食に興味ゼロな男の行動食(お菓子編)をご紹介します。
登山を始めた頃は「絶景×クッカー飯」に感動していましたが、毎週登るようになるとあんまり手の込んだことはやらなくなってしまいました。今や、山頂で動画を撮ったら即下山。下山メシもほぼなし。YouTube活動をやっているので最近は早く帰って編集したい気持ちが強いです。
こんなスタイルなので、僕が持っていく行動食も超シンプル。何の参考にもならないですが、「あいつカメラ回ってないところでこんなの食ってんのか」くらいの気持ちで読んでみてください。
行動食(お菓子)を選ぶポイント
行動食のお菓子を選ぶ上で手軽に食べられることは外せません。歩きながらでもサッと取り出して食べられるものが理想。チャック付きであればさらに最高。
あとは気分が上がることも重要です。疲れたときに好きな味や食感のお菓子は元気を与えてくれます。他にも即効性のある糖分や持続性のある脂質など、高カロリーかつエネルギー効率が良いものも大事だと思います。
基本的には以下で紹介するお菓子のどれか3つを持って日帰り登山に行ってます。値段も高くなく、身近なところで購入できるものばかり。
ここまで記事を書いて思ったんですが、ただ僕の好きなお菓子を紹介するだけだ…。
ラムネ(森永製菓)
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ド定番中のド定番。ラムネは主成分が「ブドウ糖」でできており、体内に素早く吸収されてエネルギーとなります。また、ブドウ糖は脳がエネルギーとして利用できる唯一の物質とされ、集中力が落ちてきた時に食べるとより高い効果が期待できます。
味に関してはほどよい甘さで後味がすっきりしているため、登山中でも食べやすいなと思っています。なので登山に行く際には必ずラムネは持っていきます。高機能なお菓子の割に手頃な価格でどこでも買えるので万人におすすめできます。
ピュレグミ(カンロ)
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ピュレグミはもう味が完全に好みです。表面のすっぱいパウダーとグミのフルーティーな甘さが絶妙なバランス。すっぱいパウダーはおそらくクエン酸、さらにグミにはビタミンCが多く含まれているらしく、疲労回復などのサポートに期待。
味のバリエーションが豊富でレモン、グレープ、ピーチなどなど。さまざまなフルーツフレーバーが展開されており、気分によって山に持っていく味を変えることができます。個人的にはマスカット味が一番お気に入り。
つぶグミ(春日井製菓)
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恥ずかしながら最近このつぶグミという存在を知ったのですが… 正直今まで食べたグミの中で一番好きかもしれません。上のピュレグミが今までレギュラーだったのですが、今後はつぶグミを優先すると思います。
一つ一つの粒は小さいのですが、程よい噛みごたえがあり、量も多くて満足感を得られます。一袋で複数の味が楽しめるのも非常に魅力的。(しかもドンキでは値段がピュレグミより40〜50円ほど安かったです!)
かむかむレモン(三菱食品)
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レモンの爽やかな酸味が好きでかむかむレモンも山へよく持っていきます。一粒にレモン10個分のビタミンC入り。噛むことがリラックス&集中力アップに繋がるらしく、長時間の山行の時にあると嬉しいお菓子です。
こちらも味にバリエーションがあり、ぶどう、シャインマスカット、梅、あとは見たことないのですが白桃や赤肉メロンもあるそうです。
そのまんまレモン(ライオン菓子)
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今回紹介しているお菓子のほとんどが100円〜150円に対して、そのまんまレモンは200円ほど。頭一つ分抜けて高いです。そのため、ここぞという山行の時に持っていってます。
フリーズドライされたレモンを使用しており、フレッシュなレモンの風味がそのまま楽しめます。さらにビタミンCもたっぷり。添加物が少なく、自然な素材を使っているので健康を気にする方のおやつにもおすすめです。
ブラックサンダーひとくちサイズ(有楽製菓)
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ブラックサンダーもラムネに次いで人気の行動食の一つだと思います。僕はこの一口サイズのものを持っていってます。チャック付きのパウチパッケージで、日帰り登山にちょうどいい量が入ってます。
味はもう説明するまでもないと思います。お馴染みのサクサク食感とザクザク感、濃厚なチョコレートの味わいが疲れた体に染み渡ります。グミとは違い、チョコでこのチャック付き袋はあまり見ないので重宝しています。
素材を味わう3種の素焼きナッツ(スギ薬局)
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登山ではナッツ類も欠かすことはできません。僕がよく好んで買うのはスギ薬局で売っているアーモンド・くるみ・カシューナッツの3種類をミックスした「素材を味わう3種の素焼きナッツ」。
アーモンドはカリッとした食感とビタミンEが豊富。くるみはほどよい渋みとオメガ3脂肪酸(脳の働きをサポート)がたっぷり。カシューナッツはほんのり甘くてまろやか。スギ薬局のはチャック付きなので登山にも気軽に持っていけます。
三温糖きなこねじり(Vドラッグ)
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三温糖(サトウキビを原料として作られる精製糖の一種)ときなこが相性抜群のお菓子。僕はVドラッグに寄った時に買いますが、ネットでも同じような商品を購入できます。ほどよい弾力と噛みごたえで満足感も大きいです。
洋風のお菓子が多い中、これは和のおやつなのでお茶と一緒に食べると最高。きなこは大豆由来のたんぱく質や食物繊維が豊富ですし、カルシウムや鉄分などのミネラルも含まれているので、登山の行動食だけでなく小腹が空いたときのおやつにぴったりだと思います。食べ過ぎには注意!
バランスパワービッグ(ハマダコンフェクト株式会社)
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カロリーメイトに似たバータイプのお菓子。値段が安いですが、今のところ薬局でしか見たことがありません。朝ごはんを家で食べても電車やバスの移動が長いと、登山口に着く前にまた小腹が空いてきます。そんな時にちょうど良いのがバランスパワービッグ。
チョコレート、アーモンド、バター、全粒粉などのラインナップがあるんですが、登山に持っていくなら箱に”しっとり”と書かれたものがおすすめ。”サクッと”と書かれた方はめっちゃ喉が渇きます。
クリーム玄米ブラン(アサヒグループ食品)
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こちらもバランスパワー同様に腹持ちが良く、朝ごはん代わりによく持っていってます。玄米の良さはみなさんご存知の通り。ビタミン、カルシウム、食物繊維入りで栄養バランスも良いと思います。
味が好きなのはもちろん、チョコ、ブルーベリー、キャラメルナッツなど味のバリエーションが多くて飽きもこないです。お菓子感覚で食べられて栄養も取れるのが魅力ですが、粉がこぼれやすいのが唯一のデメリット。
近場でも行動食にぴったりな美味しいお菓子がいっぱい

登山ではこまめなエネルギー補給が大切になります。コンビニや薬局、ドンキで手軽に買えるエネルギーバー、ナッツ、和菓子、チョコ、ラムネなどをうまく活用して快適な登山を楽しんでください。
また、持ち運び方を工夫すると、登山中でもサッと食べやすくなります。チャックがないものはジップロックで小分けにすると良いと思います。あとはウエストポーチなど取り出しやすい場所に入れましょう。
以上、僕がいつも山へ行く時に持っていってるお菓子の紹介でした。昔は無印良品などでも買っていたのですが、今はもうコンビニや薬局、ドン・キホーテばかりです。近場でも行動食にぴったりな美味しいお菓子はいっぱいあるので、ぜひお気に入りを探してみてください。