気の理由です。
▶︎ KLYMIT USBチャージャブルポンプの詳細はこちら
4位:プライムキャンプ エアーポンプ
スタイリッシュかつリーズナブルな選択肢
約94g(フタ込みで120g)というコンパクト設計で、登山やキャンプに気軽に持ち出せるプライムキャンプの電動エアーポンプ。。6種類のノズル付きでインフレーターマットや浮き輪、BBQの火起こしなど用途も幅広く、さらに410ルーメンのLEDライト機能(4段階調整)まで搭載しており、テント内のランタンとしても活躍。
価格も3,199円と非常にリーズナブル。コスパ重視の方やエントリーユーザーに特におすすめです。
5位:SEA TO SUMMIT ポンプ エアストリーム ドライサック(番外編)
ポンプ兼スタッフサック。電動じゃないけど軽い!
最後は番外編として、ポンプサックタイプを紹介。軽量性ではトップクラス。SEA TO SUMMITのエアマットにピッタリな設計で、スタッフサック兼ポンプとして使えるのがポイントです。電動ではありませんが、電池不要・故障なしなので収納袋として持っていくと安心感があります。
▶︎ SEA TO SUMMIT ポンプ エアストリーム ドライサックの詳細はこちら
まとめ:電動ポンプは軽さも快適もあきらめない

登山での快適な睡眠のために欠かせないエアマット。その準備をスマートに済ませるなら、電動エアポンプは強い味方です。特にFLEXTAILのゼロポンプは、UL志向の極みとも言える存在。
重さを妥協せず、でも快適さは譲らないあなたにぴったりの一台を、ぜひ装備に加えてみてください。