夏山、好きだけどツラい…。
とにかく暑い、汗が止まらない、日差しが刺さる、虫がうざい――そんな“夏山の地獄ポイント”をちょっとでも減らしてくれる、快適ギアたちをご紹介。
今回は「夏ならでは」の視点で、汗・暑さ・紫外線・虫に効く装備を10個ピックアップしました。どれも実際に使って「うわ、これは外せない」と思ったものばかりなので参考にしてみてください!
夏の登山をより快適にするアイテム10選【汗・暑さ・紫外線・虫】

今回ご紹介するのは、あくまでも「夏ならではの快適装備」。ザックや登山靴、レインウェアといった基本装備は除いて、暑さ・汗・紫外線・虫といった夏山特有のストレスを和らげてくれる“+αのアイテム”を厳選しました。
- 暑さ対策:とにかく直射日光と気温でバテやすい。体温をうまく逃がす装備が重要。
- 汗対策:濡れたまま放置すると冷えて寒いし、不快感MAX。吸汗速乾や拭き取りアイテムが大活躍。
- 紫外線対策:標高が上がるほど紫外線は強烈。日焼け対策を怠ると後悔するレベル。
- 虫対策:夏の低山や沢沿いは虫パラダイス。油断して刺されるとテンションだだ下がり。
…といった“夏山あるある”にしっかり効く、実際に使って「もうこれ手放せない!」と感じたアイテムを10個ご紹介します。
① 帽子
夏山では直射日光が容赦なく降り注ぎます。頭が熱を持ちすぎると、体力の消耗や頭痛の原因にも。
しっかり日差しを遮ってくれる帽子は、夏の行動中ずっとかぶっていたくなる頼れる存在。登山中は特に、脱げにくいフィット感も大事です。
② サングラス
標高が高くなるほど紫外線は強烈に。さらに、岩肌や砂地の反射光も目にダメージを与える原因に。
サングラスは目を守るための“登山用アイプロテクター”といっても過言ではありません。天気が良い日ほど、そのありがたみを実感します。
③ 速乾タオル
夏の登山では、とにかくタオルの出番が多くてすぐビショビショになりがち。
乾きやすい速乾タオルなら、汗を拭いた後もすぐに使えて衛生的です。首に巻いて日よけにするのもアリ。
④ アームカバー(UVカット)
半袖派でもしっかり日焼け対策できるのがアームカバー。登山中はもちろん、下山後の肌ダメージも減らしてくれます。コンパクトに畳めて、荷物にならないのも◎。
⑤ 経口補水液(粉末タイプ)
汗ダラダラの夏山では、水だけじゃ電解質が追いつかない。
クラシエの経口補水液(パウダータイプ)は、携帯性・味・コスパすべてに優れた逸品。脱水・脚つり予防に絶対持っておくべき。
⑥ 虫よけスプレー
低山や沢沿いはとにかく虫がヤバい。特にアブ・ブヨ・蚊に刺されると、かゆいし、腫れるし、最悪テンション崩壊。ディート濃度30%以上のものか、肌に優しいイカリジン高濃度タイプを用意しておくと◎。虫よけは「保険」じゃなく「予防接種」レベルの重要装備。
⑦ 日焼け止め
標高が上がるほど紫外線は強烈に。夏の山では、うっかり日焼けが後悔レベルのダメージになります。
顔だけでなく、耳・首・腕・手の甲など、忘れがちな部位にもこまめに塗って対策を。登山中に使うなら、ウォータープルーフタイプで汗や水にも強いものを選ぶと便利です。
⑧ ドライシャンプーシート
ボディシートと一緒に持っていくと便利なドライシャンプーシート。
登山中、汗をかいて髪がべたついたり、湿気を感じるときにさっと使えるのが便利。特に長時間歩いた後や暑い日には、髪をすっきりさせるだけで気分がリフレッシュ。シートタイプなので手軽に使えるし、軽量でコンパクトなので、バックパックに忍ばせておけるのも便利なポイント。
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⑨ エネルギーゼリー(アミノバイタル アミノショット)
食欲が落ちがちな夏でも、アミノバイタルのアミノショットはさっとエネルギー補給できる優れたアイテム。
登り返しや休憩時の「あと一歩」に効くし、登山時に大切なアミノ酸が入っているので、疲れた体に必要な栄養素を手軽に摂取できます。小容量ゼリーなので持ち運びやすく、山行前の朝食や途中の補給にもぴったり。
⑩ こんなん堂の汗とおる君
背中の蒸れ、夏の登山で地味にストレスですよね。
そんな悩みを一発で解決してくれるのが「汗とおる君」。ザックと背中の間に空間ができるだけで、風が通り抜けて体感がまるで違います。重量100gあるのがデメリットだけど、それを補って余りある快適さ。
快適装備で“夏山のツラさ”を減らそう!ちょっとの工夫で夏山はもっと楽しくなる!
夏山は過酷だけど、装備をちょっと工夫するだけで快適さはグッと変わります。
今回紹介したアイテムは、どれも実際に使って「持っててよかった」と思えたものばかり。汗・暑さ・日差し・虫…夏山のストレスにしっかり対策しておけば、景色もごはんももっと楽しめるはず。
自分に合った快適装備を見つけて、今年の夏山も思いっきり満喫しましょう!