登山中のマメ、地味だけど確実に行動不能レベルのダメージを与えてきます。ナメてると本気で大変。最初はちょっとした違和感だけど数時間後には地獄みたいな痛みになり、最終的には歩行不能→行動終了。
靴擦れ、摩擦、湿気…これらのせいで痛みが増し、最悪の場合「もう歩けない…」ってなることも。そんなトラブルできれば避けたい。
そこで試してほしいのがワセリンです。そう、あのスキンケアとかリップケアに使われるやつ。「え、ワセリン?」って思うかもしれないですけど、これが登山の足元トラブルに驚くほど効きます。
で、結論。僕の場合は50km以上歩いてもワセリン塗っとけば大丈夫だった。いやマジでワセリンがヤバい!
ワセリンのココがすごい。
ワセリンを使ったマメ対策はシンプル。少し前にマメが痛い話をしたら視聴者様からコメントで教えてもらいました。浜名湖を徒歩で一周(52km)した時は、
- 出発前に足裏全体にワセリンを塗る
- 10km歩くごとに気になる部分を中心に塗る
- 終わった後も足のケアとして、軽く塗っておくと肌が回復しやすい。
これだけで摩擦が減り、マメの発生を抑えられます。最初は半信半疑ながらも試した結果、若干のマメはできましたが最後まで問題なく歩けました。
摩擦を軽減して靴擦れをブロック。

ワセリンを塗ると皮膚と靴の間の摩擦が劇的に減ります。マメができるメカニズムは「繰り返しの摩擦による皮膚のダメージ」なので、それを未然に防ぐのが目的。
特に効果がある場所
- かかと(靴の縁が当たりやすい)
- 足の指(特に親指&小指)
- 土踏まずのあたり(インソールと擦れる)
ポイントは薄く塗ること。ベタベタに塗りすぎると靴の中がヌルつくし逆に滑りやすくなります。少量をサッと伸ばすくらいでOK。最初は色々試しながら塗るのがおすすめです。
とりあえず登山前にワセリンを塗っておけば「なんか痛くなりそう…」って不安を抱えながら歩かなくて済みます。
保湿効果で皮膚が柔らかくなり、マメができにくくなる。

乾燥した皮膚はマメができやすいです。ヒビ割れしやすく、ダメージを受けると回復も遅い。でもワセリンを塗ることで肌が適度に潤い、柔らかくなって摩擦ダメージを軽減してくれます。
特に長時間歩くロングトレイルとかで効果絶大。
防水&耐久性があるから登山向き。
登山中って汗をかくし、天候も変わりやすい。でもワセリンは水や汗に強い。効果は長時間持つのでロングコースやロードメインじゃなければ朝に塗っておけばOK。
テーピングや絆創膏みたいに「汗で剥がれた…」みたいなことが少ないのもポイント高いです。
登山用の専用クリーム vs ワセリン

「え、マメ対策なら専用のクリームとかあるよね?」と思うかもしれません。確かにあります。でもワセリンのコスパと手軽さが圧勝しました。
アイテム | 価格 | 特徴 |
---|---|---|
ワセリン(100g) | 300円〜 | 汎用性最強、どこでも買える |
スポーツ用防止クリーム | 1000円〜 | 速乾性があって便利だが高価 |
テーピング・バンドエイド | 300円〜 | すぐ剥がれる可能性あり |


スポーツ用の「プロテクトJ1」も試しましたが、素人なので違いはあまりよく分からなかったです。TJAR(トランスジャパンアルプスレース)などのガチレースでよく使われているそうです。
ただ僕の使用用途としては結局普段の登山で使うだけなので、安くてどこでも手に入るワセリンが最強。
ワセリンのメリット
- 摩擦を軽減し、マメを予防
- 汗や湿気をブロックし、蒸れを抑える
- コスパ最強(60gで数百円)
ちょっとしたデメリット
- 靴下にワセリンがつく(気になる場合は薄手のライナーソックスを併用)
- ベタつきが苦手な人には向かない
マメが気になる人は登山前にワセリン塗っとけ!

マメができると登山や歩くことの楽しさが一気に「痛みとの戦い」になっちゃいます。それを防ぐのがワセリン。
浜名湖一周50kmを歩いてもワセリンのおかげでほぼマメ知らず。足裏の世界が変わりました。
- 摩擦を減らす → 靴擦れ予防
- 保湿して皮膚を守る → マメができにくくなる
- 汗や水に強い → 長時間持続
登山ギアにこだわるなら、足のケアにもこだわるべき。
以上、次の山行ではワセリン一本をパッキングに忍ばせてみてほしいです。多分「もうこれ手放せないわ」ってなるはず。特にロングコースやロード歩きが多い人はその恩恵を受けられます!