登山中に怪我をしたり、ちょっとした体調不良に見舞われたとき、ファーストエイドキットがサッと出せるかどうかで状況が大きく変わります。
でも実際のところ「あれどこに入れたっけ?」ってザックをガサゴソ…こんな経験ある人は多いんじゃないでしょうか?
そこで提案したいのが”ファーストエイドキットを2つに分ける方法“!これをやるだけで使いたいときに即アクセスできるし、無駄に荷物を広げることも少なくなります。
今回はどんな基準で分けるのか?どんなアイテムをどこに収納するのか?を詳しく解説!
まずはファーストエイドキットについて!

ファーストエイドキットは簡単に言うと「いざというときに役立つ応急処置セット」のこと。
ケガや体調不良のときにサッと対応できるように絆創膏や包帯、消毒液、鎮痛剤などが入っています。
僕は山が好きだから日帰り登山やテント泊登山に出かける際は必ず持っていきます。自然の中でのトラブルは病院に行くまでの時間が長くなることもあるので必須アイテム。
ファーストエイドキットを2つに分けると何が変わる?

「いやいや、ファーストエイドキットはひとまとめの方が楽でしょ?」と思う人も多いかもしれません。でも僕の場合、実際に分けてみると利便性が爆上がりしました。
✔ よく使うアイテム → すぐ取り出せる場所へ(ザックの外側ポケットなど)
✔ 緊急用アイテム → 奥に収納(ザックのメインコンパートメント)
シンプルな話ですが、使う頻度が高いアイテムと緊急時にしか使わないアイテムを分けるだけでOK。
使用頻度の高いアイテムは即アクセス!

登山中によく使うものってだいたい決まってます。
- 絆創膏(主に靴ずれ対策)
- 抗菌軟膏(化膿予防)
- ロキソニンテープ(主に肩の痛み)
- 痛み止め(軽い頭痛や筋肉痛)
- 下痢止め(電車移動が長い時)
- テーピングorサポーター(膝や足首のサポート)
- 日焼け止め(塗り直し用)
- ワセリン(足のマメ対策)
これらはすぐ取り出せるポーチや外ポケットに収納してみましょう。ザックのサイドポケット、ヒップベルトポーチ、ウエストバッグなど、一瞬でアクセスできる場所に入れておけばストレスゼロ!
緊急用アイテムはしっかり管理!

滅多に使わないけどないと困るアイテムは奥に入れておいてもOK。
- 包帯 & 三角巾(大きなケガ対策)
- 止血パッド(深い傷の応急処置)
- エマージェンシーブランケット(低体温症対策)
- ホイッスル(遭難時の救助要請)
- ライター(多用途で使える)
- 予備の痛み止め & 薬類(持病がある人は必須)
緊急時に必要なものをケースにまとめてザックのメインコンパートメントに収納しておきましょう。すぐ使わないものは「奥にある」ことを覚えておけばOK。
ザックの整理整頓が超スムーズ!

ファーストエイドキットを「1つの大きな袋」にまとめると必要な時にガサゴソ探しがち。でも2つに分けることで、アクセスすべきものが明確になります。
✔ よく使うものはすぐに取り出せる
✔ 緊急用はしっかり保管
✔ 余計なものをゴチャゴチャ持ち歩かなくて済む
この整理術を導入すれば、登山中のストレスがグッと減るはず…!
実際にこの方法を試してみた結果…
実際に「ファーストエイドキットを2つに分ける」を試してみたところ、
✔ 絆創膏や痛み止めがサッと出せて超便利。
✔ ファーストエイドを探す時間が大幅に短縮。
✔ 緊急用アイテムがバラバラにならず管理が楽。
✔ 消耗品の補充がしやすい。
✔ 結果的にストレスフリー。
とにかくアクセス性が格段に向上したのがデカいです。今まで「ザックの奥底に埋もれた絆創膏を探す時間」が地味に大変でした…。
【まとめ】ファーストエイドキットは「使う頻度」で分けるべし!
「よく使うもの」と「緊急用」を分けるだけでザックの整理整頓もスムーズになり、いざという時に探す時間がゼロになるから歩くことだけに集中できます。
登山では「必要なものを必要な時に使えるか?」が重要。そのためのファーストエイドキット整理術、ぜひ試してみてください!
【追記】ファーストエイドキットはカスタマイズしましょう!

市販のファーストエイドキットは「万人向け」なので、使う人によって少しカスタマイズした方が良いと思います。
例えば僕の場合、
✔ ワセリンを追加(長距離を歩く時のマメ防止)
✔ 下痢止めの薬を追加(電車やバスの移動が多いので)
✔ ダクトテープを忍ばせる(応急の包帯やギアの補修にも使える)
一人ひとりの登山スタイルに合わせて必要なものを足していくのがポイントです!