テント泊登山では、装備の軽量化が最優先になるため「登山用の椅子は本当に必要?」と悩む人は多いです。

実際、椅子は必須装備ではありませんが、持っていくかどうかでテント場での快適さは大きく変わります。
この記事では、テント泊登山における椅子の必要性、メリット・デメリット、どんな人に向いているかを整理しつつ、実際に使っている視点も交えて解説します。
テント泊登山で椅子は必要?結論から

結論から言うと、椅子は必須ではないが、あると満足度が大きく上がる装備です。
- 軽量化・スピード重視 → なくてもOK
- テント場での快適性・疲労回復重視 → あった方が圧倒的に楽
特に、長時間の行動後や、テント場でゆっくり過ごしたい人にとっては、椅子の有無で「疲れの抜け方」「リラックス度」がかなり変わります。
僕はヘリノックスのチェアゼロを持っていきます

僕自身は、テント泊登山・キャンプではヘリノックスのチェアゼロを持っていくことが多いです。

理由はシンプルで、軽さ・座り心地・収納性のバランスが非常に良いからです。
実際に使って感じるのは、
- 行動後に腰をしっかり預けて休める
- 地面からの冷えを防げる
- テント場でのリラックス度が段違い
という点です。正直、椅子があるだけで「テント泊の質」が一段階上がる感覚があります。
もちろん、UL縦走では置いていくこともありますが、余裕のある山行では、ほぼ毎回持っていく装備になっています。
テント泊登山にもおすすめの軽量椅子10選
以下では、実際の登山やテント泊で使いやすく、携行性・座り心地・耐久性のバランスに優れた軽量チェアを厳選してご紹介します。
UL装備派から快適重視派まで、用途別に選びやすいモデルを中心にまとめました。
Mountainsmith スリングバックチェア

トレッキングポールを使って設営する、超軽量ミニマルチェア。わずか約130gという圧倒的な軽さで、テント泊やUL装備でも「座る快適さ」をプラスできます。
フレーム不要のシンプル構造ながら、背中を預けてリラックスできるのが大きな魅力。荷物を極限まで削りたい縦走やファストパッキングでも、休憩の質を一段引き上げてくれるギアです。
créer(クレエ) 折りたたみ椅子

わずか約270gの超軽量設計で、バッグに入れても負担にならず、どこへでも気軽に持ち運べる折りたたみチェアです。手のひらサイズにコンパクト収納でき、行列待ちやちょっとした休憩に「あると助かる」一脚として活躍します。
工具不要でサッと組み立てでき、軽量ながら耐荷重約80kgのしっかり設計で安心して使えます。登山・キャンプ・旅行・公園・フェスなど幅広いシーンで、快適なひと休みをサポートします。
YMB STORE 折りたたみ椅子
![折りたたみ椅子 アウトドアチェア コンパクト 超軽量 ミニ キャンプ 釣り[YMB STORE]](https://hiker-h.com/wp-content/uploads/2026/02/折りたたみ椅子-アウトドアチェア-コンパクト-超軽量-ミニ-キャンプ-釣りYMB-STORE-300x297.jpg)
約280gの超軽量・超コンパクト設計で、ポケットや小型バッグにも収まる携帯性が魅力のアウトドアチェアです。キャンプや釣り、登山、フェスなど、いつでもどこでもサッと座れる“即席チェア”として活躍します。
国内検査機関で耐荷重テストを実施し、耐荷重100kgの安心設計で、見た目以上の安定感を実現しています。簡易クーラーボックススタンドとしても使えるため、アウトドアの幅広いシーンで活躍する一脚です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | YMB STORE |
| 商品名 | 超コンパクトアウトドアチェア SOKU |
| カラー | マットグレー |
| サイズ(使用時) | 24.5奥行き × 21幅 × 27.5高さ cm |
| サイズ(収納時) | 約12 × 25 × 4 cm |
| 重量 | 約280g |
| フレーム素材 | 合金鋼(脚部:ジェラルミンA7075) |
| シート素材 | コットン(1000Dナイロン) |
| 耐荷重 | 100kg(国内検査機関にて試験済) |
| 内容概要 | 超軽量・超コンパクト設計で、持ち運びやすく素早く設置できるミニアウトドアチェア。キャンプや釣り、登山など幅広い用途に対応します。 |
| おすすめポイント | 約280gの軽さと高い携帯性に加え、国内検査機関による耐荷重テストで安心感が高い点が魅力。簡易クーラーボックススタンドとしても使える汎用性の高さも特徴です。 |
| 詳細ページ | Amazonで見る / 楽天で見る |
Naturehike直営店 折りたたみ椅子 アウトドアチェア

約398gの超軽量設計で、登山やテント泊でも持っていきやすいコンパクトチェアです。背もたれ付きながら収納サイズが小さく、UL志向の人でも「快適性を少し足したい」場面にちょうどいいバランスです。
軽さ重視モデルながら、しっかりしたフレーム構造で安定感も十分。長時間の休憩やテント場でのリラックスタイムに、重量を最小限に抑えつつ座り心地を確保したい人に向いています。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)グランドチェア/フィールド座椅子

地面に近いローポジションで、岩場やテント場でも安定して使えるフィールド座椅子です。背もたれ付きなので、地べたに直接座るよりも腰と背中が楽になり、休憩や食事の時間が快適になります。
約530gと比較的軽量で、収納時もコンパクト。UL志向ではないものの、テント泊や低山ハイク、キャンプ兼用など「地べた+快適性」を重視したい人にちょうどいい実用モデルです。
ヘリノックス(Helinox) チェアゼロ

わずか約490gという超軽量設計で、登山やUL装備に最適なコンパクトチェアです。「チェアワン」の快適な座り心地を継承しつつ、携行性を極限まで高めたモデルとして、テント泊や縦走登山でも負担になりにくい一脚です。
独自の超軽量合金ポール「TH72M」と、丈夫なポリエステル・リップストップ生地により、軽さと高い耐久性を両立しています。別売りアクセサリーを併用すれば、砂地や柔らかい地面でも安定性を高められる、信頼性の高い定番ULチェアです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ヘリノックス(Helinox) |
| 商品名 | チェアゼロ |
| カラー | ブラック |
| サイズ | 奥行48 × 幅52 × 高さ64cm |
| 重量 | 約490g |
| 材質(シート) | ポリエステル(リップストップ) |
| フレーム素材 | 超軽量合金製ポール(TH72M) |
| 収納 | スタッフバッグ付き |
| 内容概要 | チェアワンの座り心地を継承しながら、徹底的な軽量化を実現した超軽量コンパクトチェア。登山・テント泊・UL装備向けに設計されたモデルです。 |
| おすすめポイント | 約490gという軽さと高い携帯性に加え、DAC社の技術による高強度ポールで安心感も確保。別売りアクセサリーで砂地や柔らかい地面にも対応でき、登山者から高い支持を得ている定番モデルです。 |
| 詳細ページ | Amazonで見る / 楽天で見る |
登山・テント泊で椅子を使うメリット

テント泊や縦走登山では、「軽量化=椅子は不要」と考えがちですが、実際に使ってみると、椅子があることで快適さと疲労回復の質が大きく変わります。
特に夕方〜朝のテント場では、長時間同じ姿勢になりやすいため、椅子があるだけで体への負担を減らし、翌日の行動にも良い影響があります。
1. 地面に直接座らず、体が冷えにくい
テント場は地面からの冷えが強く、特に春秋や標高の高い場所では、地べたに座ると一気に体温を奪われます。
椅子があると地面から距離ができ、下半身の冷えを防ぎやすくなるのは大きなメリットです。
2. 腰・膝への負担が減る
長時間歩いた後は、腰や膝にかなりの負担がかかっています。
地面に座ると立ち上がる動作がつらくなりますが、椅子があれば立ち座りが楽で、疲労回復にもつながりやすいです。
3. 調理・食事・休憩が快適
テント泊では、夕食・朝食・コーヒータイムなど、意外と“座って過ごす時間”が長くなります。
椅子があると、調理や食事中の姿勢が安定し、テント場での時間が一気に快適になります。
4. テント場での満足度が大きく上がる
テント泊は「山の景色+テント場での時間」も大きな楽しみの一つです。
椅子に座って景色を眺めたり、ゆっくり休憩できるだけで、山行全体の満足度がかなり上がります。
登山・テント泊で椅子を持つデメリット

テント泊登山では装備全体の重量やパッキング容量がシビアになるため、椅子はどうしても「贅沢装備」として扱われがちです。
快適性と引き換えに、どれだけ重量や収納スペースを許容できるかは、行動距離や山域、体力によって判断する必要があります。
1. 重量・パッキングの負担が増える
最大のデメリットはやはり重量です。
たとえ軽量モデルでも、300〜600g前後は増えるため、UL志向の人や縦走では無視できない重量増になります。
2. 荷物がかさばる
コンパクトとはいえ、椅子はザックの外付けになるケースも多く、パッキングの自由度が下がります。
岩稜帯や樹林帯では、外付け装備が引っかかるリスクもあります。
3. 「なくても何とかなる装備」
マットやスタッフバッグ、ザックを背もたれにして代用することも可能なため、
「絶対に必要な装備」ではない点も事実です。
こんな人はテント泊に椅子を持つべき

- テント場でゆっくり過ごしたい
- 腰や膝に不安がある
- 調理・食事を快適にしたい
- 写真撮影や景色を眺める時間が好き
- テント泊がメインで、UL最優先ではない
逆に、以下の人はなくても問題ないケースが多いです。
- とにかく軽量化最優先
- 行動時間が長く、テント場は寝るだけ
- 縦走で装備重量を極限まで削りたい
テント泊用の登山椅子を選ぶポイント
すでにおすすめ椅子を紹介している前提で、選び方の軸を整理します。
重量(最重要)
テント泊では、300〜600g前後が現実的なライン。
これ以上重いと、持っていくこと自体がストレスになります。
収納サイズ
ザック内に収まるか、外付けになるかは重要。
コンパクトに収納できるモデルほど、パッキングの自由度が上がります。
座面高・安定性
低すぎると立ち上がりがきつく、高すぎると不安定になりがち。
テント場の不整地でも安定する設計かどうかもチェックポイントです。
登山・テント泊に椅子は必要か?最終判断

テント泊登山において椅子は、
- 安全性に直結する必須装備ではない
- しかし、疲労回復・快適性・満足度を大きく高める装備
という位置づけです。

「軽量化」と「快適性」のどちらを重視するかで判断するのが正解で、テント場での時間も楽しみたい人にとっては、椅子はかなりコスパの良い装備と言えます。
すでに紹介しているおすすめ椅子と合わせて、自分の登山スタイルに合った1脚を選ぶことで、テント泊の満足度は確実に上がります。










』とは?山のリアルと人間ドラマが胸を打つ傑作【全巻あらすじ】-150x150.jpg)