登山でもキャンプでも、テント場まで到着して疲れ切っている時に「エアマットに空気を入れる作業」って結構面倒に感じませんか?
長時間の移動で体力を使い切った後にポンプサックや息で膨らませるのは正直、気が重くなる瞬間です。
ただそれはもう過去の話です。

「FLEXTAIL(フレックステイル)ゼロポンプ」はそんな固定概念を壊す超小型&ハイパフォーマンスな電動エアポンプ!
ポケットに入るサイズでキャンプや登山、旅行はもちろん、防災グッズとしても活躍必至のアイテムです。
今回はこのコンパクトなアイテムがなぜアウトドアギア界で注目されているのか実際に購入したのでレビューします!
- FLEXTAILとはどこの国のブランド?中国発の実力派ミニポンプ
- FLEXTAILゼロポンプとは?33gの超軽量ULエアポンプをレビュー
- ゼロポンプの使い方【サーマレスト・ネオエアーXライトの場合】
- 実際に使って感じたゼロポンプのメリット
- UL電動ポンプ比較|ゼロポンプ vs 他モデルどれが良い?【価格と特徴】
- FLEXTAILGEARの登山向け電動エアポンプ(TINY PUMPシリーズ)を比較
- FLEXTAILゼロポンプの口コミ評判!実際どうなの?
- 【まとめ】ゼロポンプは登山・ULキャンプに革命を起こす小型電動ポンプ
- FLEXTAILゼロポンプの購入先まとめ|Amazon・楽天・公式サイトどれがベスト?
- FLEXTAILゼロポンプのよくある質問(FAQ)
FLEXTAILとはどこの国のブランド?中国発の実力派ミニポンプ
とは?.jpg-1024x536.webp)
FLEXTAIL(フレックステイル)は、小型のエアポンプなどを展開するアウトドアブランド。中国・上海を拠点にしており、株式会社YOCABITOが日本の正規代理店をつとめています。

特に注目すべきはその圧倒的にコンパクトで高性能なエアポンプ技術。ポンプ一つにしても、どれだけ便利で使いやすく、そしてパワフルかを追求しているんです。
ゼロポンプなど、驚くほど小さいサイズでありながらエアマットや寝袋を一瞬で膨らませるそのパフォーマンスはまさに「革命的」。USB充電式でソロで数日程度ならバッテリー切れの心配もなし!
FLEXTAILは、キャンプだけではなく登山でも持って行けそうなぐらい軽かったので今回購入してみました。軽量で持ち運びも楽々、どこにでもサッと出して使えるこのポンプ、もう手放せません。
FLEXTAILゼロポンプとは?33gの超軽量ULエアポンプをレビュー


コンパクトなのにパワフル、しかも使い勝手も抜群。 ゼロポンプがアウトドアギア界で注目される理由はこの万能さにあるのです。
【超軽量33g】UL装備に最適な電動ポンプ、その魅力とは

まず手に取って驚くのが、そのサイズ感。
サイズ | 重量 | バッテリー容量 |
---|---|---|
約7.5cm × 2.6cm | 33g(電池込み49g) | 650mAh(充電式リチウム電池) |
ポケットにも余裕で収まるこのミニマムボディ。バックパックや小物入れの片隅に突っ込んでも気にならないレベルの軽さです。

これで本当に使えるのか?と疑いたくなりますが、心配ご無用。このサイズからは想像できないパワーが秘められています。
ゼロポンプの使い方【サーマレスト・ネオエアーXライトの場合】

「コンパクト=非力」なんて思ったら大間違いです。ゼロポンプは最大180L/分の空気流量で、エアマットや寝袋をガンガン膨らませます。
たとえば、僕が使用しているサーマレスト・ネオエアーXライトなら、約60秒でフル膨張。今まで付属のポンプサックで空気を入れてましたが、面倒だった設営がわずか1分で終わります。
しかも空気を入れるだけじゃなく、排気もできるので、撤収時も圧縮がラクラク。地味にありがたい機能です。
ゼロポンプはUSB充電式!コードレスで登山にも安心

アウトドアギアに求められるのは、やっぱり楽ちんさ。ゼロポンプはUSB充電式でフル充電すれば、エアマットなら約25回も膨らませられます。
- バッテリー容量:650mAh(充電式リチウム電池)
- 重量:49g(電池込み)

モバイルバッテリーや車のUSBポートからも充電可能なので、電源難民になる心配ナシ。長期のキャンプや車中泊でも、これが一台あれば安心感が段違いです。
6種類のノズルで全バルブ対応|ゼロポンプは互換性抜群

付属ノズルは6種類。サーマレストやクライミット、NEMO、SEA TO SUMMIT、BIG AGNES、EXPEDなどのマットに対応しています。
サーマレスト・ネオエアーXライトはウィングロックバルブ(WINGLOCK)なのでF1と書かれたノズルを使用できます。
なのでF1と書かれたノズル-1024x683.jpg)
特にアウトドア系ギアはバルブ規格がバラバラで「合わない…」問題がよくありますが、ゼロポンプならほぼ全対応。しかも1分程度でしっかり膨らむから、設営がとにかくスピーディー。体力温存にも◎。
ゼロポンプはフル充電で20回以上使える!気になるバッテリー持ちを解説

ゼロポンプはコンパクトながらバッテリー性能も優秀。内蔵されているのは650mAhの専用充電池で、メーカー公式によるとフル充電の状態でおよそ20回以上の使用が可能です(エアマット1回の膨張で約60秒使用時)。
週末の登山やキャンプなら、1回の充電で十分まかなえる計算。数日かかる縦走登山でも使えます。USB充電式なので、モバイルバッテリーから手軽に補給できるのもポイントです。
実際に使って感じたゼロポンプのメリット
✔️ 設営&撤収が爆速
手押しポンプの地獄から解放され、時間も体力も温存。アウトドアがより快適になりました。
✔️ 荷物のミニマル化に貢献
ポンプのかさばり問題、完全解決。軽量装備派のキャンパーには必携レベル。
✔️ 静音設計で深夜でも使いやすい
稼働音は思ったより控えめ。夜間の設営でも気を使わなくてOK。
✔️ 衛生面でも安心
エアマットを口で膨らますと唾液が入りやすく、カビの原因に。ゼロポンプなら清潔さもキープできます。
ゼロポンプのデメリットと注意点
大型エアマットは時間がかかる
通常サイズなら問題ないですが、厚さ10cm超えのヘビーデューティー系マットだと、さすがに数分かかります。
音はゼロじゃない
確かに静音ですが、完全無音ではないです(68dB)。特に排気時はやや音が大きめ。でも、一般的なポンプよりははるかに静か。
33gの謳い文句だけど実際は61g
本体だけで言えば33gと超軽量ですが、実際に山へ持って行く時には電池とノズルが含まれるので実測61gでした。
UL電動ポンプ比較|ゼロポンプ vs 他モデルどれが良い?【価格と特徴】

ゼロポンプは他の電動ポンプと比較しても、軽さと機能性のバランスが抜群です。
一方、他の電動エアポンプを見ると、例えば:
- OneTigris ECOARK:やや安価だがサイズが大きく、重量も100gを超える。
- Naturehike mini pump:1600mAhの大容量かつライト付きでコスパは良いが、こちらも重量100gを超える。
こうして比べてみると、ゼロポンプは「軽さ・対応力・使い勝手」のバランスが非常に良く、特にUL装備のソロ登山・キャンプにフィットする最適解。ライトなどの付加機能を省いたことで、必要な機能にしっかり集中しているのが個人的には好印象です。
FLEXTAILGEARの登山向け電動エアポンプ(TINY PUMPシリーズ)を比較

FLEXTAILGEAR内にも多くの電動エアポンプがありますが、その中で登山やULハイキングに持っていけるほど軽量・コンパクトなモデルは「ZERO PUMP(ゼロポンプ)」と「TINY PUMP(タイニーポンプ)」シリーズの2種類。
それ以外のモデル――たとえば「MAX PUMP」シリーズなどは、エアーベッドやSUP、カイトボード、家庭用プールなど大型アイテム向けのパワフルなポンプです。登山に持っていくにはややオーバースペック&重量がかさむため、山行で使いたい方はこの2つを軸に選ぶのがおすすめです。
モデル名 | 重量 | サイズ | 圧力 & 風量 | バッテリー & 充電 | 特徴 | 商品ページ |
---|---|---|---|---|---|---|
ZERO PUMP | 約33g | 26 × 26 × 75 mm | 180 L/min(4 kPa) | 650 mAh | 世界最小クラス。超軽量でスリーピングパッドに最適 | Amazonで見る / 楽天で見る |
TINY PUMP | 約80g | 43 × 43 × 53 mm | 180 L/min(3.5 kPa) | 1300 mAh | ライト付き電動ポンプ。超小型でスタイリッシュ | Amazonで見る / 楽天で見る |
TINY PUMP 2 | 約80g | 46 x 45 x 59 mm | 180 L/min(4 kPa) | 800mAh | ランタン・真空モードなし。超小型でスタイリッシュ | Amazonで見る / 楽天で見る |
TINY PUMP 2X | 約96g | 46 × 45 × 59 mm | 180 L/min(4 kPa) | 1300 mAh | ランタン(最大400 lm)、モバイル電源、磁石付きスタンド | Amazonで見る / 楽天で見る |
モデル別おすすめまとめ
- UL・携帯性重視なら: ZERO PUMP(33 g+バッテリー)。軽さと小ささが最大の魅力。
- 機能性・大容量重視なら: TINY PUMPシリーズの多機能モデルがおすすめ。
スリーピングパッドの膨張だけが目的なら「ZERO PUMP」がおすすめです。とにかく軽くてコンパクト。交換式のバッテリーを採用しており、充電切れのリスクを減らせるのもポイントです。UL(ウルトラライト)志向の登山者や、荷物を極限まで軽くしたいソロキャンパーに最適です。
一方で、ランタン機能といった多機能性も求めるなら「TINY PUMP 2X」がベスト。1300mAhのバッテリーを搭載し、明るさ調整ができるLEDランタンとしても使用可能。テント内での照明としても活躍してくれる頼れるモデルです。
海やプールで浮き輪も膨らますならTINY PUMPシリーズがおすすめ

海やプールに行くとき、地味に大変なのが「浮き輪の空気入れ」。しかも現地に着いてから、炎天下の中で手動ポンプを使って汗だく…水に浸かる前にもうヘトヘト。
そんなストレスを一気に解消してくれるのが、FLEXTAILの「TINY PUMP」です。ゼロポンプは軽くて便利ですが、浮き輪を膨らませるノズルは付いていません。

TINY PUMPもわずか80gの手のひらサイズながら、浮き輪程度なら“あっという間”に膨らむパワーを発揮。実際に、「子供用の浮き輪がサクッと膨らんで、レジャーがめっちゃ快適になった!」というレビューも多く、夏の定番アイテムになりつつあります。
車が小さくて浮き輪を膨らませたまま運べない方や、毎年ちょこちょこ使うだけの人にもぴったり。使わない時期はしまっておける小ささも嬉しいポイントです。
ゼロポンプではちょっと物足りない…そんな時は、迷わずTINY PUMPがおすすめ!
FLEXTAILゼロポンプの口コミ評判!実際どうなの?

実際にFLEXTAILゼロポンプを使っている人たちは、どんな風に感じているのか?
僕の方でも評判と口コミを少しだけまとめてみました。使用感や気になるポイントもぜひチェックしてみてください。(FLEXTAILの別の種類の電動エアポンプも含まれます)
初めて手に取った時、軽さにびっくり。本当に動くの?と思ったけど、1分ほどでしっかりマットが膨らみました。UL装備を目指している人には強くおすすめ。ただ、USB-C充電のケーブルがちょっと短いので、充電スタイルによっては不便かも。
テント場に遅く着いた時、手でポンプする余力がない…っていう登山あるある。その点ゼロポンプはスイッチ一つで膨らんでくれるので、本当に助かりました。音はそこそこするので、静かなテン場では少し気をつけた方がいいかも。
軽量で携帯性は抜群。ただ、端子部分の防水が甘そうで、雨の日に使うのはちょっと不安。ジップ袋での防水対策は必須ですね。登山用マット以外にも火起こし時の送風にも使えて意外と万能です。
使い方がシンプルで、説明書を読まなくてもすぐ使えました。小型なのでザックのどこにでも入るし、荷物の整理もしやすい。風力は思った以上に強くて、マットの種類によってはパンパンに膨らませられます。ただ、空気を抜く時は手動なのでちょっと面倒。
3泊4日の縦走に持っていきました。充電1回で3〜4回マットを膨らませられたので、連泊でも安心。風量も落ちませんでした。ただしスイッチが小さいので、手袋をしていると押しにくいのが難点です。
【まとめ】ゼロポンプは登山・ULキャンプに革命を起こす小型電動ポンプ

FLEXTAILのゼロポンプは「地味に面倒…」な空気入れ作業を一気にラクにしてくれる頼れるガジェットです。
- 手のひらサイズで超軽量
- 33g(電池込み49g)&650mAhバッテリー搭載
- 約60秒でエアマットをフル膨張
- USB充電式で約25回使用可能
- 付属ノズルで幅広いギアに対応
登山・キャンプ・車中泊はもちろん、災害時の備えにもピッタリ。これ1つ持っておけば、「膨らませる・空気を抜く」の手間から解放されます。
アウトドア好きなら、手に入れない理由が見当たらないレベルのマストバイ。ゼロポンプが次の冒険をもっとラクに、もっと楽しくしてくれること間違いなしです!
FLEXTAILゼロポンプの購入先まとめ|Amazon・楽天・公式サイトどれがベスト?

結論から言えば「すぐ欲しい人」はAmazon、「ポイント重視なら楽天」、「最新モデルや割引コードを使いたい人」は公式サイトがおすすめ。
Amazonは即日発送が魅力で、レビューも豊富。一方、公式サイトはセール時に割安で買えることがあり、メール登録でさらにクーポンがもらえることもあります。ただし海外発送の場合、配送に1~2週間かかる点は注意が必要です。
FLEXTAILゼロポンプのよくある質問(FAQ)
ゼロポンプを初めて使う方や、購入前に気になるポイントをまとめました。ここでは、対応マットや使用回数、互換性など、実際の使用に役立つ情報をQ&A形式で紹介します。
Q. ゼロポンプはどんなマットに対応していますか?
A. 付属の6種類のノズルにより、サーマレスト・ネオエアーXライト、EXPED、ニーモ、Naturehikeなど主要メーカーのバルブに対応しています。形状の異なるインフレータブルマットやピローにも装着可能で、幅広く活用できます。
Q. フル充電で何回くらい使えますか?
A. メーカー公式では「フル充電(650mAh)で約20回以上使用可能」とされています。実際には、マットの大きさや使用環境(気温・標高)により多少前後しますが、3〜4泊の登山・キャンプでも安心の持久力があります。
Q. USB充電式とのことですが、充電時間はどのくらい?
A. 充電時間はおよそ1.5~2時間程度です。USB Type-Cなど高速充電器を使えばもう少し短縮も可能。モバイルバッテリーからも充電可能なので、山中でのバッテリー切れにも柔軟に対応できます。
Q. 空気を抜く(圧縮)こともできますか?
A. はい、空気の「吸引(収縮)」機能も搭載されています。エアマットや圧縮袋から空気を効率よく抜くことができ、パッキングの圧縮にとても便利。帰りの荷物をコンパクトにしたい登山や旅行におすすめです。
Q. 防水性能はありますか?
A. 生活防水レベル(防滴程度)で、多少の雨や湿気には耐えますが、水没や強い雨の中での使用は避けてください。心配な方はジップロックや防水ケースに入れて携行すると安心です。
最新号・バックナンバーが2ヶ月間無料で読み放題
【キャンペーン開催中!】