テント泊や山小屋泊での睡眠、ちゃんと満足できていますか?
標高が高くなるほど「ぐっすり眠れない…」「首が痛くなる…」なんて悩みはよくある話。そんな登山の夜を快適に変えてくれるのが、超軽量エアピロー(UL枕)です。
いまや100gを切るモデルも当たり前。中には50g台の“羽のような枕”も登場していて、荷物を減らしたいULハイカーや徒歩キャンパーにとっては、見逃せないアイテム。

しかも最近は、軽さだけじゃなく寝心地にもこだわったモデルが続々登場中です!
この記事では、厳選したおすすめのエアピロー12選を「軽さ順」で紹介。寝心地・収納性・機能性もあわせてレビューしますので、「テント泊やキャンプの枕にもこだわりたい」という方は必見です!
- 僕がテント泊登山やキャンプで使っている枕は「エアロプレミアムピロー」
- EXPED Ultra Pillow M(約50g)
- THERMAREST エアヘッドライトピロー(約58g)
- SEA TO SUMMIT エアロウルトラライトピロー(約60g)
- DAYTONA neGla(ネグラ)エアピロー+(約72g)
- SEA TO SUMMIT エアロプレミアムピロー(約79g)
- NEMO Fillo Elite(約80g)
- KAMMOK パフィン エアーピロー(約85g)
- コクーン エアーコアハンモックピロー(約88g)
- FIELDOOR ウルトラライト エアーピロー(約90g)
- 満天ピロー(約106g)
- ISUKA コンフィエアピロー(約120g)
- Hikenture キャンプ枕(約140g)
- まとめ:テント泊やキャンプの枕で軽さも寝心地も妥協しない、ウルトラライト派のためのエアピロー選び
- 登山用エアピローに関するよくある質問(FAQ)
僕がテント泊登山やキャンプで使っている枕は「エアロプレミアムピロー」

実際に僕が登山やキャンプで愛用しているのは、Sea to Summit(シートゥサミット)のエアロプレミアムピロー。決め手はやっぱり、寝心地のよさと絶妙な厚みです。
起毛された50Dのポリエステル生地が肌に優しく、頭を包み込むようなフィット感がテント泊でもぐっすり眠れる理由。
エアピローにありがちな「ビニール感」がまったくなくて、今回紹介している枕の中ではちょっと重め(約79g)ですが、それ以上の快適さがあります。
「軽さ最優先」じゃなくて、“軽いのにちゃんと寝れる”枕が欲しい人には間違いなくおすすめできる枕です。
EXPED Ultra Pillow M(約50g)

今回紹介している枕の中で一番軽量なのがEXPEDのウルトラピロー Mです。
わずか50gという超軽量設計ながら、38×27×10cmとしっかりしたサイズ感。リサイクル20Dストレッチポリエステルを採用し、顔に触れる面は柔らかく、違和感のない肌ざわり。上下の向きを変えたり、空気量を調整したりすることで、自分好みの高さにカスタマイズ可能です。
空気の出し入れは、逆止弁付きのコンボバルブでスピーディ。わずか数回の呼気で膨らみ、撤収時も一瞬で空気が抜けるので、撤収の煩わしさもありません。両端にはアイレットを搭載し、マットに固定してズレを防止できるのも嬉しいポイント。
超軽量・超コンパクトなエアピローは、ULハイクやキャンプ、旅行に最適。荷物の隙間にひょいと収まる、頼れる睡眠ギアです。
THERMAREST エアヘッドライトピロー(約58g)

ネオエアシリーズなどのスリーピングマットで有名なサーマレストの枕「エアヘッドライトピロー」です。
軽量な空気注入式ピローで、好みに応じて硬さを調整可能。収納時は手のひらサイズになり、わずか58gという軽さでウルトラライト装備にもすんなり馴染みます。寝袋のフードにぴったり収まる設計で、ズレにくく安定感も抜群。
中身は高耐久のTPU製エアチャンバーを採用し、外側には肌触りの良いポリエステル素材を配置。静かな寝返りとソフトな触感を両立し、しっかりとした頭のホールド感も魅力です。
登山やツーリングキャンプ、テント泊縦走など、「少しでも軽く、それでも快眠を」というニーズに応える1台。軽量×快適の絶妙なバランスを体感できる、こだわり派にこそおすすめのエアピローです。
SEA TO SUMMIT エアロウルトラライトピロー(約60g)

「とにかく荷物は軽くしたい、でも快適な睡眠は捨てたくない」そんなアウトドア愛好者にぴったりなのが、Sea to Summitのエアロウルトラライトピローです。
わずか60gの超軽量設計ながら、ストレッチニットの優しい肌触りと、湾曲バッフルによる絶妙なフィット感で、しっかりとした寝心地を確保。頭が安定しやすく、仰向け・横向き問わず自然な姿勢で快眠をサポートしてくれます。
高強度TPUラミネート加工を施した20Dポリエステル生地を採用し、軽さと耐久性を両立。専用ミニバルブで吸気・排気・微調整がスムーズに行え、キャンプ初心者でも扱いやすい設計になっています。
収納時はわずか直径5.5×7.5cmの手のひらサイズで、どんな隙間にもすっぽり収まるコンパクトさ。枕がズレない「ピローロック」対応で、寝ている間も安心です。登山・テント泊・バックパック旅行まで、快眠を諦めたくないすべての軽量志向ユーザーにおすすめの一品です。
DAYTONA neGla(ネグラ)エアピロー+(約72g)
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バイク用品メーカーとして知られるデイトナ(DAYTONA)が手がけるエアピロー「neGla(ネグラ)」は、ソロキャンプやツーリングに最適な軽量&コンパクト枕です。
空気注入式で、お好みに合わせて硬さを微調整可能。寝袋にすっきり収まるサイズ感で、寝返りによる枕のズレも防げる仕様となっています。特に注目なのは、同社のマット「JYUKUSUI mat」とスナップボタンで連結できる機能。マット+ピローの一体化により、就寝時のズレを完全にシャットアウトします。
素材には、柔らかくもしっかりとしたポリエステル+TPUを採用。コンパクトにたためばポケットサイズに収まるため、バックパックの片隅にもスッと収納できます。
登山やキャンプ、バイク旅など、「コンパクトさ+快適性+安定性」を求める人にぴったりの一品。デザイン・性能ともに、こだわり派アウトドアユーザーの満足度を高めてくれるアイテムです。
SEA TO SUMMIT エアロプレミアムピロー(約79g)

「アウトドアでもぐっすり眠りたい」そんな快適さ重視のハイカーやキャンパーにおすすめなのが、Sea to Summitのエアロプレミアムピローです。
柔らかく起毛した50Dストレッチニット生地と、中綿入りのピローケース構造により、ふわっと頭を包み込む極上の寝心地を実現。内部のバッフルが頭をしっかり支えてくれるので、横向きでも仰向けでも自然な姿勢をキープできます。
さらに、湾曲した形状が肩に沿う設計になっており、どんな寝姿勢でも枕がズレにくいのが魅力。簡単に吸気・排気・微調整ができるミニバルブにより、膨らませるのも空気を抜くのもスムーズ。
重量はわずか79g、収納時は手のひらサイズで、テント泊・登山・バイクツーリングなど、荷物を軽くしたい旅にもぴったり。快眠にこだわりたいULハイカーにもおすすめのエアピローです。
NEMO Fillo Elite(約80g)

「軽さも寝心地も妥協したくない」そんなミニマル派のアウトドア愛好家におすすめなのが、NEMOのFillo Eliteピローです。
手のひらサイズに収納できる約80gの超軽量設計ながら、ふっくらとした厚みと優しい肌ざわりを兼ね備えた一品。エア注入式に加え、100%リサイクル素材のZerofiber™インサレーション入りで、冷気をシャットアウトしながら心地よく頭を支えてくれます。
自然な枕の形状を再現した3Dバッフル構造が寝姿勢にしっかりフィット。収納袋は本体と一体型になっているため、紛失の心配もゼロ。使わないときは直径8×10cmにまでコンパクト化でき、荷物のすき間にもサッと入ります。
登山、縦走、車中泊、さらには飛行機での長距離移動まで。「軽さ・快適さ・機能性」すべてを求める人にこそぴったりの、次世代型アウトドア枕です。
KAMMOK パフィン エアーピロー(約85g)

「登山やキャンプの夜も、ぐっすり眠りたい」そんなアウトドア派におすすめなのが、KAMMOKのパフィン エアーピローです。
本体は柔らかく4方向に伸びるポリエステル素材を使用し、頭にフィットする快適設計。空気量を調整すれば、硬さや高さも自在に変えられるので、自分好みの寝心地が手軽に実現できます。ハンモック用の固定アクセサリーが付属し、寝返りを打ってもズレにくい安心感もポイントです。
収納時は直径約7cm×高さ11cmと、スマホよりもコンパクト。重量も約85gと軽く、バックパックの隙間にスッと収まり、持ち運びもラクラク。展開時は十分なサイズ感で、野外でもしっかりと頭を支えてくれます。
軽さと快適性を両立し、登山・キャンプ・旅行、さらにはハンモック泊にも対応。新しい眠りのスタイルを提案してくれる、冒険好きにぴったりのトラベルピローです。
コクーン エアーコアハンモックピロー(約88g)

「ハンモックでも熟睡したい」そんなアウトドア派の声に応えて誕生したのが、COCOON(コクーン)のエアーコアハンモックピローです。
独自の立体構造と付属のゴムコード+カラビナで、ハンモックにしっかり固定できる専用設計。もちろんハンモックがなくても普通の枕としても使用可能です。柔らかなマイクロファイバー素材のカバーは肌ざわり抜群で、合成フィル層+インフレータブルエアコアの2層構造が快適な寝心地を提供します。
薄型バルブで空気の出し入れも簡単。重さはわずか88g、収納時は手のひらサイズで、荷物を極力減らしたいミニマリストキャンパーにもぴったり。専用サスペンションキットが付属しているため、設置もスムーズ。
「軽さ・快適さ・実用性」を兼ね備えたこのピローは、ハンモック泊を格上げしてくれる小さな名脇役です。
FIELDOOR ウルトラライト エアーピロー(約90g)

「軽さも寝心地も大事にしたい」そんな登山・キャンプ好きにおすすめなのが、FIELDOORのウルトラライト エアーピロー。
わずか約90gという超軽量仕様ながら、TPU製のしっかりしたエアチャンバーとポリエステル綿入りの2層構造で、頭をしっかり支えてくれる安心感があります。コンパクトに収納できるので、バックパックの片隅にスッと収まり、ツーリングや縦走登山にもぴったり。
20Dリップストップ生地は摩擦や汚れにも強く、裏面には滑り止め加工付き。寝返りを打ってもズレにくく、テント泊での快眠をサポートします。
二重構造の逆止弁バルブで空気の出し入れもスムーズ。設営・撤収時の時短にもつながります。軽さ・使い勝手・寝心地のバランスが絶妙で、価格も手頃。コスパに優れたエアピローを探しているなら、この一台がベストチョイスかもしれません。
満天ピロー(約106g)

「星空の下で、心地よい眠りを味わいたい」そんな願いを叶えてくれるのが、boomieの【満天ピロー】です。
軽量&コンパクト設計ながら、低反発フォームを採用し、まるでホテルの枕のようなリッチな寝心地を実現。キャンプや登山などのアウトドアはもちろん、車中泊や職場での仮眠にもぴったりです。
頭を乗せた瞬間ふわっと包み込まれる感覚は、一度使うと手放せなくなるほど。フィット感を高めるアーチ形状と、空気の量で高さ調整できる設計により、自分好みの寝姿勢が作れます。さらに、約118gという超軽量仕様で持ち運びもらくらく。
わずか5回ほど息を吹き込むだけで膨らみ、片手に収まるサイズに収納可能。日本企業の徹底サポート&返品保証付きなので、初めてのアウトドア枕としても安心して選べます。
ISUKA コンフィエアピロー(約120g)

「登山やキャンプでも、しっかり眠って翌日に備えたい」——そんなアウトドア派におすすめなのが、ISUKAのコンフィエアピローです。
ソフトな肌触りのカバーと、中わたにプロマロフト®を使用することで、エアピローながらも快適な寝心地を実現。適度な厚みと30×40cmのワイドサイズで、しっかり頭を支えます。高さ調整も簡単な空気注入式で、自分好みの硬さに微調整できるのもポイントです。
取り外し可能なカバーは洗濯機で丸洗いOK。汗や皮脂が気になるアウトドアでも、いつでも清潔に保てます。収納時は手のひらサイズに収まり、テント泊やバックパック旅にもぴったりの一品です。
軽さも快適さも両立したISUKAのコンフィエアピロー。荷物は減らしたいけど睡眠の質も落としたくない…そんなULハイカーにもおすすめの相棒です。
Hikenture キャンプ枕(約140g)

「アウトドアでもぐっすり眠りたい」そんなキャンパーや登山者におすすめなのが、Hikentureのキャンプ枕です。
人間工学に基づいたアーチ型デザインが首や頭をしっかりサポート。両端がやや高く、中央にくぼみがある構造で、安定感ある寝心地を実現。付属の綿100%カバーは肌触りも抜群で、裏面には滑り止めラバーを配置。寝ている間もズレにくく快適です。
空気注入式で、たった3~5回吹き込めば膨らむ手軽さ。ボタン操作で空気量の微調整も可能なので、硬さや高さは自分好みにカスタマイズできます。TPU製のクッション部は耐摩耗性に優れ、水洗いできて清潔さもキープ。
収納時は手のひらサイズでわずか140gと軽量。ザックの隙間にすっと収まり、旅先での快眠をしっかりサポートしてくれます。登山・キャンプはもちろん、腰枕や機内・車内用としても大活躍。365日間の安心保証も付いており、はじめてのエアピローにもぴったりの一台です。
まとめ:テント泊やキャンプの枕で軽さも寝心地も妥協しない、ウルトラライト派のためのエアピロー選び
「軽さは正義」とはいえ、山での睡眠が快適じゃないと翌日の行動にも響く。
今回紹介したエアピロー11選は、軽量・コンパクト・寝心地のバランスを徹底的に追求したアイテムばかり。わずか50g台のモデルから、100g前後でも驚くほど快適なプレミアム枕まで、用途やスタイルに合わせて選べます。
ULハイクや徒歩キャンプでも“ちゃんと眠りたい”あなたに、ぜひぴったりの一つを見つけてください。
登山用エアピローに関するよくある質問(FAQ)
以下では、多くの登山者が疑問に思うエアピローに関することをFAQ形式でまとめました。
Q1. エアピローは本当に必要ですか?
必須ではありませんが、快眠の質を大きく左右します。登山やキャンプでは寝不足が翌日の体力に直結するため、首や頭をしっかり支えてくれるエアピローは非常に有効です。荷物の重量が気になる場合も、軽量モデルを選べば負担はほとんどありません。
Q2. 普通のタオルや着替えを枕代わりにするのと何が違いますか?
タオルや着替えでも代用は可能ですが、安定感や高さの調整が難しいのが欠点。エアピローは空気量で高さや硬さを調整でき、寝返りを打っても崩れにくい設計のため、より深い眠りをサポートします。
Q3. 空気を入れるのに時間はかかりますか?
ほとんどのエアピローは3〜5回息を吹き込むだけで膨らみ、数秒でセットできます。収納時もバルブを開けて丸めるだけなので、撤収もスムーズです。
Q4. 空気漏れや耐久性は大丈夫ですか?
安価なモデルだとパンクのリスクがあるため、信頼できるアウトドアブランドのものを選ぶと安心です。万一に備えてリペアシート付きの製品を選んだり、地面に直接置かずマットの上で使用するのがおすすめです。
Q5. 冬山や寒冷地でも使えますか?
使用可能ですが、冷気が伝わりやすい点には注意が必要です。フリースカバーやタオルを巻いて使うと保温性が高まり、より快適に眠れます。
Q6. テント泊以外でも使えますか?
もちろん使えます。車中泊、飛行機移動、フェスやキャンプ、さらには自宅での昼寝用など、さまざまなシーンで活躍する万能アイテムです。