ザックを背負っていると背中が蒸れてベタベタ…
これ、登山でも通勤・通学でも避けられない問題ですよね。特に夏場なんて最悪。「もう背中だけTシャツの色が変わってる…」「リュック外した瞬間、汗の跡クッキリ…」なんて経験、ありませんか?
そんな背中の蒸れ問題を解決する救世主として注目されているのが「汗とおる君」です。実際に使ってみたのでリアルな感想を交えつつ、良い点・悪い点をレビューしていきます!
背中が蒸れる原因とは?

背中が蒸れるのには主に3つの理由があるんです。
リュックと背中の密着
リュックは基本、背中にガッチリ密着するように作られてます。これが蒸れの大きな原因 。
密着することで汗をかいても発散できない → 背中がベタつく → さらに不快になるの悪循環に。特に重いリュックやULザックほど密着度が高く、ムレやすいのが厄介ポイント。
通気性の悪いウェア
「登山ウェアなんて適当でいいっしょ」と思って綿のTシャツを着ていたらアウト。
綿は汗をめちゃくちゃ吸うけど乾きにくいので、一度湿ったらずっと冷たいまま… 。そのまま放置しておくと、汗が蒸発せずに背中がムレムレ&汗冷えリスク爆上がり。
これを防ぐには速乾性の高いポリエステルやメリノウールを選ぶのが正解!
汗をかきすぎる
登山は汗をいっぱいかくスポーツ 。特に背中・腰回りは「汗のたまり場」なので、放っておくと蒸れ地獄になります。
「いや、汗は止められないじゃん?」って思いますが、対策もあります。ペースを落として汗を抑え、こまめに休憩&風を当てて乾かす。他にも通気性のいい装備(ベンチレーション付きリュックや「汗とおる君」)を使うなどなど…。
「汗とおる君」を装着したら背中が蒸れない世界線が見えた

色々試した結果、僕の中で一番効果が大きかったのが今回紹介する「汗とおる君」。
「汗とおる君」はざっくり言うと、リュックと背中の間にスペースを作り、通気性を上げるアイテム。リュックのショルダーベルトに固定するだけでOK、道具もいりません。
これで「汗をかいてもすぐ乾く → 不快感が減る」という流れを作るのが狙い。購入時の価格は2,600円で、通気性の良いザックを買い直すより圧倒的格安。
僕はUL系のザック「Pa’lante Joey」に取り付けています。
背中が圧倒的に蒸れにくい
「汗とおる君」を装着するだけで、背中とリュックの間に数cmの通気スペースが生まれ、通気性が爆上げ。汗をかいても瞬時に乾き、蒸れ知らずの爽快感が持続します。背中の不快感、完全に撃退。
軽量で持ち運びやすい
「汗とおる君」の重量はわずか100g。装着してもまるで付けてないかのような軽さで、リュックの重さを気にせず快適に背負えます。登山や通勤の途中でも、重さが負担になることは一切なし。まさに軽さの極み。
取り付けが簡単

「汗とおる君」の取り付けは、リュックのショルダーベルトに固定するだけ。特別な工具や難しい作業は一切不要。1分以内で完了するのでめちゃくちゃ手軽。
これなら登山や通勤の前にサクッと装着して、すぐに快適な背中環境を手に入れられます。
コスパが良い
2,600円で快適さをすぐ手に入れられます。登山道具は全体的に高く、こんなに簡単に背中の蒸れを解消できてこの値段はコスパ最強。
「汗とおる君」の気になるデメリット

❌ 1. フィット感がやや気になる
細いプラスチックみたいな素材なので、動きによってはちょっとした違和感を感じることがあるかも。特に薄手のTシャツを着てると、 ゴワゴワ感が少し気になります。快適さは確保されてるけど、微妙なフィット感が気になる人はいるかもしれません。
❌ 2. 見た目の好みが分かれる
デザインは非常にシンプル。人によってはリュックに取り付けるだけで「これ、ちょっとダサい?」と思うかもしれません。見た目にこだわる人には少し違和感があるかも。
「汗とおる君」で痛みを感じる主な原因と対策
めっちゃ快適な「汗とおる君」。でも使い方次第では 「あれ、なんか痛い?」 なんてことも。
❌ 背中に違和感 or 痛みが…
→ 原因:リュックとの相性、ストラップの締め具合が微妙
→ 対策:ショルダーベルトをしっかり調整!それでもダメなら柔らかいタオルを挟むのもアリ
❌ 肩が地味に痛いんだけど…
→ 原因:「汗とおる君」によるリュックの重心のズレ
→ 対策:リュックのフィット感を再調整!荷物のバランスも見直してみよう
❌ 長時間つけてるとなんか違和感…
→ 原因:フレームが体にうまくフィットしていない
→ 対策:適度に休憩&位置調整すればOK!最適なポジションを探そう
痛みが出るかどうかは個人差やリュックの形状による部分もあるので、調整しながら自分に合った使い方を見つけるのがベストです!
「汗とおる君」はどんな人におすすめ?

✅ 通勤・通学でリュックを背負う人 → 満員電車でも背中スッキリ。汗ジミ知らず。
✅ 登山やアウトドアで汗をかきやすい人 → 長時間のハイクでも蒸れ地獄から解放。
✅ 夏場の自転車移動が多い人 → 背中に風を感じる、まさに新感覚ライド。
✅ リュックの背中蒸れが気になる人 → その不快感、これで一発解決。
このような方には、ぜひ一度試してほしいアイテムです!背中のムレ問題に悩んでいるなら試してみる価値あり!
【比較】「汗とおる君」vs「VAUCLUSE Ultralight Backpack Ventilation Frame」どっちがいい?
背中の汗問題を解決するアイテムとして、日本製の「汗とおる君」と、海外製の「VAUCLUSE Ultralight Backpack Ventilation Frame」の2つが注目されています。
今回はこの2つのアイテムを比較し、それぞれのメリット・デメリットを紹介!
汗とおる君(日本製)
- 特徴:ベンチレーションフレーム
- 重さ:約100g
- 価格:比較的安価(3,000円前後)
VAUCLUSE Ultralight Backpack Ventilation Frame(海外製)
- 特徴:ベンチレーションフレーム
- 重さ:約94g
- 価格:高め($50〜$70 / 約8,000円〜10,000円)
比較表:汗とおる君 vs VAUCLUSE Ultralight
汗とおる君 | VAUCLUSE Ultralight | |
---|---|---|
通気性 | 背中とリュックの間にスペースを作り、蒸れを軽減 | 背中とリュックの間にスペースを作り、蒸れを軽減 |
装着方法 | ショルダーベルトに固定(外付け) | ショルダーベルトに固定(外付け) |
重さ | 約100g(軽量) | 約94g(軽量) |
価格 | 約3,000円(コスパ◎) | 約8,000円〜10,000円(高価格) |
見た目 | 機能的でシンプル | 海外製でスマートなデザイン |
対応リュック | ナップ~ザック(50L程度まで) | 15L〜45Lあたり |
結局どっちがいいの?おすすめは?

🔹 コスパ重視&手軽に使いたいなら「汗とおる君」
価格が安い & 取り付け超簡単。どんなリュックにもフィットする万能選手。「とにかく蒸れをなんとかしたい!」「できるだけ安く快適になりたい!」って人にはコレ一択。
🔹 デザイン重視&本格的なアウトドア用途なら「VAUCLUSE Ultralight」
スマートなデザインで、登山や長時間のアクティビティにも対応。「リュックの見た目は崩したくない」「多少高くても高品質なものが欲しい」なら、こっちがおすすめ。
「コスパ最強」なら汗とおる君、「デザイン&本格派」ならVAUCLUSE Ultralight Backpack Ventilation Frame。あなたの用途に合う方を選ぼう!
汗とおる君以外の汗対策!
① 汗は即拭け!(タオル or ハンカチ)
汗を放置=ムレ地獄の始まり。ポケットに小さめの速乾タオルを忍ばせて、こまめにサッと拭くだけで快適さが段違い。
② 服選びで差をつけろ!(家にあるものでOK)
綿Tシャツ?それは汗冷えトラップ。家にあるスポーツ用のポリエステルシャツにチェンジするだけで、ムレ軽減&速乾のダブル効果ゲット。
③ リュックの背負い方を変えるだけで蒸れ激減!
リュックの肩紐をほんのちょっと緩めるだけで、背中に風が通りやすくなり、驚くほど快適に。簡単なのに効果バツグン。
④ 背中に速乾タオルを仕込め!
背中とリュックの間にタオルを挟むだけで、汗を吸収→ムレ軽減→快適さアップ。コスパ最強。
⑤ 休憩時に「パタパタ&風浴び」で一瞬リフレッシュ!
日陰に入ったらTシャツをパタパタして風を浴びる。これだけで一瞬で汗が乾いて、生き返るレベルの快適さ。
⑥ ドライレイヤーを着る!
普通のTシャツの下に1枚仕込むだけで、汗問題が劇的に解決する魔法のアイテム。本気で快適さを求めるならファイントラックやミレーの専用品をチェック。
「汗とおる君」がなくても、工夫次第で蒸れ対策はできます。ただ、より快適にしたいならギアに頼るのもアリ!
快適な登山のために「汗蒸れ対策」をしよう!

僕は色々な汗対策を試した結果、「汗とおる君」に落ち着きました。シンプルな仕組みで背中の蒸れを解消し、前よりも山歩きが快適に。買って良かったと思っています。
多少のデメリット(フィット感やデザイン)はあるものの、「背中の汗問題」に悩んでいる方には非常におすすめできます。価格も手頃なので、試してみる価値は十分にありますよ!
気になる方は「汗とおる君」、ぜひチェックしてみてください!