ベアフットシューズって、実際どうなの?
アウトドア愛好者や健康志向の人々の間で話題になっている「裸足感覚」の靴ですが、初めてだとサイズ選びや履き心地に不安を感じる方も多いはず。
僕自身、これまでXERO Shoesのメサトレイル2を愛用してきましたが、今回はAmazonで3,000円台という驚きの価格で手に入る「SAGUARO(サグアロ)」を試してみました。

結論から言うと……予想以上に良かった!評判に違わぬ履き心地と、普段履きにもぴったりな快適さが魅力のコスパ優秀シューズでした!
この記事では、実際の使用感やサイズ選びのコツ、SAGUAROのリアルなレビューを詳しく紹介していきます!
SAGUARO(サグアロ)とは?どこの国のメーカー?
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SAGUARO(サグアロ)は、中国発のメーカーで、主にベアフットシューズやアウトドアシューズを販売しています。
シンプルかつミニマルなデザインが特徴で、裸足感覚を重視した履き心地を追求。高機能なシューズを手頃な価格で提供することに特化しており、ベアフットシューズ初心者やコストパフォーマンスを重視する人たちに人気です。
登山やウォーキング、普段使いまで幅広く対応できるシューズを展開しており、特にシューズの軽さと柔軟性が大きな魅力となっています。
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SAGUAROはサボテンの名前

SAGUARO(サグアロ)のロゴは、まさにブランド名そのものを象徴するデザイン。
サボテンの一種「サグアロ」をシンプルに抽象化したアイコンが特徴で、自然との調和とアウトドア精神を力強く表現しています。
乾いた大地にそびえるサボテンのように、タフで機能的な製品を提供するブランドのアイデンティティを感じさせるロゴです。
SAGUAROはシンプルだけど優れたデザイン。軽量さがまず驚き

最初に箱から取り出して思ったこと。「軽っ!」です。驚くほど軽い…。
シューズ本体の質感はしっかりしているけど、全体的に薄くてフラットな作り。アウトソールは薄いけど、しっかりとしたラバーが使われていて地面との接地感が非常にリアル。
デザインもシンプルで余計な装飾がなく、どんなコーディネートにも合いやすい。アウトドアはもちろん、普段使いでも全く違和感なく履けるんです。シューズの見た目も無駄がないので、むしろどこかスタイリッシュ!
足元を解放してくれる「裸足感覚」の靴

いざ履いてみると最初に感じるのはまさに「足元の自由」。これがいわゆるベアフットシューズの醍醐味。
「裸足感覚」とはよく言いますが、まさにその通り。靴を履いているのに足裏が地面と直に接しているような感じになるんです。
普通の靴だと歩く時はほとんどかかとから接地しますよね。でもSAGUAROを履いて歩いてみると、かかとから着地するんじゃなくて足裏全体で地面を感じながら自然に歩けるんです。この感覚がとにかく心地よい。
特に舗装された道や軽い段差がある場所では足裏全体で地面の凹凸を感じることができるので、普段の歩行が一気に楽しくなります。最初のうちは少し不安定に感じるかもしれませんがすぐに慣れてきます。
長時間歩いても疲れない

SAGUAROを履いた状態で普段の街歩きやショッピングに出かけてみました。
最初に驚いたのはどれだけ歩いても疲れないこと。もともとベアフットシューズは履き慣れているけど、それでも普通の靴だと長時間歩くと足裏が痛くなり、膝や腰にもじわじわダメージがきます。ですがこのシューズは足元が軽く、驚くほど安定感がある。結果、歩き続けても疲労感が圧倒的に少ないです。これは予想以上でした。
特に、膝や腰への負担が軽減された気がして、普段の歩き方がちょっと変わったことを実感。これがゼロドロップ(かかととつま先が同じ高さ)のシューズがもたらす利点のひとつだと思います。
ゼロドロップがもたらす自然な歩行感

ゼロドロップについてまだピンと来ない方もいるかもしれませんが、これはベアフットシューズが持つ特徴の一つです。
ゼロドロップとはシューズのつま先とかかとが同じ高さに設計されていることを指します。普通の靴だとかかとがつま先より高くなっている(ヒール・トゥ・ドロップ)ため、歩く時にかかとから着地する癖がついてしまいます。
でもゼロドロップシューズでは足裏全体が地面とフラットに接地するため、体全体での自然な歩行が促されます。これが膝や腰への負担を減らし、足元の筋肉をしっかり使って歩ける理由です。
最初のうちは少し違和感があるかも?
ただ最初は「足裏が痛いな」と感じることもあります。
普段、厚底の靴やクッション性の高い靴を履いているとゼロドロップのシューズに慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません。
特に歩き方が自然に変わるので、最初は足の指やふくらはぎに軽い筋肉痛が出ることもあります。でもこれが足元の筋肉を鍛えるチャンス!
数日履くうちに自然に体が慣れて歩行感がより快適に感じられるようになります。
SAGUARO vs. Xero Shoes: 日常と登山の使い分け
普段の登山で愛用しているXero Shoes Mesa Trail 2と比較してみます。
どちらもベアフットシューズですが、それぞれに異なる特徴があるので使い分けると便利です。
Xero Shoes Mesa Trail 2 — 登山に最適
Xero Shoes Mesa Trail 2はアウトソールはしっかりとしたグリップ力があり、岩場や不安定な地面でも安心して歩けます。
特に足の安定感が抜群。悪路でも足元をしっかりサポートしてくれるので登山には最適。耐久性が高く、長時間の使用にも耐える丈夫さがあります。
SAGUARO — 日常使いや軽いアウトドアに最適
一方でSAGUAROは日常使いや軽いアウトドアにピッタリ。軽量でシンプルなデザインなので街中で歩くのに最適。
もし本格的な登山やトレイルランニングをする予定がないのであればSAGUAROでも十分。足元の健康を意識できるし、普段履きとしては軽やかで歩くのが楽しくなります。
価格も非常にお手頃で試しにベアフットシューズを履いてみたい人にもおすすめ!
ベアフットシューズのメリットとデメリット

ベアフットシューズの魅力は足本来の動きを取り戻せること。軽くて疲れにくく、足の筋力も鍛えやすいのがポイント。
ただしクッション性がほとんどなく、最初は足裏に衝撃を感じやすいので注意。特に硬い地面では慣れるまで少し時間がかかるけど、慣れるとその快適さに驚くはず。
メリット
- 自然な歩行感
- 足裏全体で地面を感じることで歩行がより自然で快適になります。足の指や足裏が適切に使われ、地面との接触が増えることで歩くときのバランスが安定。足元の自由度が高まり、長時間歩いても足の疲れが少なく快適に動けます。
- 足の筋肉強化
- 足の指や足裏を使うことで普段あまり使わない筋肉も活性化されます。特に足指をしっかり使うことができ、これによって足の筋肉が鍛えられます。足底筋群やアーチの筋肉が強化され、これが健康的な歩行をサポートします。筋力が増すことで歩行時の負担が軽減され、疲れにくくなります。
- 軽さと快適さ
- 長時間歩いても疲れにくい軽量設計。通気性がよく、蒸れにくいのでどんな気候でも快適に過ごせます。普段の街歩きや日常的な使用にも最適でアウトドア活動にも十分対応できる耐久性を持っています。
- 膝や腰への負担軽減
- ゼロドロップ設計(かかととつま先が同じ高さ)によって、体全体での歩行が可能に。この設計により、膝や腰にかかる負担が大幅に軽減されます。体重のかけ方が自然になり、長時間歩いても関節にかかる圧力が均等に分散されるため、痛みや疲労を感じにくくなります。これにより登山やハイキングなどのアクティブな活動にも無理なく対応でき、体への負担を減らします。
- 柔軟性の向上
- 足元が自由に動かせるので足の動きがスムーズで柔軟になります。自然な歩行感覚が得られるため、転びにくくなり、特に不安定な地面でも安心して歩けます。
- 歩行効率の向上
- ゼロドロップにより、足元がフラットなため、歩行時のエネルギー効率が向上します。不要な筋肉の疲れを減らし、無駄な動きがなくなることでより効率的に歩けるようになります。
デメリット
- 最初は慣れが必要
- 普段、厚底シューズを使っている人にとってゼロドロップシューズのフラットな設計には最初、違和感を感じることがあります。足の筋肉を使うため、最初のうちは筋肉痛を感じることがあるかもしれません。特に足裏やふくらはぎに負担がかかることがあるため、使い始めは短時間の歩行から慣れていくといいでしょう。
- クッション性が低い
- ベアフットシューズはクッション性が薄めで地面の衝撃を直接感じるため、長時間歩いたり、悪路を歩いたりすると足元が硬く感じることがあります。特に舗装されていない不安定な地面や岩場、長時間のハイキングなどには向かない場合もあります。足元の保護を十分にしたい人には、クッション性が強いシューズの方が適しているかもしれません。
- 寒冷地には不向き
- ベアフットシューズは基本的に薄手で通気性を重視しているため、冬や寒冷地での使用には向かないことがあります。冷たい地面や雪道で足元が冷える可能性があり、寒さ対策をしっかりとしたい場合は別のシューズを選ぶ方がいいでしょう。寒い季節には厚手のソックスやインソールなどで補う必要があります。
- 防水性はない
- ベアフットシューズは防水機能を備えていないため、雨や濡れた草むらを歩くとすぐに水が染み込み、靴下までびしょ濡れになってしまいます。とくに登山やキャンプでは、足元が濡れると不快なだけでなく、体温の低下にもつながるため注意が必要。濡れた状態で長時間歩くとマメや靴擦れの原因にもなるため、天候が不安定な時は使用を避けるのが無難です。
SAGUAROのベアフットシューズ、サイズ感の選び方
SAGUAROのシューズは軽さとコスパで特にSNSで人気を集めており「サイズ感はどうなんだろう?」って疑問を持つ人も多いはず。
そこで以下ではSAGUAROのシューズのサイズ感について少し述べようと思います。あくまでも参考程度に!
口コミ評判通り、つま先部分が幅広でちょっと大きいと感じるかも?
購入前に「ちょっと大きめかも?」って口コミ評判を見かけていましたが、実際に試してみた結果…やっぱりその通りでした!
Amazonの購入ページにも書いてあった通り、僕が購入したモデルはつま先部分がかなり広めです。これが特に「大きめ」と感じるポイント。普段履いている靴と同じサイズを選んだんですが、ちょっと余裕がありすぎたかも。自分の足の形にぴったり合うのは0.5~1サイズ小さめかなって思いました。
ただ足幅が広い人や厚手のソックスを履くことを考えているなら、この「広め設計」がむしろぴったりかも。足元の圧迫感が少ないので、長時間歩いても疲れにくいし、快適にフィットします。
もしいっぱい歩くつもりなら、この余裕がむしろ重要かもしれませんね。
SAGUAROの評判・口コミ
実際にSAGUAROベアフットシューズを使っている人たちは、どんな風に感じているのか?
ここでは年代や用途別のリアルな声をまとめました。使用感や気になるポイントもぜひチェックしてみてください。
普段のウォーキング用に買いましたが、足取りが軽くて気持ちいい!足先がしっかり広がるから、パンプス疲れでむくんだ足でも無理なく履けます。デザインがちょっとスポーティ寄りなので、コーディネートによっては合わせにくい日もあるけど、足の解放感を考えたら手放せません。
メリット:足指が自由に動いて快適、疲れにくい/デメリット:ファッション性はやや限定的
60代に入り、重たい登山靴よりも軽快なシューズが欲しくてSAGUAROを試しました。足裏から地面の感触が伝わってくるのが新鮮で、下山時の衝撃も意外とやわらかく感じます。ただクッション性は低めなので、長距離はインソールを追加しています。
メリット:軽くて膝・腰にやさしい/デメリット:クッション性は少し物足りないかも
キャンプや川遊びにガシガシ使ってます。汚れても丸洗いできるし、すぐ乾くから次の日にも使える!滑りにくいソールで安心感もあります。ただ、少し小さめに感じるのでワンサイズ上が良かったかな。
メリット:丸洗いできて衛生的、乾きも早い/デメリット:サイズ感は少しタイトかも
ケガ明けのリハビリ用にベアフットが良いと聞いて購入。地面の感触がしっかり足裏に伝わるので、自分の歩き方や姿勢を意識しやすくなりました。クッションを頼れない分、自分の筋肉を使って歩く感じ。でも慣れてくると心地いいですよ。
メリット:足裏感覚が鍛えられる、姿勢改善に◎/デメリット:慣れるまでは筋肉痛になりやすい
とにかく安いので、試しに買ってみたら意外と良くてビックリ。履き心地はスニーカーと全然違うけど、慣れたらこれじゃないと逆に気持ち悪いくらい。普段使いからジムまで活躍してます。ただ、使い込むとソールの減りは早い気がするので、その点だけ注意かな。
メリット:価格が安くて試しやすい、使用シーンが広い/デメリット:耐久性は価格なり
使う人のスタイルや用途によって感じ方はさまざまですが、「軽さ・動きやすさ・裸足感覚」という魅力にはみんな納得の様子。
気軽に履けて、しっかり役立つ――SAGUAROは新しいシューズとしてかなりおすすめです。
SAGUAROは安くてコスパ最強のベアフットシューズだった!

以上、実際に履いてみて感じたのは3,000円台とは思えない快適さ。軽くて動きやすく、長時間歩いても疲れにくい。ゼロドロップ設計で自然な歩き方ができるのも魅力的です。
✔ ベアフットシューズを試してみたい人
✔ 日常的に履ける軽量シューズを探している人
✔ コスパ重視でいいものを選びたい人
こんな人にはSAGUAROは間違いなくおすすめ。初めてのベアフットシューズとしても普段履き用としてもアリな一足です!
一度履いたらもう普通の靴には戻れない。SAGUAROで新しい歩き心地を体感してみましょう!