登山やハイキングで冷たい飲み物が恋しくなる季節。特に夏場の山歩きでは、ペットボトルがぬるくなっていたり、おにぎりがほんのり温かくなっていたりして、ちょっと残念な気持ちになったこと、ありませんか?
そんなときに役立つのが、軽量でかさばらない保冷バッグ。
今回紹介するのは、老舗アウトドアブランド「イスカ」のコンパクトクーラーバッグ(Sサイズ)。僕は落ち着いた“タンカラー”を選び、主に日帰り登山や里山ハイク、夏場の外遊びで使っています。
結論から言うと、この軽さ・サイズ感・保冷性能はソロ登山や徒歩キャンプにおすすめ。
以下、実際に使ってみたレビューや、口コミ評判、他サイズとの比較など紹介していきます。
イスカ(ISUKA)とは?|信頼と実績のある日本発アウトドアブランド
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イスカ(ISUKA)は、1972年に大阪で誕生した日本のアウトドアブランド。登山やキャンプなど、過酷な自然環境での使用を前提にしたスリーピングバッグ(寝袋)や登山用品の専門メーカーとして知られ、品質と機能性にこだわったモノづくりを貫いています。
特に軽量・コンパクトなギアは、多くの登山者やハイカーから厚い信頼を集めており、近年ではクーラーバッグやスタッフバッグなどの小物類でも高い評価を獲得。
「日本の山を知る人たちが作る、日本の山に最適なギア」として、愛用者が多いのも特徴です。
耐久性・実用性を大切にしつつ、派手すぎないデザインも魅力。まさに“本物志向”の登山者向けブランドといえる存在です。
イスカ・コンパクトクーラーバッグSの詳細

以下で、イスカのコンパクトクーラーバッグ(Sサイズ)のスペックを一覧でまとめました。
サイズ感や重さ、収納力など、購入前にチェックしておきたいポイントをしっかり押さえておくと、失敗のないギア選びができます。
Sサイズは1人用の飲み物+軽食にちょうど良い容量。500mlペットボトル2本程度までが目安となります。
複数人で使いたい方や、保冷剤+弁当箱+ドリンクすべてを入れたい場合は、ひとまわり大きいLサイズも検討してみてください。
外観と作り:シンプルだけど気が利いてる、控えめなデザイン

まずは外観から。見た目はとてもシンプルで、余計なロゴや装飾は一切なし。僕が選んだタンカラー(ややベージュ寄りのナチュラルカラー)は、登山ウェアやギアとも合わせやすく、良い意味で「地味で使いやすい」印象です。
素材はナイロンで、手触りはさらっとしていてややマットな質感。軽量で、適度に柔らかく、それでいて型崩れしにくい絶妙なバランスです。山でも街でも使いやすい、落ち着いたユニセックスなデザインだと思います。
サイズと収納力:350ml缶×3 or 500mlペット×2がジャスト
このバッグの最大の特徴は、登山に“ちょうどいいサイズ感”であること。
公式スペックでは「350ml缶が3本」「500mlペットボトルが2本」入るとありますが、実際に使ってみてもほぼそのとおり。


高さ8cm × 幅22cm × 奥行16cmというコンパクトサイズながら、うまくレイアウトすればお昼ごはん+ドリンク1本+保冷剤まで無理なく入ります。
実際に入れてみた例:
- 500mlペットボトル×1本(冷たいお茶)
- おにぎり2個(ラップ包み)
- inゼリー(エネルギー系ゼリー飲料)
- 薄型の保冷剤(100均で売っているソフトタイプ)
この内容でピッタリ収まりました。ソロ登山でのお昼用+水分補給には申し分なし。
イスカ・コンパクトクーラーバッグSの保冷性能:保冷剤との組み合わせで6時間ほどひんやりキープ

内側にはアルミ蒸着の断熱材が使われており、保冷効果は想像以上にしっかり。
朝7時に自宅を出て、10時の休憩時に取り出した500mlペットボトルはまだ冷たさがしっかり残っていて、昼ごはんの時間帯(12時半頃)にはちょっと冷えている程度で飲みやすい温度をキープしていました。

特に便利だと思ったのが、フタ裏のメッシュポケット。ここに保冷剤を仕込んでおけば、上部から冷気が下がって、中の温度を効率よく保てます。メッシュなので結露したり張り付いたりすることもなく、ストレスフリーで使えました。
ちなみに、暑い日の里山ハイク(気温30℃超)でも、コンビニおにぎりが傷まずに持ち運べたのは本当に助かりました。
重さと携帯性:ULハイカーも納得の“わずか100g”

重さは実測で100g。クーラバッグとしては最軽量レベルです。
しかも柔らかい素材なので、使わないときは潰してザックの隙間に収納可能。硬い保冷ボックスとは違い、パッキングの自由度が高く、ザックの中に変にスペースができることもありません。
特にUL(ウルトラライト)志向の登山者にとって、「持たない理由がない」と感じるレベルです。
イスカ・コンパクトクーラーバッグSの気になるポイントと注意点

全体的に大満足のアイテムではあるものの、いくつか注意点も挙げておきます。
1. 完全防水ではない
内部のアルミ蒸着素材はある程度の撥水性はありますが、防水ではありません。保冷剤の結露やドリンクの漏れが気になる場合は、念のためジップロックや防水袋と併用するのが安心です。
2. 容量は“1人分”に特化
Sサイズは完全に1人用サイズ。複数人分の飲み物やお弁当を入れたい場合は、素直にLサイズを選んだ方が無難です。
イスカ・コンパクトクーラーバッグSの口コミ評判

以下では、イスカのコンパクトクーラーバッグ(Sサイズ)を実際に使ったユーザーの声をまとめました。どんな使い方をしているのか、どんな点が気に入られているのか、購入の参考にしてみてください。
ソロ登山の昼ごはん用に購入。500mlのペットボトルとおにぎりを入れてもまだ余裕があって、薄い保冷剤も入れられました。軽くて持ち運びやすいし、ザックに入れても全然かさばりません。
補足:小型だけど実用性のある容量で、「ちょっとだけ冷やしたい」ニーズに応えるサイズ感が高評価のポイント。
わずか100gほどの軽さは驚き。UL志向の自分でも持ち歩くのに全くストレスがありません。ザックのサイドポケットにも収まるので、夏のハイクには毎回持って行っています。
補足:軽量性はイスカ製品ならでは。無駄を削ぎ落とした構造がUL派にも高評価。
タンカラーを選びましたが、地味すぎず派手すぎずで、どんなアウトドアウェアにもなじみます。ロゴが控えめなのも嬉しい。普段のピクニックやキャンプにも違和感なく使えてます。
補足:イスカのクールで無骨なデザインは、ナチュラル志向のユーザーにも好まれている様子。
真夏に5時間ほど山行して、お昼に取り出したら飲み物がまだ冷たかったのには驚きました。アルミ蒸着の断熱材がしっかり機能している感じ。メッシュポケットに入れた保冷剤が良い働きをしてくれます。
補足:断熱材と保冷剤のダブル効果で、コンパクトながら実用的な保冷力を実感している声も。
夏場の登山でぬるくなった飲み物を何度も飲んできた過去の自分に教えてあげたい(笑)これがあれば、ちょっとした贅沢気分を味わえます。価格も手頃だし、もっと早く買っておけばよかった!
補足:実際に使って「快適さ」に気づく人が多く、コスパの良さを実感した口コミも多数ありそうです。
イスカのコンパクトクーラーバッグSサイズは「ちょうどいいサイズ感」「軽さ」「保冷力」といった点で多くの登山者から高い評価を得ています。
特に日帰りハイクやソロ登山、ピクニックなど軽装備で動くシーンにぴったりで、ULハイカーからファミリーキャンパーまで幅広い層に愛用されているようです。
小さなバッグ一つで、暑い日でも冷たいドリンクや軽食を楽しめる快適さは、一度使うと手放せなくなるはず。アウトドア時間をちょっと快適にしてくれるアイテムとして、ぜひチェックしてみてください!
イスカ クーラーバッグ各種を徹底比較!登山・アウトドアに合うサイズはどれ?

イスカのクーラーバッグシリーズには、使い方に応じて選べる複数のサイズやタイプがあります。
「飲み物と軽食だけ持ちたい」「500mlのペットボトルが入れば十分」「複数人で使いたい」など、シーンに合わせて選ぶことができるのが嬉しいポイント。
ここでは代表的な6種類について、サイズ感・収納力・重さ・用途別の違いを分かりやすく表にまとめました。
商品名 | サイズ(外寸) | 重量 | 収納目安 | 特徴・用途 | カラー展開 |
---|---|---|---|---|---|
コンパクトクーラーバッグ MINI | 10.5×15×8cm | 約65g | 350ml缶×1+おにぎり2個 | 超軽量・最小サイズ | モス/グレー/ダークネイビー |
コンパクトクーラーバッグ S | 16×22×8cm | 約100g | 350ml缶×3 or 500mlペット×2 | ソロ登山・日帰りハイクに最適 | モス/グレー/ダークネイビー |
コンパクトクーラーバッグ L | 15×21×15cm | 約115g | 350ml缶×6本 | ファミリーや2人分の荷物に最適 | モス/グレー/ダークネイビー |
ボトルクーラー500 | 500mlボトルサイズ | 約70g | 500mlペットボトル×1本 | ザックに外付け可能なボトルケース | ダークネイビー/タン/グレー/モス |
フォールドアップクーラー S | 36×23cm(折畳8×23×3cm) | 約70g | 350ml缶×3 or 500mlペット×2 | 薄型・折りたたみ収納可能 | タン/モス/グレー/ダークネイビー |
フォールドアップクーラー L | 40×29cm(折畳9×29×4cm) | 約105g | 2Lペットボトル×2本 | 大容量+ハンドル付き | モス/グレー/ダークネイビー |
- MINI:軽量・コンパクトにこだわるUL志向の登山者向け。少量の食料や飲み物の保冷に。
- Sサイズ:日帰り登山にちょうどいいサイズ。1人分のお弁当+ドリンクに最適。
- Lサイズ:複数人分の飲み物やお弁当をまとめて冷やしたいときに。
- ボトルクーラー500:ペットボトル1本だけを冷やしたい人に。ザックのベルト装着派におすすめ。
- フォールドアップクーラー(Sサイズ / Lサイズ):折りたたんでコンパクト収納したい人向け。ピクニックや買い出しにも◎。
クーラーバッグ選びのコツ

イスカのクーラーバッグシリーズは、すべて内側にアルミ蒸着の断熱材を採用しており、軽量ながらしっかり保冷してくれるのがポイント。特にSサイズは登山用としてのバランスがよく、ソロでも使いやすいサイズ感と保冷性能が人気です。
折りたたみ式のフォールドアップシリーズは、帰りに荷物が減ったときにコンパクトに収納できるのが便利。反対に、しっかりした形状がほしい場合はコンパクトシリーズが安心です。
サイズ選びに迷ったら、「どれくらい冷やしたいか」「どんな頻度で使うか」「軽さを優先するかどうか」を基準に選ぶと失敗しにくいです!
まとめ:日帰り登山や外遊びの「ひんやり相棒」にぴったり!
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「軽くて・ちょうどよくて・ちゃんと冷える」イスカのコンパクトクーラーバッグ(Sサイズ)は、まさに登山や外遊びにぴったりな相棒です。
こんな人におすすめ!
- 日帰りハイク・低山歩きが多い方
- 冷たいドリンクや軽食を持ち歩きたい方
- 荷物はできるだけ軽くコンパクトにしたいUL志向の方
- 無駄なデザインや機能のないシンプルなギアが好きな方
1人用クーラーとしての完成度はかなり高く、個人的には**「もっと早く買えばよかった」**と思えるアイテムでした。
暑い時期の登山、冷たい飲み物や食べ物があるだけでちょっとした贅沢気分になりますよね。そんな“ちょっとの快適”を、無理なく叶えてくれる軽量クーラーバッグ。この夏おすすめのアイテムです!