登山やソロキャンプで使うカトラリー、どれを選んでいますか？
「軽いほうがいいけど、ちゃちいのは嫌だ」
「折りたたみ式が便利そうだけど、使いにくかったら困る…」
「そもそも金属の味が苦手…」
そんなふうに、アウトドア用のスプーン選びって意外と悩ましい。
僕自身、何度か失敗を経てたどり着いたのが、TITAN MANIAのチタン製フォールディングスプーンでした。軽い・小さい・丈夫。そしてチタンのやさしい使い心地。
この記事では、実際に登山や山ごはんで使ってみたリアルなレビューをお届けします！
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YouTubeをチェック！TITAN MANIAってどんなブランド？大阪発・高品質なチタン製アウトドアギア専門
大阪発・“一生モノ”を目指す、チタン製アウトドアギアの専門メーカー
このフォールディングスプーンを手がけるTITAN MANIA（チタンマニア）は、名前の通り“チタン製アウトドアギア”に特化した日本ブランドです。拠点は大阪。
登山やキャンプといった自然の中での時間を、より軽く・快適に・長く楽しめるようにと、高品質なチタン製品を自社で企画・販売しています。
チタンは軽くて錆びず、強度もあるアウトドアに最適な金属。でも加工が難しく、大量生産には不向き。その分、道具としての完成度と信頼性がモノを言う世界です。
TITAN MANIAは、そんなチタンの魅力を最大限に引き出す製品づくりを得意としていて、以下のようなポリシーを掲げています。
- 「一度買ったら、長く使える」
- 「軽量化と耐久性の両立」
- 「実用性とシンプルなデザイン」
見た目は地味だけど、使い込むほどに良さがわかる“道具らしい道具”を作るスタイル。
SNSやアウトドア愛好家の間でもじわじわと話題になっており、特にソロキャンプやウルトラライト登山を楽しむユーザーから支持を集めています。
チタン製折り畳みスプーンの使用サイズ＆重さ
| スペック | サイズ |
|---|---|
| 使用時サイズ | 約150mm × 38mm |
| 折りたたみ時 | 約85mm × 38mm |
| 重さ | 約18g |
スプーンとしては驚異的な軽さ。折りたたみ時はわずか8.5cmと、手のひらに収まるサイズ感。登山やソロキャンプのウルトラライト装備とも相性バッチリです。
しっかり固定できるロック機構つき｜ぐらつかず安心して使える
折りたたみ式のスプーンにありがちなのが「使っているうちにグラグラする」不安定さ。でも、TITAN MANIAのフォールディングスプーンはその点も抜かりありません。
スプーンを開いたあと、スライド式のストッパーをカチッと押し上げるだけで、ハンドルがしっかりロック。力をかけてもたわんだり、折れそうになったりする感覚はまったくありません。
実際に使ってみると、「本当にこれ、折りたたみ式だったっけ？」と思うくらい、一体型のスプーンと変わらない安定感。レトルトごはんやインスタント麺のような、少し力を込めてすくう料理でもストレスなく使えます。
しかも、このロック機構はシンプルながら堅牢なつくりで、使っている途中に勝手に外れる心配もなし。その安心感もまた、このスプーンの使いやすさを支えています。
チタン製のメリット｜錆びにくく、金属臭が少なく、熱くなりにくい
このスプーンの素材である「チタン」は、アウトドアで使うカトラリーとして非常に優れた特性を備えています。
- 錆びにくいから水場での洗浄も安心
チタンは酸化しにくく、雨や川の水に濡れても錆びにくい金属。濡れたままでも気にせず収納できるので、撤収時のストレスが減ります。 - 金属臭が少ないから料理の味が変わらない
アルミやステンレスに比べて金属特有のニオイや味移りが少なく、繊細なスープやお米の味を損なうことなく楽しめます。口に直接触れるスプーンだからこそ、これは大きなメリット。 - 熱くなりにくく、火のそばでも使いやすい
熱伝導率がとても低いので、熱いスープや鍋の中に入れても持ち手まで熱くなりにくいのが特徴。直接火に近づけても安心感があります。 - とにかく軽いのに強い！
18gと超軽量ながら、金属としての強度は十分。折りたたみ機構も安定していて、薄くて軽いけど頼れる──そんな使い心地が魅力です。 - 長く使える耐久性と経年劣化の少なさ
チタンは腐食や変色にも強く、長期間使っても見た目や性能がほとんど変わりません。まさに“一生モノ”のカトラリー。
このように、チタン製であることはただの素材の選択ではなく、アウトドアでの実用性を大きく底上げする理由になっています。軽さと信頼性を重視する登山者にとって、まさに理想的な素材といえます。
チタン製のデメリット｜高価・硬い・熱ムラが出やすい
チタン製カトラリーは魅力的な素材ですが、万能というわけではありません。いくつかのデメリットもあります。
- 価格が高め
ステンレスやアルミ製に比べて、チタン製の製品はどうしても値段が上がります。
そのぶん「一生モノ」として長く使える品質はありますが、初期コストが気になる方もいるかもしれません。 - 硬くてしなりにくい
チタンは非常に硬い金属なので、スプーンやフォークの先があまりしならず、やや「硬い口当たり」と感じる人もいます。食感に敏感な方は好みが分かれるかもしれません。 - 熱の伝わり方にムラがある
熱伝導率が低いのはメリットでもありますが、調理に使う場合は部分的に熱が集中しやすく、焦げやすいことも。ただ、今回のスプーンのような“口に運ぶ用途”であれば、問題になることはほぼありません。
とはいえ、こうした短所は素材の特性を理解して使えば、ほとんど気にならないレベル。特に「軽くて錆びにくい」という最大のメリットは、登山やキャンプのようなアウトドア環境でこそ真価を発揮します。その上で、選ぶ価値があると感じたら、まさに“チタン沼”への入り口かもしれません。
コンパクト収納OK！クッカーと一緒にスタッキング可能
折りたたみ式なので、EVERNEWのTi FH Mug 300などのクッカーにすっぽり収まります。僕はこのスプーンを、アルコールストーブ・風防・ライターと一緒にマグカップの中に収納しています。
「湯を沸かす→食べる→片づける」がひとつのセットで完結。収納スペースの節約にもなります。
登山・キャンプに最適なチタンカトラリーを探している人におすすめ！
軽さ・コンパクトさ・頑丈さを兼ね備えた、アウトドア用スプーンの決定版。
派手さはないけど、確実に「使える道具」です。
- ミニマル装備で登山したい人
- チタン製で信頼できるカトラリーを探している人
- クッカーにスタッキングして持ち運びたい人
こんな人に特におすすめです。ちなみにお気に入りすぎて先割れスプーンも購入しちゃいました！
まとめ｜小さなチタンギアが、アウトドアの自由度を広げてくれる
TITAN MANIAの折りたたみスプーンは、軽さ・丈夫さ・携帯性のすべてを備えた“ミニマルで信頼できるギア”です。
たった18gの小さなカトラリーが、食事の時間を快適にしてくれるだけでなく、荷物の軽量化にも貢献。チタンという素材ならではの耐久性と、折りたたんでクッカーに収まる収納性の高さは、ウルトラライト志向の登山者やソロキャンパーにとって大きなメリットです。
派手さはないけれど、必要なときにしっかり働いてくれるはず。
アウトドアでは、ちょっとした“使いやすさ”がその日の快適さを大きく左右するもの。このスプーンがあれば、食べる・調理するの時間がもっと楽しく、もっと自由になります。
ぜひ、TITAN MANIAの折りたたみスプーンを次の山行やキャンプのギアリストに加えてみてください。「持ってきてよかった」と思える小さな名品になるはずです。
