ウルトラライト(UL)な登山を目指して早数年…。必要な道具も揃い、自分のスタイルが固まってきました。そこで今回はAmazonで買えるUL装備にフォーカスしておすすめアイテムをピックアップ。
Amazonの強みは手軽さと価格のバランス。ULギアは高価なものが多いけど、まずはコスパ重視で試せるのが嬉しいポイント。
今回紹介するのはAmazonで買ったULギアの中から厳選した15アイテム。実は30個くらい買ったんですけど、特に小物を中心に「これは使える」と思ったものをチョイスしました。
ほとんどのものは実際に山に持っていってる現役アイテムなので少しでも参考になれば嬉しいです!
AmazonでULギアを買うなら、まずは”はかり”をゲットしよう

ULを極めるなら「重量管理」は避けて通れません。何をどれだけ軽くできるかは数字で見えてこそ実感できるもの。
1g単位で小物を測るなら定番はタニタのクッキングスケール。精度が高く、誤差がほぼないので細かい重量管理にはピッタリ。
ザック全体の重量を知りたいなら吊り下げ式のデジタルスケールが便利。バックパックの軽量化を進めるならまずは「今の装備がどれだけ重いか」を知るところから始めましょう!
SL76g アンブレラ(EVERNEW)
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一般的な折りたたみ傘と比べて圧倒的な軽さ。そしてコンパクトさ。ザックの隙間にスッと収まるので、持ち運びのストレスもほぼゼロ。これだけ軽量なのに作りは意外としっかりしていて、購入してから数年経ちますがまだまだ現役。
ただし、強風時は要注意。軽さゆえに突風を受けると裏返るリスクはあるので、そんな時は素直にレインウェアに頼りましょう。あと傘の直径は約86cmとやや小さめ。ザックのサイズ次第では完全にカバーしきれないこともあるので、大きめの荷物を背負う場合は濡れる覚悟が必要かも。
それでも「とにかく軽く、持ち運びしやすい」という一点において、この折りたたみ傘はUL登山装備としてのポテンシャルは高いです。
マイクロライト2プロ(PHOTON)
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このサイズ感、まさに“お守り”レベルのコンパクトさ。でも侮るなかれ。小さいくせにちゃんと光ります。登山や夜間歩行のメインには正直物足りないけど、足元を照らせば地面は見えるし「とりあえず光が欲しい」って場面では十分に機能します。
僕はこのライトを常にザックに装着。ヘッドライトを出すほどじゃない微妙な暗さのときにちょうどいいです。例えば下山が少し遅れて辺りが薄暗くなったときとか、街灯のない道を歩くとき。地面を照らしながら歩けば車に自分の存在をアピールできるし、真っ暗闇の中で焦ることもなくなります。
持ってて損なし。小さいけどちゃんと役立つ。「とりあえず1個ザックにぶら下げとくか」くらいの気軽さで導入してほしいアイテムです。
e+LITE(PETZL)
※写真は後ほど…m(_ _)m
「PHOTONマイクロライト2プロ」を買う前に使ってたのがPETZLの「e+LITE」。IPX7の防水性能に加え、赤色LEDも搭載。さらに「10年間電池を入れたまま保管OK」というちょっとタフなスペック。
最初はウエストパックに入れて持ち歩いてたけどザックに外付けできるライトの方が圧倒的に使いやすいと気付き、今はほぼお蔵入り。
ただしライトとしての性能は間違いなくe+LITEの方が上。もしサブライトを初めて買うならまずはこっちをチェックすべし。
メガネケース(Meigan)
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無駄を削ぎ落としたシンプル&スリムなデザインが魅力のメガネケース。JINSの初期ケースよりも軽量で、ザックの中でもかさばらないのがポイント。
ただし、そのスリムさゆえにデカめのレンズやサングラスは入らない可能性あり。日常から山までメガネをミニマルに持ち歩きたい人にはぴったりな選択肢。
ネイルクリッパー(VICTORINOX)
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登山に爪切りって意外に役立つんです。特に長期間のトレイルや縦走では、爪のケアを怠ると後々痛い目を見ることも。だからこそ軽量で機能的な爪切りを携帯しておくと安心。
もともとはトランゴのネイルクリッパーを愛用してたんですが、現在Amazonでは在庫がない…。で、代替品を探していたら見つけたのがスイスの名門・ヴィクトリノックスのネイルクリッパー。
12gと軽量で精密な作りに加え、無駄のない美しいデザインが特徴。これならファーストエイドキットの隙間にも収まります。さすがスイス。
インセクト ポイズンリムーバー(Dr.Hessel)
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夏の時期の必須アイテム「ポイズンリムーバー」。ハチ、蚊、マダニに刺されたときの応急処置として、これがあれば即座に毒を吸い出せます。
使い方さえ事前に押さえておけば、いざという時にすぐに対応できる便利なツール。基本は片手で操作できるポンプ式で毒を吸い取ることが可能。小型…とまではいかないですが軽量は軽量なので、持ち運ぶこと自体は苦になりません。(ケースが小さいと入らないかも。)
予期せぬトラブル時にこの一品があるだけでグッと安心感が増します。
ファーストエイドエアポケット(GRANITE GEAR)
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最小限の容量でありながら、緊急時には頼れる救急ポーチ。
赤いカラーと「FIRST AID」のロゴで、パッと見ただけで位置がわかる視認性の高さが光ります。これなら山中で手探りで探すストレスもなく、いざという時に即対応可能。
UL志向の登山者にも嬉しい無駄を省いたデザインで、必要最低限の救急キットをコンパクトに持ち歩けます。
ミニベル(EX’PERT OF JAPAN)
※写真は後ほど…m(_ _)m
熊鈴は登山に欠かせないアイテム。
ミニベルは小さいサイズにも関わらず、しっかりと響く音で周囲に自分の存在をしっかりとアピールできます。音がちょっと小さいかな?と思ったら100均などで追加の熊鈴をプラスするのもアリ。
熊対策だけでなく、登山者同士の接近を知らせる役割も果たすため、UL志向でファストハイキングを目指す方には必須のアイテム。自然の中で安心して歩くために一つは携帯しておきましょう。
熊よけスプレー(TW-1000)
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ドイツの名門メーカーが手掛けた熊よけスプレー。品質と信頼性は折り紙付き。
スプレーに含まれるカプサイシン(唐辛子成分)は人体には致命的なダメージを与えない設計ながら、熊の嗅覚や粘膜を刺激し、視覚や呼吸を一時的に妨げて撃退。まさに自然の中での安心をサポートする必須アイテムです。
その小さなサイズは持ち運びにも便利ですが、選ぶかどうかはあくまで自己判断。何も持たずに行くよりはこれを携えていく方が安心感は断然増します。
フォールダーカップ(Wildo)
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シンプルながらも実用性抜群な折りたたみカップ。BPAフリーの高品質プラスチックを使用しており、よっぽどの衝撃でも壊れる心配なし。アウトドアシーンにぴったりのタフさを誇ります。
飲み物はもちろん、スープや軽食も入れることができるので、キャンプや登山で活躍すること間違いありません。カラーバリエーションが豊富なので、家族やグループで色違いを揃えて使うと楽しさも倍増します。
ウォーターキャリー(EVERNEW)
※写真は後ほど…m(_ _)m
軽量でコンパクトな携帯用ウォータータンク。使わないときは折りたたんでスリムに収納できるので、ザックの中で無駄なスペースを取ることがありません。
透明素材のおかげで水の残量がひと目で分かり、目盛り付きで使用量も簡単にチェック可能。特に便利なのは長時間のハイキングやキャンプ中、飲み物の残量をこまめに把握できる点。
重さを感じさせず、収納力も抜群。水分補給が大事なアウトドアシーンでこれがあれば安心して活動に集中できます。
パウチヨウキ 100mL(LINDEN)
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ULハイカーなら一度はお世話になるアルコールストーブの燃料容器。
LINDENのパウチ容器は軽量でコンパクトながら燃料を運ぶのに最適な一品。100mLという容量はフリーズドライ食品やコーヒーをソロで楽しむ分には十分で無駄のないサイズ感。
これまで様々な容器を試してきましたがLINDENのパウチ容器は漏れの心配もなく、安心してアルコールを持ち運べます。
ファイヤースターター(NexLand FNP)
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ライターが突然つかなくなった時のための保険として携帯しているファイヤースターター。軽量コンパクトで探して最終的に選んだのはこれです。(ストラップ部分は軽量化のため外しました)
セラミックストライカーとフェロロッドを勢いよくこすると火花が発生する仕組み。アルコールやガスへの着火には便利ですが、焚き火のような大きな火起こしには向いていないので注意が必要。
万が一のために持ち歩く価値ありです。
ダクトテープ(SOL)
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登山中に道具が破損したり故障したりする予期しないトラブルに備えるためダクトテープは必携のアイテム。これ一つでその場で簡単に修理できるので、トラブル発生時でも慌てることなく対処できます。
SOLのダクトテープは強力な接着力と防水性を兼ね備え、過酷な登山環境でも頼りになる存在。登山の途中で思わぬ事態に見舞われてもこれがあれば心強い味方になること間違いなし。
PLLシンセサイザーラジオ(ソニー)
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登山中の情報収集や暇つぶし、さらには非常時の安全確保にも一役買うラジオ。特にPLL(位相同期ループ)技術を搭載したモデルは山岳地帯でも安定した受信周波数を確保し、ノイズの少ないクリアな音声でラジオを楽しむことができます。
日帰り登山ではあまり持ち歩きませんがテント泊には必須。夜の山の静けさの中でラジオから流れる人の声にどれだけ安心感を得られたことか…。
山の夜を少しでも心強く過ごすためにこのアイテムはもはや必須と言っても過言ではありません。
AmazonでもULギアたくさんあるから探してみてね!

以上、Amazonで購入した(ほぼ)現役で使っているULな登山道具を紹介しました。
登山のパフォーマンスを向上させるためには、軽量で高機能なギアを持つのも選択肢の一つ。
バックパックに忍ばせるだけで登山の快適さが一気に変わる可能性も秘めています。ぜひアウトドアライフの参考にしてみてください!