登山中、「あ、やばい…」と思う瞬間は突然やってきます。ザックのベルト類が今にもちぎれそうだったり、テントポールが風で折れたり、靴底がパカッとめくれてしまったり。そんな“想定外”のトラブルが起きたとき、頼りになるのが、SOL(ソル) ダクトテープです。

たった20g、手のひらサイズのコンパクトさ。でもその粘着力と汎用性は見た目以上に頼れる存在なんです。普段はザックのポケットに忍ばせていても出番は少ないかもしれません。けれど、いざという時には「これがあって本当によかった…!」と思わせてくれる“登山のお守り”のような存在です。
この記事では、そんなSOLダクトテープを実際に使って感じた魅力や活用シーンを、登山好きの視点からレビューしていきます。
SOL(ソル)とは?登山用エマージェンシー用品で有名なブランド

SOLとは「Survive Outdoor Longer(=アウトドアでより長く生き延びる)」の頭文字を取った名前で、アメリカ発のエマージェンシーギア専門ブランドです。特に有名なのは、寒さから体を守る「エマージェンシーヴィヴィ」や、低体温症のリスクを減らす「サバイバルブランケット」。
そのほかにも、レスキューホイッスルやファイヤースターターなど、命を守ることを第一に考えたギアを多数展開しています。登山者やバックパッカーにとって“最後の砦”になるアイテムを揃える信頼の高いブランドです。
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SOLダクトテープとは?登山やアウトドア向けに作られた高性能な補修テープ
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登山やキャンプに行くなら、応急処置用の「ダクトテープ」はぜひ持っておきたいアイテムのひとつ。特に今回紹介するSOL(ソル)のダクトテープは、軽くて強くて、ザックの隅に忍ばせておけばいざという時に本当に頼りになります。
以下に、このダクトテープの詳細を表にまとめてみました。
こうやって見てみると、ほんの20gでこれだけのことができるって本当にすごいと思います。エマージェンシーセットの中に入れておくだけで安心感を得られます。
【驚きの軽さとサイズ感】SOLダクトテープは超コンパクトで持ち運び簡単

まず驚くのがその小ささ。幅5cm、長さ127cm、重さはたったの20g。
「え、これで本当に使い物になるの?」と最初は思いましたが、意外とこのサイズで“ちょっと直したい”場面にしっかり対応できます。
バックパックの隙間に入れても邪魔にならないし、僕はいつもサイドポケットに忍ばせています。普通のダクトテープってゴロッと嵩張りますが、これは本当に小さくフィットします。
強力な粘着力と防水性!SOLダクトテープは雨天や寒冷地でも安心

このテープ、見た目以上に粘着力が強い!
実際に山で使ったシーンとしては——
- テントのベンチレーションのほつれ → 風雨の中でも剥がれず耐えてくれた
- 靴のソールが下山途中でペロン → SOLでぐるぐる巻いたら、安心して歩けた
- ウエストバッグのストラップが切れた → 固定して一日乗り切った
水に濡れてもある程度はしっかり貼りつくし、ちょっとやそっとじゃ剥がれません。テントやレインウェアの一時的な補修にも頼りになります。
ただ、粘着力が強いぶん、剥がしたときに糊が残ることも。素材によっては気になるかもしれないので、貼る場所には少し注意が必要です。
テント・ウェア・ギア補修に大活躍!登山で使える場面は山ほどある
登山って、想像以上にトラブルが起きるもの。特に縦走やバックカントリー、沢登りなんかをしていると、「なんか壊れた!」ってことが1つはあるんですよね。
そんなときにこのテープがあると、とりあえず応急処置できる。
- テントのフライのほつれ
- ハードシェルの裂け
- ストックのロック部分のゆるみ
- モバイルバッテリーのケーブルの被膜割れ(仮止めで一晩持たせた)
などなど、アイデア次第でどんどん用途が広がるのがこのテープの魅力。しかもこのサイズだから、サブザックにも常備できるし、何より“安心感”が違います。
「使わない」が理想。でもあると安心!登山者の心強い保険になる一本
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ダクトテープはいつでも取り出せる用ザックのサイドポケットに入れています-1024x683.jpg)
この手の応急ギアって、実際には「使わない」で済むのが一番。この小さなテープが活躍するのは、“まさか”の瞬間。そんな「まさか」が、年に一度くらい、やってきます。
僕の場合、このテープを実際に使ったのは3回。これはまさに“お守りアイテム”。使わないで済むに越したことはないけれど、いざというとき「ある」か「ない」かで全然違うんです。
ダクトテープはただの修理道具じゃなくて、「行動を続けられるかどうか」を分ける“お守り”のような存在。持っているだけで安心感が違います。
登山やキャンプに「完全な安全」は存在しません。だからこそ、小さくても信頼できる道具を選びたい。SOLのダクトテープは、まさにその筆頭だと思います。
ダクトテープとガムテープの違いは?登山で選ぶべきはどっち?
見た目が似ていて混同されがちな「ダクトテープ」と「ガムテープ」ですが、実はまったくの別物。
項目 | ダクトテープ | ガムテープ |
---|---|---|
素材 | 布製+防水コーティング | 紙製 |
粘着力(湿気・濡れに) | 高い(濡れても貼りつく) | 低い(濡れると剥がれやすい) |
防水性 | あり(表面が耐水性) | なし(紙素材は水に弱い) |
強度・耐久性 | 高い(補修に使える) | 低い(破れやすい) |
手での切りやすさ | 切れるが少し力が要る | 比較的簡単に切れる |
登山での使い道 | ザック・ウェアの補修、靴・テント固定など | 段ボール固定などの簡易的用途向き |
おすすめ度(登山) | ★★★★★(非常用に最適) | ★☆☆☆☆(登山には不向き) |
ガムテープは主に段ボールなどを封緘するための紙素材ベースで、耐水性や耐久性に乏しいのが難点。
一方、ダクトテープは布ベースに防水コーティングが施されており、濡れても粘着力が落ちにくく、破れにも強いのが特徴です。
登山での応急処置(ザックの破れ、シューズの補修、テントポールの固定など)には、断然ダクトテープが信頼できます。軽く巻いてストックやボトルに貼り付けておけば、かさばらずに持ち運びもラクですよ。
実際に使って感じた、SOLダクトテープの口コミ評判

実際にSOLダクトテープを登山やアウトドアで使ってみたユーザーの声をまとめました。軽量コンパクトなだけじゃない、“使える一本”としての実力がよくわかります。
UL装備で縦走することが多いので、SOLのダクトテープはまさに理想的。数グラムなのに、ザックやレインウェアの補修に十分使える粘着力。なくても登れるけど、あると安心感が段違いです。
雨の中でテントの一部が破れてしまい、半信半疑でこのダクトテープを使ってみたら…見事に貼れました。防水性も粘着力も予想以上。小さいのに頼れるやつです。
靴のソールがちょっと剥がれかけたとき、SOLのダクトテープで一時しのぎできました。テン泊装備の人も日帰りハイカーも、1巻持っておいて損はないと思う。
市販のダクトテープってかさばるじゃないですか?でもこれはミニマムサイズ。ファーストエイドポーチに入れても全然邪魔じゃない。しかも切りやすい。
以前は普通の布ガムテープを折りたたんで持ち歩いてましたが、やっぱり耐水性が微妙で。SOLは最初からアウトドア前提なので信頼できます。1度使ったら戻れません。
SOLのダクトテープは全ハイカー必携!ULギアで安心感アップ

「備えあれば憂いなし」を、たった20gで実現できるSOLのダクトテープ。特に装備を軽くしたいULハイカーや、長期縦走をする人には声を大にしておすすめしたいです。
テーピングやロープではどうにもならない場面で、「あってよかった…」としみじみ思える。そんな頼れる存在が、わずか20gで手に入ります。
あなたのザックにも、SOLのダクトテープ一本どうでしょう?
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