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カーボンフェルトの登山活用術&セリアの100均アイテムで自作アルコールストーブ作り!

カーボンフェルトの登山活用術!UL装備におすすめの耐熱&断熱素材

火を使うことが多い登山者にとって、これほど頼りになる素材はないかもしれません。その名も「カーボンフェルト」。

「カーボン?フェルト?」と聞いてピンとこない方も多いかもしれませんが、これは登山やアウトドアでは超有能な素材。

今回は「カーボンフェルトとは何か?」そして「登山にどう活かせるのか?」を徹底解説します!また記事後半にはセリアの100均アイテムで自作アルコールストーブ作りも挑戦しました!

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HiKER H

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カーボンフェルトとは?

カーボンフェルトとは?

カーボンフェルトは炭素繊維をフェルト状にした特殊素材のこと。

もともとは断熱材やフィルターなどの工業用途に使われていましたが、その軽さ・耐熱性・断熱性の高さからアウトドアシーンでも注目されています。

カーボンフェルトの特徴

一般的な耐熱シートよりも圧倒的に軽く、しかも1000℃以上の高温にも耐えられます(※商品による)。まさに火の取り扱う登山やキャンプと相性の良いアイテムです!

  • 超軽量:一般的な耐熱シートよりも軽く、UL登山向き
  • 耐熱性抜群:高温にも耐える
  • 優れた断熱性:熱を遮断し、直火の下でも手をかざせるレベルの断熱力。
  • 柔軟でカット可能:好きな形に加工できる

「軽くてコンパクト、それでいて耐熱・断熱性が抜群」というバランスの良さが、登山やキャンプで活かせるポイントです。

普通の耐熱シートは重かったり、収納性が悪かったりするものが多いですが、カーボンフェルトなら薄くてしなやかなので、袋の隙間にスルッと収納可能。

登山におけるカーボンフェルトの活用術!

カーボンフェルトを登山でどう活用するか?ULハイカーに向けた実践的な使い方を紹介します!

アルコールストーブの断熱シート

アルコールストーブの断熱シート
メインで使っているのは「Sanpo’s Fun Lite Gear」のアルコールストーブ

UL登山で愛されるアルコールストーブ。でも、地面に直置きすると熱が伝わって燃焼効率が落ちるんですよね。

ここでカーボンフェルトをストーブの下に敷くだけで断熱効果UP!

  • 熱が地面に逃げない → 燃焼効率が向上
  • 地面へのダメージを軽減 → 環境にも優しい

地面を守るという意味でも環境に優しいです。アルコールストーブや固形燃料などを使っている人はセットで導入するのがオススメ!

アルコールストーブの燃料吸収材

カーボンフェルトはアルコールを染み込ませることで燃料吸収材としても活用可能!

カーボンフェルトが燃料を効率的に吸収し、ストーブ内での燃焼を安定させるため、より高いパフォーマンスを発揮します。この機能によって燃料の無駄を減らし、効率的な加熱が可能になります。

また、カーボンフェルトが燃料を吸収しているため、ストーブが倒れても中身がこぼれないので火の取り扱いが安定します。

ストーブの中に適量のカーボンフェルトを敷き詰め、そこに燃料を染み込ませるだけでOK。アルコールストーブをメインに使っている人にはおすすめのカスタマイズ!

焚き火シート(ウルトラライト版)

一般的な焚き火シートはグラスファイバー製で100g以上あるものが多いですが、カーボンフェルトなら軽量!

  • 焚き火の下に敷けば地面の保護に
  • 火花や灰が飛んでも燃え広がらない
  • 折りたためばコンパクトに収納可能

登山やキャンプで焚き火を楽しむなら、通常の焚き火シートよりもカーボンフェルトを活用するのが最適解かも?

ポットコージー(保温カバー)

カーボンフェルトの断熱性を活かして、「ポットコージー」(鍋やクッカーの保温カバー)にするのもアリ!

  • お湯が冷めにくく、燃料節約
  • クッカーごと包んで手を温めることも可能
  • 柔らかくて加工しやすいのでDIY向き

市販のポットコージーよりも軽量&シンプルに作れるので、MYOG(Make Your Own Gear)派の登山者には特におすすめ!

また、最近流行っているNF(ノーハンドルクッカー)の持ち手にカーボンフェルトが使われているのをよく見ます。リフターやシリコンバンド以外にも、カーボンフェルトという選択肢もいかがですか?

カーボンフェルトのデメリットは?

カーボンフェルトのデメリットは?

とはいえ、カーボンフェルトは万能ではありません。

⚠ 物によっては価格が高め → 一般的な耐熱シートよりもやや高価な場合も
⚠ 濡れると断熱性が低下 → 雨の日は防水対策が必要
⚠ 強度はそこそこ → 摩擦にはあまり強くないので注意

ただ、UL登山の「軽量&コンパクト」という価値観にはドンピシャなアイテム。一度買えば長く使えるのでコスパを考えても選択肢としてアリです!

どこで買える?おすすめカーボンフェルト

どこで買える?おすすめカーボンフェルト

カーボンフェルトは登山専門店ではあまり見かけませんが、Amazon楽天などで購入可能です。

僕はNewwestという全然聞いたことがないメーカーのカーボンフェルトを購入しましたが、今のところ問題なく使用できています。エバニューからもA4サイズのカーボンフェルトが販売されているのでそちらもおすすめだと思います!

「20×20cm程度」がコンパクトでちょうどいいサイズですが、必要な形にカットもできるのでだいたいの大きさでOK!

セリアの100均アイテム+カーボンフェルトで作る!自作アルコールストーブ

セリアに100均アイテム+カーボンフェルトで作る!自作アルコールストーブ

UL登山やソロキャンプで愛されるアルコールストーブ。「市販品もいいけど、もっと軽くてコスパの良いストーブを作りたい!」

そんな人にオススメなのが、セリアの100均アイテム+カーボンフェルトを活用した自作ストーブです。以下では超シンプルかつ軽量なアルコールストーブの作り方を紹介します!

✅ 実測13gの超軽量&コンパクト!
✅ 100均アイテムで安く作れる!
✅ シンプルな構造で壊れにくい!

カーボンフェルトを使うことで燃料がこぼれにくくなり、安全性も向上します。

※自作しようとお考えの方は自己責任でお願いします。また、アルコールや火気を扱うので保管方法や取り扱いには十分に注意してください。

必要な材料(セリアやAmazon・楽天で揃う!)

必要な材料(すべてセリアの100均やAmazon・楽天で揃う!)
アイテム用途購入先
クリームケースアルミ(30g)本体(燃料容器)セリア
フリー茶こし(中)本体(メッシュ 部分)セリア
カーボンフェルト燃料吸収材Amazon・楽天
アルコール燃料燃料ホームセンター・ドラッグストア

100均アルコールストーブの作り方(超簡単!)

まずは茶こしのメッシュ部分を切り取ります。(作業自体はほぼこれで終了!)

100均茶こしの網部分を切り取る
100均茶こしの網部分を切り取る2
切り取った茶こしの網部分

クリームケースに合わせてカーボンフェルトをいい感じのサイズにカットして敷き詰めます。その上に切り取った茶こしのメッシュ部分を取り付けて完成!

全てがジャストサイズで茶こしのメッシュも簡単に外れることはないと思います!

エバニューのTi FH Mug 300に収納

僕が普段使用しているエバニューのTi FH Mug 300にもうまく収納できます。

これに合う五徳を持ってないんですが、気になっているのは「MUNIEQ(ミュニーク) X-MESH STOVE」。自作100均アルコールストーブにサイズが合うかは分かりませんが見た目かっこいいです!

UL登山にはカーボンフェルトがおすすめ!

UL登山にはカーボンフェルトがおすすめ!

アルコールストーブを使うならもはや必須と言っても過言ではないカーボンフェルト…とてもおすすめです!

軽量で高い耐熱性を持ち、荷物の重量を最小限に抑えながら必要な性能を発揮してくれます。

特にアルコールストーブの断熱シートや火を使うギアでの使用に適しており、効率的な燃焼を助けたり、環境への配慮もできます。

UL登山で「軽さ」と「使いやすさ」を両立させたいなら、カーボンフェルトを試してみる価値アリ!しかもAmazonで気軽に買えるので、気になった人は今すぐチェック!

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