登山やアウトドアで頼りになるのが、ポケットにすっと入るサイズ感なのにしっかり明るい「EDCライト」。特に日帰り登山やテント泊で「ちょっとした明かり」が欲しいとき、ザックの奥からゴツいヘッドライトを出すのは面倒だったりしますよね。
今回は、登山でも使える性能を持ちながら、普段使いもできる「EDCライトおすすめ5選」を紹介します。コンパクト・軽量なのに、暗闇で安心感をくれる存在です。
ヘッドライトのサブにEDCライトを!日常でも頼れる「もうひとつの灯り」
登山ではヘッドライトが基本だけど、サブとしてEDCライトを持っておくと何かと便利。テント内やトイレの移動時など、ちょっとだけ照らしたい場面では、手軽に扱える小型ライトが役立ちます。
EDCとは「Everyday Carry(エブリデイキャリー)」の略で、日常的に持ち歩くアイテムのこと。EDCライトはその中でも常に携帯できる小型の懐中電灯で、登山や防災、日常のちょっとした暗がりで役立ちます。
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1. ナイトハイク中の足元チェックに
登山道に月明かりが届かない夜、足元の段差や石の位置を確認するのに使いました。光は控えめですが、目が慣れているとこれで十分。手元に吊るしておけばすぐ点灯できるので便利!
2. テント内での軽作業に
深夜、ヘッドライトを出すまでもないけど、シュラフのジッパーを閉めたり、荷物の中をちょっと確認したいとき。光が柔らかいので、同じテント内に他の人がいても迷惑をかけません。
3. トイレに行くときのサブライトとして
ヘッドライトを持って行くほどじゃない距離のトイレ移動時に。道を外さない程度に照らせて、両手も空けられるし、周囲への光害も最小限に。
4. キャンプ中の装備確認に
夜間、ザックやギアをチェックしたいときにポチっと一押し。いちいちヘッドライトを装着する手間がなくて、ストレスフリーです。
5. ちょっとした落とし物探しに
地面に落とした小物(ジッパータブやイヤホンなど)を探すときに。光の角度を調整すれば、反射で見つけやすくなります。

僕が使っているのは「PHOTON microlight II PRO」。ザックやサコッシュ、小銭入れ(コインケース)に常にぶら下げておける超軽量設計で、登山だけじゃなく日常のカギ探しや停電時にも大活躍。ヘッドライトとセットで持っておくと、安心感が一段と増します。
1. PHOTON microlight II PRO
サイズ:W24×40×10mm|重さ:約10g|バッテリー:CR2016×2個
超小型・超軽量・ハイパワーで、日常から登山まで使えるEDCライトの代表格。
約1.6km先からも視認できる明るさを持ち、約10m先まで照らせるので、ナイトハイク中の足元やテント内の軽作業にもぴったりです。従来モデルと違い、ライト上部を押すだけで点灯・消灯ができる“エレクトロニクス式スイッチ”を採用。
キーリングやザックに常時つけておけるサイズ感と、信頼のポリウレタン(ガラス入り)素材も魅力です。
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2. OLIGHT i3E EOS
サイズ:全長60.5mm × 直径14mm|重さ:約19g(電池除く)|明るさ:最大90ルーメン|電源:単四電池×1本|防水:IPX8|耐衝撃:1.5m
「軽くてコンパクト、それでいて実用的」なEDCライトの代表格。
男性の小指ほどのサイズ感ながら、最大90ルーメンで約44m先まで照射可能。スイッチはねじ込み式で、ヘッドを回すだけのシンプル操作。ポケットの中で勝手に点灯しにくく、持ち歩きに安心です。
TIRレンズ採用で目に優しい柔らかな光を広範囲に照射でき、夜道の歩行からアウトドア、災害時の備えにも頼もしい一灯。IPX8の防水性と1.5m耐衝撃性能で、登山やキャンプでもタフに使えます。
予備の単四電池さえあれば、いつでもどこでも即戦力に。
3. NITECORE TINI2 Ti
重さ:約10g|明るさ:最大500ルーメン(5段階切替)|電源:USB-C充電式|ディスプレイ:OLEDモニター搭載|防水機能あり
小型軽量でチタン製の美しいボディに、最大500ルーメンというハイパワーを詰め込んだEDCライトの傑作。重さはわずか10g。OLEDモニターでバッテリー残量やモード、ランタイムがひと目でわかるハイテク仕様です。
操作はシンプルで、点灯・モード切替・TURBO(瞬間最大光量)・ロックアウトまで自在にコントロール可能。短時間で明るく照らす必要がある状況、例えば夜の地図確認や不審な物音への対応などに最適。
登山でも心強いポケットライトです。
4. RovyVon Aurora A3 Pro
重さ:約23 g|明るさ:最大650ルーメン|USB充電式
航空機用アルミで作られた、タフで美しいミニライト。
非常に明るく、点滅モードやストロボも搭載。USBで気軽に充電でき、登山後の街使いにも違和感なしのスタイリッシュさも魅力。
バックアップ用ライトとして持っておくと安心感が違います。
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5. ThruNite Archer MINI
重さ:約34g|明るさ:最大405ルーメン|電源:USB-C充電式(内蔵バッテリー)
ポケットにすっぽり収まるミニサイズながら、405ルーメンの高出力を誇る頼れるEDCライト。手のひらサイズ(全長83mm)なのに照射距離は最大87m。普段使いにも登山にもバランスの良い一本です。
操作はシンプルなテールスイッチ式。Low・High・Strobeの3モード搭載で、TYPE-C充電も可能。しっかり防水(IPX8)・耐衝撃(1.5m)対応なので、突然の雨や岩場での落下にも安心。ヘッドが外れない構造でパーツ紛失の心配もなく、毎日持ち歩くライトとしてピッタリです。
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まとめ:軽さと安心、どちらも欲しい人にこそEDCライトは最強の選択肢
EDCライトは、ヘッドライトの補助として、または日常用のライトとして1本持っておくと本当に便利。軽くて、すぐ使えて、十分明るい。登山中の「ちょっと見たい」「サッと探したい」に応えてくれる、小さな相棒です。
あなたの山旅のスタイルに合ったEDCライトを選んで、ぜひ次の山行に連れて行ってくださいね。