登山で公共交通機関を使うとき、バスの運賃は小銭が必須。特に地方路線バスでは「100円」「200円」というお手頃運賃が嬉しい反面、ICカードが使えないことも多いものです。

そんなときに役立つのが、サッと取り出せるコインケース(小銭入れ)。僕はショルダーストラップに取り付けるスタイルで、登山中も簡単に支払いを済ませています。

慌ただしい乗降時に小銭を探してモタモタしてしまうとあまり良くないので、スマートに、そして何より「いざ」というときにサッと使えるようにすると便利。
今回は、実際に僕が登山で愛用している小銭入れをご紹介するとともに、おすすめの小銭入れ5選をお届けします。すごく便利なので、ぜひ次の山行に持っていくことをおすすめします!
なぜ登山で「コインケース(小銭入れ)」が必要なのか?

登山で公共交通機関を使うとき、思わぬ小銭不足が旅の快適さを大きく左右するというのが僕の経験談。
慌ただしい乗降シーンでは、一瞬のモタつきが次のバスへの乗り遅れにつながることも。そんなトラブルを未然に防ぐために、小銭入れは登山ギアに欠かせない存在です。
![[モンベル] mont-bell ユニセックス ナイロン トレールワレット コンパクト](https://hiker-h.com/wp-content/uploads/2025/04/モンベル-mont-bell-ユニセックス-ナイロン-トレールワレット-コンパクト-300x253.jpg)
- 急いで支払わなきゃ…!
登山口からバス停までの道のりは、時間に余裕がないことも。バスが来たら慌ててリュックの奥から財布を探すと、乗り遅れの危険も。 - 地方バスは現金のみ
地方のローカルバスでは、ICカードすら対応していないケースが多々あります。支払いのタイミングで小銭が足りないと、運転手さんを待たせてしまうことに。 - 財布と小銭入れを分けて持つ
リュックやサコッシュ、ボディバッグがパンパンでも、コンパクトな小銭入れを財布とは別に携帯すれば、必要なときに小銭だけサッと取り出せます。荷物のかさ張りも防げて、支払い動作がよりスマートに。
これら3つのポイントを押さえておけば、バス利用も自販機利用もストレスフリー。手軽に取り出せる小銭入れを装備して、次の山旅をもっとスマートに楽しみましょう!
登山用コインケースの選び方|軽量性・防水性・使いやすさを重視しよう
![[グラナイトギア] GRANITEGEAR トレイルワレット](https://hiker-h.com/wp-content/uploads/2025/04/グラナイトギア-GRANITEGEAR-トレイルワレット-300x143.jpg)
登山で使うコインケースは、普段使いのものとは違い「軽量でコンパクト」「耐久性や防水性がある」「取り出しやすく落としにくい」ことが重要です。
まず軽さは、ザック全体の軽量化に直結するため、登山用には薄くて軽い素材を選びましょう。防水性能も必須で、汗や急な雨でも中身の小銭が濡れない設計だと安心です。
また、カラビナ付きやファスナー式などの使いやすさもポイント。ザックやベルトに簡単に取り付けられ、必要な時にサッと取り出せるデザインが便利です。
さらに、中身が偏らず紛失しにくい構造のものを選ぶことで、登山中のストレスを減らせます。これらのポイントを踏まえて、自分の登山スタイルに合ったコインケースを選びましょう。
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メルカリで見つけたハンドメイドのDCFコインケース

僕が愛用しているのは、メルカリで見つけたハンドメイドのDCF(ダイニーマ)素材コインケース。なんと重さはわずか3グラム、横55×縦40×奥行15mmの手のひらサイズにコイン15枚がすっぽり収まります。
ファスナーにはYKKアクアガードを採用し、ATWOOD製タクティカルコードの引き手付きで、グローブをしたままでも開閉がスムーズ。さらにカラビナやフックに簡単に装着できるから、ショルダーストラップへの取り付けもお手の物です。(僕はPHOTON microlight II PROと一緒に付けています)

唯一の注意点は、ダイニーマ生地特有のシワ感ですが、これも“使い込む味”として楽しんでいます。山ではもちろん、街使いにも映えるミニマルギアです。
メルカリのハンドメイド品ということで購入前は少し不安でしたが、実際に使ってみると見た目はもちろん、軽さと使い勝手が抜群で、買って本当によかったです!
Amazonや楽天で買えるアウトドア用の軽量おしゃれな小銭入れコインケース5選

登山で小銭をスマートに管理できる、Amazonや楽天で買える軽量コインケース5選をご紹介します。いずれも軽量&コンパクトで登山やキャンプなどのアウトドアに最適です。
モンベル・トレールワレット
- 重量:15g
- サイズ:H10.1×W7.2cm
- 素材:バリスティック®ウルトラナイロン・リップストップ(ウレタンコーティング)
- 特長:三つ折り設計で小銭・札・カードをまとめて収納。マチ付きコインポケットはグローブ着用時も開閉しやすいジッパー式。Amazon/楽天で購入可。
ウィークエンダー ダイニーマ コインケース
- 重量:約40g
- サイズ:幅8×高さ8cm
- 素材:Dyneema®(超高分子量ポリエチレン)×CORDURA® NYLON 500
- 特長:世界最強繊維Dyneema®を使用。開口部はくの字に大きく開く面ファスナー式。付属のリフレクコードで素早く開閉可能。Amazon/楽天で購入可。
Mammut スマート ウォレット ウルトラライト/Smart Wallet Ultralight
- 重量:約14g
- サイズ:タテ9.7cm × ヨコ7cm × マチ0.2cm
- 素材:メイン素材 ポリエステル75D
- 特長:スリムなシルエットと軽量設計が魅力。ジッパー付き硬貨コンパートメント1つとクレジットカード用スロットが2つ。ワンポイントのブランドロゴがアクセントとなり、機能性だけでなくデザイン性も両立しています。Amazon/楽天で購入可。
GRANITEGEAR(グラナイトギア) トレイルワレットS
- 重量:約9g
- サイズ:10×7.5cm
- 素材:30Dシルナイロンコーデュラ
- カラー:オレンジ/ブルーベリー/ブラック/コヨーテ
- 特長:小銭はもちろん、クレジットカード・IDカード、小物入れとしても多用途に活躍。シーズンを問わず野外活動で高い人気を誇り、売り切れ必至のアイテムです。Amazon/楽天で購入可。
MILLET(ミレー) パッキングオーガナイザー ミニ パッカブル ウォレット
- 重量:約20g
- サイズ:W12_H10_D1cm
- 素材:70D リップストップ シリコン ナイロン100%
- 特長:リップストップシルナイロン(シリコン加工)で耐久性&撥水性を両立。内側はメッシュポケット3室に小分けでき、収納時は付属の小さな袋にたたんでパッカブル可能です。Amazon/楽天で購入可。
それぞれ「軽量」「撥水」「コンパクト」などの特長を持ち、登山中の小銭出し入れが格段にスムーズになります。用途や装着スタイルに合わせて、お好みのモデルを選んでみてください!
登山でコインケース(小銭入れ)があって良かった口コミ体験談
![[モンベル] mont-bell ユニセックス ナイロン トレールワレット コンパクト](https://hiker-h.com/wp-content/uploads/2025/04/モンベル-mont-bell-ユニセックス-ナイロン-トレールワレット-コンパクト-300x253.jpg)
登山中に「小銭があって助かった!」という場面は意外と多いもの。ここでは、実際にコインケースを携行していて役立ったリアルな体験談を紹介します。
これから登山用コインケースを検討している人はぜひ参考にしてください。
初心者の頃、山小屋でお茶を買おうとしたらお札が使えず慌てました。でも、ポケットにコインケースを入れていて小銭がすぐ出せたおかげでスムーズに支払い完了。これがなかったら焦って余計に手間取っていたと思います。
登山口からバスに乗る際、運賃が細かく設定されていて、お釣りももらいづらい状況に。事前にコインケースに小銭を準備していたので、ピッタリ払えて助かりました。後ろに並んだ人にも迷惑をかけずに済みました。
山の公衆トイレは有料の場合が多いですが、小銭がなければ入れません。以前、財布をザックの奥に入れていて取り出せず困ったことがありましたが、コインケースを携帯してからは手元ですぐ小銭が出せてスムーズに使えています。
登山中は手袋を外すのも面倒で、小銭をポケットにそのまま入れていると落としそうで不安。コインケースにまとめておけば落としにくいし、紛失リスクも激減。精神的にも安心感が全然違います。
休憩中、山頂の売店で軽食を買うときにサッと小銭を出せて便利でした。重い財布をわざわざ開かずに済み、手早く支払いを終えられるので、行動のリズムを崩さずに済みました。
これらの実体験からも分かるように、登山におけるコインケースの携行はただの「小銭入れ」以上の価値があります。現地でのスムーズな支払いだけでなく、落とし物防止や行動の効率化にもつながり、安心して登山を楽しむためのマストアイテムと言えるでしょう。
これから登山用のコインケースを選ぶ際は、軽量性や防水性、使いやすさにも注目して、自分の登山スタイルに合ったものを選んでみてください。
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コインケース(小銭入れ)にApple AirTagを入れてザックの紛失・盗難防止に役立つ!

登山中、ザックの置き忘れや盗難は誰にでも起こりうるトラブルです。そんな時、コインケースの中にApple AirTag(エアタグ)を忍ばせておくと非常に便利。
軽量でコンパクトなAirTagは、コインケースにすっぽり収まり、ザックの中やポケットに入れていても邪魔になりません。
万が一ザックがどこかに置き忘れられたり、盗難に遭った場合でも、AirTagの位置情報をスマホで簡単に追跡できるため、早期発見につながります。特に人気の登山ルートや混雑する山小屋では、防犯対策としてエアタグを活用する登山者が増えています。
軽量かつ小さいコインケースに入れることで、登山の荷物を増やさずに、紛失・盗難のリスクをぐっと減らせるので、安心して山を楽しみたい人にはおすすめのアイテムです。
おすすめ登山用コインケース(小銭入れ)まとめ

公共交通機関を使う登山では、小銭を持っているかどうかで安心感がまるで違います。
特に、山間部ではICカードやQR決済が使えないバスやローカルな売店もまだまだ多く、いざという時に現金でスマートに対応できる準備が重要です。
僕自身はショルダーストラップに小銭入れを付けていますが、ザックのウエストベルトやパンツのポケット、サコッシュの外ポケットに入れるのも便利。「すぐ出せる場所」に入れておくのがポイントです。

今回ご紹介したような軽量・コンパクトなコインケースを1つ持っておけば、荷物もかさばらず、支払いもスムーズ。登山だけでなく、フェスや旅行などのアクティブなシーンでも活躍します。
次の山行をもっと快適にするために、ぜひ自分にぴったりの小銭入れを探してみてくださいね。
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登山用コインケースに関するよくある質問(FAQ)
登山での小銭事情って意外と知られていないけれど、現地に行ってから「小銭が必要だった!」と気づく人は多いです。以下では、登山にコインケースを持っていくべき理由や選び方のヒントをQ&A形式で解説します。
Q1. 登山で小銭が必要になるのはどんなとき?
A. 山小屋の飲み物やトイレ利用、ロープウェイやバス代など、意外と「現金オンリー」の場面が多くあります。特に地方の登山口では電子マネーが使えないこともあるため、小銭の携行は必須です。
Q2. 登山にスマホ決済だけでは不安?
A. はい。登山道や山間部では電波が通じない場所も多く、スマホ決済が使えないケースがあります。また、スマホの電池切れも考慮すると、現金(特に小銭)を最低限持っておくのが安心です。
Q3. コインケースの素材は何がおすすめ?
A. 軽量を重視するならDCF(ダイニーマコンポジットファブリック)やナイロン製がおすすめです。防水性もあるため、雨天や汗にも強く、ULハイカーに人気があります。
Q4. カラビナ付きのコインケースのメリットは?
A. ザックやベルトループに取り付けられるため、取り出しやすく落としにくいのがメリット。特に頻繁に現金を使う場面では、アクセスのしやすさがストレス軽減につながります。
Q5. 小銭以外にも収納できる?
A. 商品によっては、鍵やカード、バスの領収書など小物収納にも便利です。登山中は財布を持たず、最小限のアイテムをまとめて携行したい人にも最適です。
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